
| Earth,
Wind & Fire 2006/1/18 日本武道館 |
アー
スが来日すれば「とりあえず行っとかなきゃ」ということで今回も行って来た。私にとって5度目のコンサートとなる。 今回は初めての武道館アリーナ席ということで、期待と不安が半々だったが、とにかく近くで見れるのはいいことだ。今回もステージがえらくこじんまりとして いたので、ダンサーのおねえちゃんが来てないことは早々と予想がついた。また、コンサートの宣伝にはモーリス・ホワイトが来日するともしないとも書いてな かったがやはり来日しなかった。まあ、あまり期待はしてなかったが。 選曲に関して、できれば昔のように最初から最後までヒット曲を連発してもらいたいのだが、昨年「イルミネーション」というニュー・アルバム(まだ聴いてい ない)を発売したばかりなので、知らない曲をやられるのは覚悟はしていた。結局前半は「熱く」なれた曲が「シャイニング・スター」「ブギ・ワンダーラン ド」など数曲しかなかった。 そして今回もコンサート中盤でスローな曲やインスト・ナンバーを連続して演奏する「中だるみ」状態があり、ここ何度かの来日ではお決まりになってきたよう だ。「アフター・ザ・ラブ・ハズ・ゴーン」「リーズンズ」など、それぞれは大好きな曲なのだが、アースのようなファンク・バンドで、スロー・ナンバーを 4、5曲も連続して演奏することに不満なファンは私だけではないだろう。しかし後半の最後の最後になってようやく「ファンタジー」「シング・ア・ソング」 「セプテンバー」「レッツ・グルーブ」といった超有名曲を連発してくれて大いに盛り上がれた。しかしアンコールなしってどういうこと?(これには会場全体 がブーイング) 選曲や曲順については百歩譲ったとしても、今回はどうみてもバンド全体として「リハーサル不足」が原因ではないかと思われるようなまとまりのなさを感じた のは私だけだろうか?サックスソロの終わり方がどうみても不自然だったり、「セプテンバー」ではフィリップが歌詞を間違えたような気がするのは気のせいだ ろうか。極めつけはラストの「レッツ・グルーブ」のエンディングで、素人にもわかるぐらいグダグダの終わり方で、見てるこちらが冷や冷やした。友達が言う には「キーボードの調子がおかしかったのでは」とのこと。しかもアンコールなし。さらに言えば、グッズ販売もいまいちなデザインのTシャツ2種類(半袖と 長袖)のみでプログラムもなし。Tシャツはデザインが気に入れば買おうと思っていたが当然パス。 なんだか前回(2004年)のコンサートレポート以上に厳しい評価となってしまったが、好きだからこそ何とかならないかという気持ちになってしまう。昔の ような休む暇もないほどのノリノリのアースを期待するのは酷なのだろうか?こんな状態だとアル・マッケイが復帰でもしない限り、次回は行かないかもしれな い。 まあ、バーダイン・ホワイトは相変わらず元気だったし、モーリスのオハコであったカリンバをフィリップ・ベイリーが演奏するのも聴けたので良しとしよう。 (と言い聞かせている) |
| 八
木隆幸3 2005/2/17(木) 千駄木 Jazz Club DJANGO |
大
学の軽音楽部の1年後輩でJazz
Pianistの八木君。元々ジミー・スミスに憧れてハモンドオルガンを弾いていたそうだが、在学中にピアノに転向。彼がまだ1回生の夏合宿で、ハモンド
で完璧なまでのBE-BOPスタイルのソロを弾き「すごいやつが入ってきたなあ!」と驚いたのをよく覚えている。2年ぐらい前に出した1stアルバムを聴
いた時も、私の大好きなオールド・スタイルのピアノを貫き、更に磨きがかかっていて感動した。 約半年前に関西から東京へ拠点を移したにもかかわらず、横浜でのライブが多いため一度も聴きに行けていなかった。千駄木なら会社帰りでも行きやすい。初め て行ったこのDJANGOというライブハウスは、こぢんまりしていていい感じのハコだ。 八木君のスタイルは先日聴きに行った先輩の岡本洋さんとは対照的に、実にブルージーでスウィンギーなピアノを弾く。曲はオスカー・ピーターソン、デュー ク・エリントン、ナット・キング・コールなどの曲をやっていた。最近は難しいことをやりたがるミュージシャンが多い中、こういうオーソドックスでブ ルージーでスイングするピアニストは本当に貴重だと思う。私の大好きなジュニア・マンスにも通じるところがあり、絶対にま た聴きに行こうと思った。 八木隆幸HP |
| TOWER OF POWER 2005/2/6(日) ブルーノート東京 2nd Stage |
私
自身TOPのコピーバンドにも参加しているため、知り合いから誘われて迷わず行くことに決めた。ただ、昔から好きなバンドの一つではあるが、バンドでやっ
ている曲以外は初期のアルバムの曲ぐらいしか知らない。 まず最初にBlue Note東京の予約が早々と満席という大人気ぶりに驚いた。仮に私の勤める会社で「タワー・オブ・パワー知ってる?」と聞いても、9割9分知らないだろ う。特に大ヒット曲があるわけでもないにもかかわらず、好きな人は結構いるもんだ。さらに 会場に入ると大学生のグループっぽい客が結構多く、客層が予想以上に若かった のも驚きだった。おそらくほとんどが楽器をやっている人達だろう。 ライブは1曲目からノリノリの大盛り上がりで、特にステージ前に陣取った連中は狂ったように踊っていた。半分ぐらいは私の知らない曲だったが、お馴染みの 曲やバンドでやってる曲も結構やってくれた。あまり有名でない曲(私が知らないだけかもしれないが)でも、一緒になって唄っている人が結構多いのを見て、 TOPにも本当に熱狂的なファンっているんだなあと思った。 今回はロッコとガリバルディの黄金のリズム・セクションの復活が何かと話題だったが、それってアース・ウィンド&ファイアーで言うと、モリース・ホワイト の復活に匹敵することなのだろうか?私はやはりホーン隊に目と耳が向いた。特にバリサクのDoc Kupkaはまるで顔の下半分がマウスピースと一体化しているかのようで、低音をバシバシ決めていた。Thomas Politzerのテナー・ソロはJazzっぽさの微塵も感じない、完全にSoul-Funk-Rock系のサックス・ソロで私のもっとも好きなタイプ。 音がオクターブでポンポン跳び、リズムがビシバシ決まり、「これでもか!」という程の高音でのフラジオ奏法。また、コピーバンドの方で懸案事項となってい る(?)、ホーンの振り付けも大変参考になった。(かな?) そして予想外によかったのは2000年にTOPに加わったというVocalのLarry Braggs。スローナンバーでのシャウト振りはまるで70年代のTeddy PendergrassやBobby Womackの熱唱を彷彿とさせる。これまでのTOPのボーカルであそこまで聴かせるボーカルはいなかったのではないかと思う。 いやー、ほんまにええもん見させてもらいました。 |
| 安部”ジーナ”マリア 2005/1/27(木) 新橋SOMEDAY |
SOMEDAY
がまだ新大久保にあった頃(約10年前?)、毎月のように聴きに行っていた安部”ジーナ”マリアさんのライブ。その当時からキーボードは私の大学の軽音楽
部の大先輩である岡本洋さんで、元々は岡本さん目的で聴きに行き始めたと記憶している。当時は岡本さん、納浩一さん(B)、布川俊樹さん(G)らとマリー
ナ・ショウの曲など16系中心の選曲だった。 今回は岡本洋(P)、長谷川泰弘(B)、大野孝(Ds)というピアノ・トリオをバックにほぼJAZZ中心の選曲で、ジーナマリアさんのモロJAZZを聴く のは初めてだったが、16系よりもむしろJAZZ系の方がいいのではと思うぐらいよかった。日本人のJAZZボーカリストで、ここまで「味のある」ボーカ ルを聴かせる人は少ないのではないかと思う。 岡本さんのJAZZプレイを聴くのも本当に久し振りだった。目を閉じて聴いているとまるでBill Evansの生演奏を聴いているかような錯覚に陥る。かつて雑誌Jazz LifeにBill Evansのハーモナイジング講座を執筆しておられただけのことはある。あまりプロのミュージシャンの方に「誰それに似ている」というのは失礼かもしれな いが、ピアニストは有名どころしか知らない私の印象としては、まさにBill Evansのようなピアノなのである。最近はアレンジャー、プロデューサーの仕事が多いのかあまりライブで名前を見ないが、生で聴ける機会があれば是非ま た行きたいと思った。 その岡本さんがデビューアルバムを出されたそうである。といっても一昨年のことらしい。本人曰く「ソロ・ピアノで何の構想もなく思いつきで好きなように弾 いた」とのことだが、ピアノにリアルタイムでエフェクターをかましたり、色々やっているそうである。宣伝していた割にはCDを持ち合わせていないとのこと で、金だけ払って送ってもらうようにした。 岡本洋デビューSolo Pianoアルバム「“Slipped Disk”Blue」2003年5月7日発売 ■定価:2,600円(税別)* http://www.rockoncompany.com/shop.html |
| Yasu Sugiyama Group 2005/1/24(月) 自由が丘マルディグラ |
メ
ンバーはYasu
Sugiyama(P)佐藤達哉(Sax)植田博之(B)平川象士(Ds)。リーダーでキーボーディストの杉山泰さんが、私の知り合い(ギター弾き)の学
生時代からの友人ということで誘われて行った次第。かつてその知り合いを通じて杉山さんとは何度か面識があったが覚えておられないようであった。ハコは自
由が丘のマルディグラという小さなライブハウスで、60〜80年代の音楽とアメリカ南部の家庭料理が自慢と言う私にとっては申し分ない店。 曲は1部が杉山さんの大好きなドン・グロルニックの曲、2部は自身のオリジナル中心。ドン・グロルニックと言えば、かつてLive Under The Sky 1989でMichael Brecker、Bill Evans、Stanley Turrentine、Earnie Wattsという4テナーをフロントとしたSELECT LIVE SAXOPHONE WORKSHOPの演奏を生で聴いたことがあるが、Pools、Cactusなどあらためて聴いてもいい曲が多い。 テナーの佐藤さんの生演奏はこれまでに何度か聴いたことがあったが、あのような小さなハコで生音に近い音(1m程度の距離)で聴くとさらに迫力があった。 よくもまあ、あれだけ次から次へとフレーズが湧き出てくるなあと感心した。 ベースの植田さんは、この日初めてこのメンバーで演奏したそうだが、明らかに私の大好きなFunk系ベースで、アース・ウィンド&ファイターズのメンバー と聞いて納得。ちなみに私が現在タワー・オブ・パワーのコピーバンドでご一緒させて頂いているギタリストもファイターズのメンバー。ドラムスの平川さんも 非常にタイトなドラムで、聴かせどころ満載だった。 特に目新しいことをやっているわけではないが、いい曲はいつの時代もいい曲で、それを熱く演奏してくれるだけで私にとっては十分満足だ。マイク・マイニエ リの"I'm Sorry"も懐かしかった。 |
| Michael
Franks 2004/10/23(土) ブルーノート東京 2nd Stage |
い
まだに"Art of Tea"(1975)と"Sleeping
Gypsy"(1977)はちょくちょく出しては聴いている上、コンテンポラリー系ではサンボーンとともに大好きなアルト奏者であるクリス・ハンターも来
るということで楽しみにしていた。 当日15時に配布する整理券ももらわずに開場時間を過ぎて行くと、入場番号は114番目で予想に反して(?)会場は既に満員だった。さすがに年齢層は高 かったが、やたらと外国人客の姿が目立った。 1曲目が始まり、マイケルが歌い始めた途端、私が長年聴いてきたあの音空間が会場に蘇った。最近のエルビス・コステロのように歳とともに(良く言うと)円 熟味を増すボーカリストもいるが、マイケルは昔のままで安心した。元々囁き系(?)のボーカルなので変わりようがないのかもしれない。顔がなんとなく上田 正樹に似てると思っていたら、1曲目が終わったところで自ら「こんばんは、上田正樹です。No No」と冗談を飛ばしていた。 レコードでのサンボーンやブレッカーのソロが頭に焼きついてるため、クリス・ハンターがどのようなソロを吹くのかも楽しみの一つ(というか最大の楽しみ) だったが、アルトのソロに関しては、さすがというか、ギル・エバンス・オーケストラで揉まれ、リーダーアルバムを3枚出しているだけのことはある。ただ、 アルト以外にテナーとフルートも吹いたが、テナーに比べるとやはりアルトの方が断然よかった。 実はマイケル・フランクスを聴きに行くのは2回目で、前回は1982年にデイブ・グルーシン&ドリーム・オーケストラのゲストととして来日し、大阪のフェ スティバル・ホールに聴きに行った時以来なので、実に24年振りにということになる。あの当時は名前ぐらいしか知らなかったが、パーカッション片手に当時 私が唯一知っている曲だった"Monkey see, Monkey do"を歌ったことだけを覚えている。今回もパーカッション片手に歌っていたが、持っているだけで全然鳴らしていなかったのはご愛嬌(?)か。 ちなみにクリス・ハンターについても、1987年にNew YorkのSweet Basilでギル・エバンスのMonday Night Orchestraに参加していた時に聴いて以来なので、17年振りということになる。あの当時のクリス・ハンターは、細身でダンガリーシャツにジーンズ という服装でまるで大学生のようだったが、17年経った今はかなり恰幅がよくなっていた。1957年生まれというから47歳なので当然か。 ライブは終始会場全体がマイケルの世界で一体となっているのがよくわかった。前述の2枚のアルバムに入っている曲のイントロが始まると方々から拍手が起 き、やはりあの2枚は名盤だということを改めて知った。2ndステージだったためか、ブルーノートではよくある1時間そこそこで終わってしまうこともなく (アンコール含め約1時間20分)、全体を通して曲順もよく、適度にバックメンバーのソロをフィーチャさせるなど、ここ最近の私が聴きに行ったブルーノー トでのライブの中では断突によいライブだった。 ![]() "Art of Tea"(1975)と"Sleeping Gypsy"(1977) |
| Earth,
Wind & Fire 2004/9/4(土) 日本武道館 |
1994、
2001、2002に続き、私にとって4回目のアースのコンサート。パーキンソン病のモーリス・ホワイトが何年か振りに復帰した2002年の来日もモーリ
ス最後の来日と言われていたが、今回もモーリス最後の来日らしい。前回もそうだったが今回もモーリスは相当やばそうだった。ステージに立っていたのは全体
の半分ぐらいだっただろうか。本来モーリスが歌うはずの曲もフィリップ・ベイリーや他のボーカリストが歌ったりしていた。声もかつてのようなパンチはなく
聴き取りにくいぐらいだった。しかし腐ってもモーリス。動いている姿を見れるだけでも良しとしよう。カリンバの演奏は悪くなかった。それに比べ、フィリッ
プ・ベイリーの歌は昔以上によくなっていた。フィリップ・ベイリーは一時期(杏里と共演したりしていた頃)太って高音がでなくなっていた時期もあったが、
完全に復活したと言っていいだろう。 しかし今まで見たアースのコンサートの中では、やはり1994年の国立代々木競技場での千年伝説ツアーが一番良かった。何よりもモーリスがまだ元気だった 上、演奏も素晴らしかった。この時のライブはDVDにもなっている。2001年の武道館もモーリスがいなかったとはいえ曲構成や演奏は完璧で、途中でDJ が出てきて「Funkの歴史」のようなコーナーがあり、KOOLやAWBの曲をメドレーでやったり、弟のバーダインがステージ中を暴れまわっていた。それ に比べ、モーリスが復帰した2002年、2004年は、モーリスを気遣ってか全体的にスローの曲やインストの曲の割合が多く、途中で中だるみの感は否めな かった。 今回のステージに至っては、いつも"Boogie Wonderland"で素晴らしいダンスを披露していた女性ダンサーの姿もなく、このステージのためにオーディションした日本人の素人(?)ダンサーが 大量に出てきて盛り上がっていたのは興醒めしてしまった。 しかし大好きなアースのことなので、また来日すれば行ってしまうのだろうなあ。 |
| Isley
Brothers 2004/3/6(土) ブルーノート東京 1st Stage |
"Summer
Breeze"、"Between The Sheets"、"Footsteps in the
Dark"といったメロウ系の曲が大好きだったので、来日したら絶対聴きに行こうと思っていた。 ライブそのものは良かったのだが座った席が悪かった。ステージ真横の席でパーカッションの真後ろだったが、パーカッションの前に防音のための透明の壁があ り、ボーカルを壁越しに見ないといけなかった。しかも前の奴の座高が高くて見えない。変な体勢で見たので余計に疲れた。 ド ラマーとサックス奏者は最後まで見えなかった。 音響もよくない。今度行く時はステージから離れてでもなるべく正面に近い席に座らせてもらおうと思う。 しかしライブ自体は、オープニ ングの "Between the Sheets"のイントロが流れた瞬間から会場は既に大盛り上がり。ボーカルのロナルド・アイズレーの休憩のためか、途中でバックメンバーがマイケル・ ジャクソンの曲やJBの曲を歌ったのは余計だったが、往年の名曲をたくさん聞かせてくれたので、まあまあ満足だった。無茶苦茶セクシーなダンサーの姉ちゃ んが、ステージ脇では明らかに宿 泊しているホテルから拝借してきたような浴衣を羽織っていたのが笑えたのと、ギターのアーニー・アイズレーが、詐欺で逮捕されたジー・オー・グループ 大神会長のような網シャツを着ていたのはちょっと寒かった。 今月末にファラオ・サンダースが来るらしい。行きたい。 |
| Stevie
Wonder 2003/12/27 さいたまスーパーアリーナ |
ス
ティービー・ワンダーを聴きに「さいたまスーパーアリーナ」まで行ってきた。昨年の国際フォーラムで
のEarth, Wind &
Fireの時と違い、ステージからえらく離れた席で、これは盛り上がれないかなと思ったのも最初だけ。徐々に盛り上がりを見せていき、途中からは遠さもあ
まり気にならないぐらい素晴らしいステージを見せてくれた。 私の大好きな"Lately"と"My Cherie Amour"では、なんと感動で涙がこぼれてしまった。私自身、音楽を聴いて涙するなんて、ウン十年生きてきて初めての出来事だったので自分でも 驚いている。前回のEarth, Wind & Fireの時に、演奏が始まった途端、カミさんが感動で涙していた時は引いてしまったが、今日ようやくカミさんの気持ちが理 解できた。ちなみにカミさんは今日も感動で泣いていた。 そして途中でなんと平井堅が飛び入り(?)で、"You Are The Sunshine Of My Life"をスティービーとデュエットするというおまけまでついた。平井堅は急遽ステージに引っ張り出されたようで、かなりビビった様子で「歌詞間違うか も しれんわ」などと言いながらも、コンサートに水を差すことのない素晴らしい唄を聞かせてくれた。 後半は"Do I Do"、"Isn't she lovely"、"I Wish"、"Sir Duke"といった派手目の曲のオンパレードで、"Superstition"で最高潮に達した。アンコールでは大観衆をコーラスに、新曲(?)も披露し てく れて大満足のコンサートだった。 スティービー・ワンダーは私にとって最も好きなアーチストの一人であり、いつか生で聴いてみたいと思っていたが、わざわざ埼玉まで行って、しかもあのバカ でかいホールということで、期待と不安が半々だったが、不安を見事に打ち消してくれる素晴らしいコンサートだった。 ただ、ステージ最前列の席と、私が座った2階席(かろうじて本人が確認できる程度)のチケットが同じ値段というのはどうかと思う。どうせ前の方のいい席は スポンサーとか関係者にばら撒いているんだろうけど。 |
| The Crusaders 2003年10月 ブルーノート東京 2nd Stage |
メ
ンバーはオリジナルメンバーのジョー・サンプル(p,kb)、ウィルトン・フェルダー(sax)に加えてレイ・パーカー
Jr.(g)、スティーブ・バクスター(tb)フレディ・ワシントン(b)ケンドリック・スコット(ds)。15年振りの日本公演ということだが、その
間、フロントの2人が組んだNext Crusadeや、復活したJazz
Crusadersとしては来日していた。要はジョー・サンプルがいないとCrusadersというバンド名は使えないようだ。今回はジョー・サンプルが
復帰した代わりにウェイン・ヘンダーソンが抜けた構成だが、この二人が再び一緒に演奏することはもうないのだろうか。 大昔(1992年、まだブルーノート東京が現在の場所に移転する前)、Next Crusadeを聴きに行ったことがあるが、その時は私が高校時代から長年聴いてきたCrusadersサウンドとは違うものを感じ、いまいち乗れなかっ たのを覚えている。やはりジョー・サンプルがいないとあのサウンドは出せないのだろう。 今回はジョーサンプルがいることで、一気にクルセ度が増していたが、ウィルトン・フェルダーのソロが全盛期に比べると幾分おとなしくなっていた感じがし た。もっとゴリゴリのテキサス・テナーを聴かせてほしかった。また、いくらレイ・パーカーJr.がいるとはいえ、アンコールが「ゴースト・バスターズ」と いうのはどうかと思う。それでもみんなと一緒に「ゴースト・バスターズ!」と掛け声をかけている自分が悲しかった。どうせなら"Spiral"あたりを最 後に一発ぶちかましてほしかった。 尚、この日は来日中のピーボ・ブライソンが客席にいて紹介されていた。 追記 この時の録音が"Live In Japan 2003"として、2004/11/25に発売された。 |
| Earth,
Wnd & Fire Japan Tour 2002 2002/11/29 東京国際フォーラム |
昨年に続き今年もEarth Wind &
Fireのコンサートに行って来た。今年は何と言ってもMaurice
Whiteが6年ぶりの復帰ということで楽しみにしていた。かつてはMaurice
Whiteはパーキンソン病のため復帰は絶望と言われていた。(パンフレットでMauriceの
年齢が61歳と知ってビックリ!) そして予想はしていたがやはりMauriceはかなりやばそうだった。最初に数曲歌った後、舞台袖に引っ込んでしまい、しばらく出てこなかったので、 「えっ、もう終わり?」と思ったが、中盤にさしかかった頃に何と客席から再登場。しかし結局全体の半分ぐらいしか歌わず、それ以外はずっと袖に引っ込んだ ままだった。Mauriceは動きも鈍く、声も必死に絞り出しているようで見ていて痛々しかった。 選曲はスローナンバーやインストの曲がやたらと多く(ハッキリ言って中盤は中だるみ)、病気のMauriceにかなり気を使った選曲のように感じた。バン ドとしての完成度はMauriceのいない昨年の方が数段高かった。昨年はMauriceのパートは代役(といってもかなりの実力派)が務め、 Philip BaileyのパートはPhilip本人が歌っていたが、今回は曲によっては本来Mauriceが歌う部分をPhilipが歌い、Philipのパートを 女性ボーカルが歌ったりと、何か中途半端な気がした。 とは言え、誰が何と言おうとMauriceはEW&Fの象徴的存在には変わりはない。アンコールで歌ったThat's The Way Of The Worldの合いの手の「ウェーオ!」が今でも耳から離れない。 しかし相変わらず弟のVerdine Whiteは元気だ。 ![]() Philip Bailey, Verdine White, Raph Johnsonのサイン入りパンフ! |
| Prince
Japan Tour 2002 2002/11/15(金) 東京国際フォーラム |
知人が出張で行けなくなったためチケットが回って来たのだが、ブラッ
ク・ミュージック
が好きな私でもこれまでプリンスはあまり足を踏み入れない存在だった。知っている曲といえば、"Purple Rain", "Kiss", "Do
Me Baby"ぐらいだった。なのでプリンスよりもむしろバック・ミュージシャンで参加するMaceo
Parker(saxphone)に期待して行ったのだが、プリンス自体も予想以上に素晴らしかった。 かなり玄人向けの(一般受けしそうにない)Funkっぽい曲も多いが、スロー系の曲の中にはかなりポップな曲もあり、しかも無茶苦茶歌がうまい。 デビュー当初から神童と呼ばれ音楽的評価が高いのも頷ける。Sinead O'Connorの"Nothing Compare 2 U"やChaka Khanの"Feel For You"がプリンスの曲だとは知らなかった。もちろんMaceoのサックスも存分に堪能できた。 それにしても、いつの間に「かつてプリンスと呼ばれたアーチスト」(The Artist Formerly Known As Prince)という鬱陶しい名前から「プリンス」に戻ったのだろう? Maceo Parkerも観れて2重に感激! |