2006/3/27

Afro Blue / Dee Dee Bridgewater
ディーディーといえば、1970年代後半にElektraに録音したフュージョン〜ブラック・コンテンポラリー系のアルバムのイメージがずっと強く、 Just Family(1978)とBad for Me(1979)は今でも愛聴盤であるが、最近では完全にジャズ・ボーカリストとしての地位を築き上げた感がある。

このアルバムは、1974年にサド・メル楽団の一員として来日した時に日本で録音された初リーダーアルバムで、もちろんジャズをやっている。実はこのアル バムはLPでは持っていたが、CD化されるのをずっと待ち続けていた。私がやっているジャズ・ボーカルのコンボで、「マイ・フェイバリット・シングス」を 演奏した時に、このアルバムの「アフロ・ブルー」(同じ後期コルトレーンの3拍子の曲でよく似ている)のことを思い出し、探したところCD化されているこ とを知った。

このアルバムの中ではタイトル曲の「アフロ・ブルー」のスピリチュアルな雰囲気がもっとも印象的だが、ブルース・メドレーでの自由で伸びやかなスキャット もかなり良い。ディーディーは1995年にホレス・シルバーに捧げたアルバムを出したが、その20年前のこのアルバムでも「ラブ・バイブレーションズ」と いうホレス・シルバーの曲を演奏しているが、余程お気に入りのアーティストなのだろうか?他にも「リトル・ビーズ・ポエム」「ピープル・メイク・ザ・ワー ルド・ゴー・アラウンド」も好き。

ジャズ・ボーカルで誰が好きかと聞かれれば、真っ先に御三家(エラ、サラ、カーメン)や、白人ではアニタ・オデイあたりの過去の名前が浮かぶが、現役では ディー・ディーが断トツにいいと思う。

2006/3/23

虹の下のどしゃ降りで / 松任谷由実
J-POPで誰が一番好きかと聞かれれば、間違いなくユーミンと答えるだろう。大学時代はVoyager、No SideなどのLPをレンタルしてはカセットテープで聴きまくっていた。1986年のALARM a la mode以降、新譜はほとんど聴かなくなっていたが、今でもTVやラジオで当時の曲が流れれば思わず口ずさんでしまう。ユーミンがDJをやっている日曜夕 方のFM番組も一時は毎週欠かさず聴いていた。

この曲をSUICAのCMで初めて聴いた時は、ユーミンの昔の曲かと勘違いしたほど、80年代ユーミンの匂いがプンプンすると思うのは私だけだろうか。し かしこれが新譜だと知って、即私のCD購入予定リストに加わった。CMでも流れているサビのメロディーが頭から離れず、久々に飽きるまで聴いてしまいそう なユーミンの曲と出会えた。

尚、このシングルCDは、アジアのアーティストと共演した"Smile Again"とのカップリングとなっている。

信じられないことに、このCDはレコード時代も含め、私が買う初めてのユーミンのCDである。ユーミン好きと言いつつ、ユーミンのCDを1枚も持っていな かった(カセットテープはたくさん所有)私としては、そろそろ本腰を上げてユーミン・ブランドや流線型'80といった初期のアルバムや、80年代のものな ど、手元に置いておきたいアルバムの収集に着手しなければいけないと思っている。

Spyro Gyra
私のCDコレクションとしては、Morning Danceに続く2枚目のスパイロ・ジャイラのCDとなる。購入理由はバンドで演奏する予定の"Shaker Song"が入っているオリジナル・アルバムであること。

Morning Dance、Catching The Sun、City Kidsといったアルバムは昔よく聴いていたが、このアルバムを聴くのは初めてである。購入後に知ったのだが、実はこのアルバムがデビューアルバム (1978年)のようだ。

内容は、"Shaker Song"や"Cascade"のようなお得意の「爽やか系ライト・フュージョン」な曲以外に、"Opus D'Opus"のように一瞬ブレッカー・ブラザーズかと思わせるほど「熱い」ソロが聴ける曲や、聴いただけではスパイロ・ジャイロとはわからないぐらいア バンギャルドな"Pygmy Funk"、ファンキーな"Paula/Paw Prints"など、なかなか聴き所のあるアルバムである。他の代表作と比べれば若干粗削りな感じもしなくはないが、ルーツを知る上ではなかなか興味深い アルバムだと思う。

London Town / Paul McCartney & Wings
実はこれまでビートルズのメンバーのソロ・アルバムを1枚も持ってなくて、ジョン・レノンの「ダブル・ファンタジー」が購入予定の最有力候補だったのだ が、このアルバムを先に買ってしまった。

このアルバムが発売された1978年というと、私がラジオから流れる洋楽を聴き漁っていた時期で、ウィングスはその頃によく耳にしたバンドの一つである。 当時、このアルバム中の「夢の旅人」(Mull of Kintyre )と「しあわせの予感」(With a Little Luck)がラジオで流れまくっていて、今回の購入目的もこの2曲プラス「ロンドン・タウン」が聴きたかったからである。

「夢の旅人」はビートルズの「シー・ラヴス・ユー」を抜いてイギリスでの最多売上曲となったそうだが、当時はそこまで大ヒットするような曲かなあ?と疑問 に思った。おそらくバグパイプが入っていたりするので、英国人の心を揺さぶる曲なのだろう。また、この曲は川村尚がDJをしていた「ポップス・イン・ピク チャー」というTV番組でも何度か流れ、途中でバグパイプの集団が登場する映像を何となく覚えている。

その他、「しあわせの予感」や「ロンドン・タウン」を始めとして、全体的に暖かく落ち着いた雰囲気で実にリラックスして聴けるアルバムだ。

2006/1/5

Real People/Tongue in Chic
1980年のReal Peopleと1982年のTongue In Chicがカップリングされた 2-on-1 CD。この間、1981年のTake It Offというアルバムがあるはずだが、そちらはまだ聴いていない。私の大好きなCHICだが、これまで持っていたアルバムはベスト版を除けば1978年の 2ndアルバム、C'est Chicのみだった。できれば下記の70-80年代のアルバムはすべて揃えたいと思っているので、AmazonでこのCDを発見し即注文。

Chic(1977)
C'est Chic(1978)
Risque(1979)
Real People(1980)
Take It OffTake It Off(1981)
Tongue In Chic(1982)
Believer(1983)

1-8曲目がReal Peopleからの曲。1曲目の"Open Up"はストリングスがメロディーを奏でるインスト・ナンバー。Nile Rodgersのギターソロで始まる"Real People"のギターのカッティングは実にタイト。"I Got Protection"や"Chip Off The Old Black"のリズムも無茶苦茶かっこいい。すべてイントロを聴いただけでChic節炸裂で大好きな曲とわかる曲ばかり。

それに比べ、9-15曲目のTongue In Chicからの曲は、1曲目の"Hangin'"こそ、アコースティック・ギターのカッティングが割とかっこいいものの、全体的に小細工が多すぎて、あま り私の大好きな「Chicらしさ」が感じられなかった。

2005/8/16

今 月4日、遂にiTunes Music Storeが日本に上陸した。今まで日本におけるネットからの音楽ダウロードは高すぎて買う気がしなかった(なんで1曲300円もすんねん?)。しかし iTMSの1曲150円なら許容範囲。聴きたい曲はあるがアルバムを買うほどではないような場合大変重宝する。しかしアルバム単位のダウンロードとなると 躊躇する。やはりアルバムとして買いたい音源はCDとして持っておきたい。

ということで、今後は購入したCDに加え、ネットからダウンロードした曲のReviewも書き込んでいくこととします。
そしてその第一弾は...

Ooo Baby Baby / Smokey Robinson & The Miracles
私がこの曲を初めて聴いたのは、中学時代に聴いたリンダ・ロンシュタットによるカバー・バージョン。そちらではサンボーンの絶品のソロが聴けるが、 iTMSでは売っていなかった。とりあえず大好きな曲なのでまずはオリジナル・バージョンを購入。

Just To See Her Again / Smokey Robinson
上記"Ooo Baby Baby"購入のついでにあまり詳しくなかったスモーキー・ロビンソンの曲をいくつか試聴していたところ、聴いたことのある曲を発見。確かこの曲は就職間 もない頃にエアチェックしたカセットテープでよく聴いていた曲。そのテープにはジョディ・ワトリーの"LOOKING FOR A NEW LOVE"やジョナサン・バトラーの「ライズ」なんかも一緒に録音されていた。その当時の私はR&B系のヒット曲をよくエアチェックしていた時代 で、この曲は1987年のヒット曲というから丁度時代が合う。この曲自体はあまり黒っぽくなく実にさわやかなAOR的ポップ曲で、私の下手な表現で言うと 「ある晴れた休日の朝」のイメージなのである。またこの曲のキーボードソロが実にポップで流麗なメロディーで大好きな部分でもある。

Being With You / Smokey Robinson
どこで聴いたのかは覚えていないが、とにかくこの曲もよく聴いたことがある曲だったので、上記"Just To See Her Again"のついでに購入。1981年の大ヒット曲らしいので、街やFMでよく流れていたのだろう。この曲も"Just To See Her Again"同様、まったくソウルっぽくない「さわやか系」ポップ・チューンである。

A Night to Remember / Shalamar
この曲は確か大学卒業後、NYに遊びに行った時に現地のFM放送(WBLS)をエアチェックしたテープに入っていた曲だったと思う。当時は特に好きな曲 だったわけではないが、今聴くと懐かしさもあってか実にいい曲だ。1982年の曲で当時のダンスミュージックの要素がぎっしり詰まっており、メロディーも ポップ。実はShalamarのボーカルがジョディ・ワトリーとハワード・ヒューエットだったことを知ったのは最近のことで、ヒット曲もこの曲ぐらいしか 知らないが、今後開拓の余地が大いにあるグループである。

以上、私の記念すべき(?)iTMS初ダウンロードは、スモーキー・ロビンソン3曲とシャラマー1曲となったわけだが、今後も70〜80年代のヒット曲を 中心にiTMSを活用して行こうと思う。

2005/8/10

Innervisions / Stevie Wonder


1.Too High
2.Visions
3.Living For The City
4.Golden Lady
5.Higher Ground
6.Jesus Children Of America
7.All In Love Is Fair
8.Don't You Worry 'Bout A Thing
9.He's Misstra Know-It-All

1972年の「Music of My Mind」、「Talking Book」に続く、1973年の傑作アルバム。私が学生時代にLPで買った初めてのスティービーのアルバムでもある。「Talking Book」「Innervisions」それに1974年の「Fulfillingness FirstFinale」がスティービー・ワンダー3部作と呼ばれるらしい。

スティービー・ワンダーの最高傑作は、1976年の「Songs in the Key of Life」という意見もあるが、私の中では確実にこの「Innervision」が最高傑作。LPでしか持っていなかったので長らく聴いていなかったが、 改めてCDで聴いてもやはりよい。今年始めに買った「Talking Book」や「Hotter Than July」ももちろんいいが、それらと比べてもやはり私は「Innervision」が最高にお気に入り。

他の名盤と比べると幾分ファンキー度が強いように思う。「Too High」のイントロのベースのリフから「Dodo do do do dodo」に変わる部分のゾクゾク感がたまらないし、名曲「Golden Lady」のイントロも超COOL。他にも様々なアーチストにカバーされている曲が盛りだくさんの超名盤。

2005/7/15

アット・ジャズ・カフェ・ボサ・エディション
オムニバス



1.イパネマの娘(スタン・ゲッツ,ジョアン・ジルベルト,アストラッド・ジルベルト)
2.メディテーション(アントニオ・カルロス・ジョビン)
3.ソ・ダンソ・サンバ(ジャズ・サンバ)(スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト)
4.波(アントニオ・カルロス・ジョビン)
5.おいしい水(アストラッド・ジルベルト)
6.デサフィナード(スタン・ゲッツ&チャーリー・バード)
7.コルコヴァード(スタン・ゲッツ,ジョアン・ジルベルト,アストラッド・ジルベルト)
8.コール・ミー(ワルター・ワンダレイ)
9.ハウ・インセンシティヴ(ウエス・モンゴメリー)
10.トリステーザ(バーデン・パウエル)
11.マシュ・ケ・ナダ(セルジオ・メンデス&ブラジル’66)
12.二人と海(タンバ4)
13.三月の雨(エリス・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン)
14.サマー・サンバ(ソーナイス)(マルコス・ヴァーリ)
15.黒いオルフェ(カーニヴァルの朝)(ルイス・ボンファ)
16.ワン・ノート・サンバ(アントニオ・カルロス・ジョビン)
17.オ・グランジ・アモール(スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト)
18.フェリシダージ~オルフェのサンバ(ローリンド・アルメイダ)
19.ジンジ(バーデン・パウエル)
20.黄金の歳月(ポルトガル語ヴァージョン)(アントニオ・カルロス・ジョビン)

Profileのページには書いていないが、ボサノバも私の好きな音楽の一つである。かなり「ベタ」だが、夏になると無性にボサノバが聴きたくなる。しか し私が持っているボサノバのアルバムといえば、小野リサのアルバム1枚と、ベレーザという女性ボーカリストの「トリビュート・トゥ・ジョビン」というアル バムのみだった。ブラジル音楽ということであればジャバンのアルバムなら3枚持っているがボサノバではない。

ボサノバ好きというからには、前述のベレーザのように、最近のアーチストによるジョビンのカバー集もいいが、オリジナルの音源がないのは問題だ。少なくと もアントニオ・カルロス・ジョビンの名盤や、スタン・ゲッツの「ゲッツ/ジルベルト」や「ジャズ・サンバ」あたりを抑えておきたいところ。

その辺りのアルバムを探していたところ、このオムニバス・アルバムを発見。タイトルといい、ジャケットといい、明らかに20-30代のOLをターゲットに したアルバムだが、選曲はいわゆる名曲中の名曲を抑えており、ボサノバのコンピレーション盤としては申し分ない選曲となっている。

当然私が購入候補として挙げていた数枚のアルバムから多数選曲されており、ジョビン、ジルベルト、セルジオ・メンデスなどの本家ブラジル勢から、ゲッツ、 チャーリー・バード、ウェス・モンゴメリーなどのジャズ・メンの演奏まで、これ一枚あれば十分ではないかと思うほどの内容である。まあ、コアなボサノバ・ ファンでもないし、他のジャンルにも欲しいアルバムは山ほどあるので、まずはこの夏の我が家でパワー・プレイとなりそうなこの一枚を聴き込んでみようと思 う。いずれオリジナル盤が欲しくなればその時に買えばいい。

なお、この「アット・ジャズ・カフェ」シリーズは第6弾まで発売されており、結構売れているらしい。すべてジャズ&ボサ ノバ中心の選曲となっており、高田理香さんというイラストレーターによるおしゃれなジャケットで、はっきりと「女性向きコンピ」と宣伝されている。しかし 各アルバムとも、ベイシー、コルトレーン、ブラウニーから、エラ、ビリー・ホリデイ、ブロッサム・ディアリーなどのボーカルものまで、私のような男性ジャ ズ・ファンにも十分満足できる選曲となっている。

第1弾 @ Jazz Cafe (2002/3/21 リリース)
第2弾 @ Jazz Cafe annex (2002/10/23 リリース)
第3弾 @ Jazz Cafe Cinema (2003/1/22 リリース)
第4弾 @ Jazz Cafe bossa edition (2003/3/26 リリース)
第5弾 @ Jazz Cafe Vacance (2003/7/23 リリース)
第6弾 @ Jazz Cafe White blend (2003/12/17 リリース)

2005/7/10

クロスオーバー・イレブン 〜タイム・アフター・タイム〜

高校から大学にかけてもっとも好きなFM放送のひとつで、2001年に放送終了となったNHK-FMの「クロスオーバーイレブン」がCDになって復活して いる。4つのレコード会社から1枚ずつ、計4種類のアルバムが発売予定で、このアルバムはソニーミュージック盤。ナレーターはもちろん津嘉山正種で選曲は 大伴良則。他に小倉エージ選曲の盤もある。

当時はよくFM雑誌でチェックした曲が流れるのをラジカセの前でじっと待ったものだった。今でこそ聴きたい曲がネットで簡単に視聴できたり、輸入盤CDは 安くなったので聴きたいと思ったらつい買ってしまったりするが、インターネットもお金もなかった学生時代はFM放送が唯一の情報源だった。そんな中、クロ スオーバーイレブンは放送される曲がすべてFM雑誌に記載されており、曲にナレーションがかぶらないので、格好のエアチェック番組であった。ただ、曲紹介 がないので、ラジカセのPAUSEボタンを押すタイミングは難しかった。また、曲間にナレーションが入る時と、数曲が続けて流れる場合(主に後半)があ り、大体の見当はついたが的中がはずれた時は非常に悔しい思いをし
たものだ。

このアルバムでのオープニングのアジムスの「フライ・オーヴァー・ザ・ホライズン」に続き、ハンコックの「ロックイット」が始まるパターンは当時聴いた覚 えがある。また、ウェザーの「ティーン・タウン」やマイルスの「タイム・アフター・タイム」もこの番組ではよく流れる曲だった。少し前にアルバムを購入し たワー・ワー・ワトソン「アイル・ゲット・バイ・ウィズアウト・ユー」も収録されている。その他、半分ぐらいは知らないアーチストの曲だが、どれもこの番 組にぴったりの選曲で、当時の様々な思い出がよみがえる1枚である。

7月12日現在、以下の4枚のうち2枚が発売されており、残り2枚も今月発売予定。ジャンルにとらわれず、好きな曲が収録されているコンピレーション・ア ルバムとして、他の盤も聴いてみたいと思う。

『クロスオーバー・イレブン 〜タイム・アフター・タイム〜』
 ソニーミュージック盤 選曲:大伴良則さん (発売中)

『クロスオーバー・イレブン 〜イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー〜』
 ビクター盤 選曲:小倉エージさん (発売中)

『クロスオーバー・イレブン 〜アカサカ・ムーン〜』
 日本コロムビア盤 選曲:小倉エージさん (2005年7月20日リリース予定)

『クロスオーバー・イレブン 〜20センチュリー・ボーイ〜』
 Imperial盤 選曲:大伴良則さん (2005年7月21日リリース予定)

2005/6/14

Perfect Angel / Adventures In Paradise
Stay In Love / Minnie
Minnie Riperton

Profileのページの「最近のマイブーム」にも書いたが、最近ミニー・リパートンにはまっている。唯一持っていたベスト盤「Free Soul - Minnie Riperton」だけでは満足できなくなり、「Perfect Angel」(1974)、「Adventures In Paradise」(1975)、「Stay In Love」(1977)、「Minnie」(1979)のうちどれかを買おうと探していたところ、HMVのオンラインショップで、これら4枚のうち2枚ず つが2-in-1になったお得盤を発見し、即注文。しかも1枚あたりたったの¥1,199だったので、実質4枚のアルバムが¥2,500以下で買えて非常 に満足。

前述のベスト盤とかぶる曲が結構多いが、吉岡正晴氏のHPでそれぞれのアルバム誕生秘話を知っていたため、各アルバムを通して聴いてみたかった。スティー ビー・ワンダーがプロデュースし、「ラヴィン・ユー」が全米ナンバー1ヒットとなった「Perfect Angel」は表題曲も私の大好きな曲。クルセイダーズの多くの作品を手がけたステュワート・レヴィンのプロデュースで、ジョー・サンプル、ラリー・カー ルトンが参加した「Adventures In Paradise」は、さすがにクルセイダーズっぽい曲やマイケル・フランクスっぽいアレンジの曲がある。元モータウンのフレディー・ペレンのプロデュー スで、乳癌の手術後にレコーディングした「Stay In Love」では、「クッド・イット・ビー・アイム・イン・ラブ」と「ステイ・イン・ラブ」が私のお気に入り。レコーディング中に右腕に癌の転移が発覚し、 死の3ヶ月前にリリースされた「Minnie」は、他の3枚に比べると、ホーンが入ったやや明るめの選曲が多く、死を覚悟して明るく振舞おうとしたのだろ うか?

実は家の近所に貴重なミニーの映像が見れるソウルバーがあり、今度行ってみようと思う。


2005/4/20


Talk To My Lady / GENE RUSSELL

先日、HMVのジャズコーナーでBLACK JAZZというレーベルの一連の黒いジャケットが並んでいるのを発見。BLACK JAZZのことは知らなかったが、アルバムの紹介文を読む限り、どうやらアフロ・アメリカン系のスピリチュアル・ジャズのインディペンデント・レーベルと のこと。と聞けば何となく後期コルトレーンなんかのフリー系の音を想像するがそれだけではないようだ。私はいくつかのCDの紹介文に出てくる「ファン キー」「グルーブ」それに「ラムゼイ・ルイス的」などというキーワードに「ビビッ!」と反応してしまい、しかも発売元がP-VINEレコードということで 気になって仕方がなかった。知らないミュージシャンがほとんどだが、中にはウォルター・ビショップJr.がオルガンを弾いていたりする。

しかし最近少しCDを買うペースが早過ぎることに反省していたところなので、2、3枚買ってしまいそうな欲求をぐっと抑え、(HMVでは視聴できなかった ので)まずはネットで視聴できないか調べてからにしようと思いその日は帰宅。P-VINEのサイトで数曲視聴できたのだが、予想通りストライクゾーンのア ルバムばかりだった。欲しいのはいくつかあったが、視聴した感じとアルバム紹介文を基準にジーン・ハリスのこのアルバムの購入を決意。第2候補はウォル ター・ビショップJr.のKeeper Of My Soul。

前置きが長くなったが(いつものことだが)、このアルバムのリーダーでピアニストのジーン・ラッセルはBLACK JAZZレーベルの主宰者とのこと。名前は聞いた事があるような気もしたが、どうやら私の勘違いでジーン・ハリスとジョージ・ラッセルがごっちゃになって いたようだ。全曲を聴いたところ、想像以上にジャズ寄り(特に後半)ではあったが、全体に通じるものはいわゆる「Black Jazz」というレーベル名そのもの。私が大好きなフェンダー・ローズが多用されており、ベースはエレキではなくウッドベース。1曲目の"Talk To My Lady"のローズのイントロからいきなり超クール。2曲目の"Get Down"は、ベース、ドラムス、ギター、ピアノが順にかぶさっていくイントロが超ファンキー。ワウ・ギターも格好いい。3〜5曲目の"Me And Mrs. Jones"、"For Heaven's Sake"、"You Are The Sunshine Of My LIfe"のゆったりと流れる哀愁を帯びた雰囲気がたまらなく心地よい。後半の"Blues Suite"、"My Favorite Things"、"If You Could See Me Now"はよりジャズ色が濃くなる。特にナレーションで始まる"If You Could See Me Now"は、いかにもスピリチュアル・ジャズと呼ぶに相応しい。

アルバム全体に流れるゆったりとした感じと、フェンダーローズのノスタルジックな音色が何ともいえずいい雰囲気を醸し出しており、「スピリチュアル・ジャ ズは暗くて重くて疲れる」という私の偏見を見事に打ち消してくれるアルバムだった。

2005/4/14
KAORI SINGS THE LADY / 桃井かおり

女優桃井かおりがBilly Holidayを歌った1986年のアルバム。廃盤のためヤフオクでゲット。キーボーディスト兼アレンジャーの笹路正徳がBilly Holidayの愛唱曲を現代的にアレンジしている。

実は学生時代、桃井かおりさんの神戸でのディナーショーのバックバンドに、我がフルバンドのホーン隊が参加し、このアルバムの曲をほぼ全曲演奏したことが ある。その時のメンバーは、リズム隊は笹路さん(Key)以外に、青山純(Ds)、土方隆行(G)、岡沢章(B)。ホーンはフルバン編成で、吉田憲司 (Tp)、松本治(Tb)、渕野繁雄(Sax)が各パートのトップで、それ以外が我々という編成だった。(記憶が曖昧なので違ってたらご指摘ください。)

これらのそうそうたるメンバーが我が大学の地下練習場に集まってリハを行ったので、結構多くの部員が見に来ていたのを覚えている。但し桃井さんは大学での リハには来られなかった(当然か)。超一流のスタジオミュージシャンを間近で聴くのも、一緒に演奏するのも初めてだったので、緊張するとともに感動したの を覚えている。何というかとにかくいい意味で「堅実」なプレイなのである。結構勢いに任せて演奏しがちな我々アマチュアに比べると、明らかに一音一音を大 切にプレイしており、スローな曲でもリズムが実にタイトで切れがあるのだ。また、これほど一流の方々なので、多少気難しい人たちなのかと思っていたが、笹 路さんを始め皆さん無茶苦茶気さくなのにも驚いた。

会場(確か神戸オリエンタルホテル)でのリハでは、桃井さんが我々に「アタシ下手だから」「間違ったらゴメンね」と、テレビでの桃井さんとまったく同じ感 じで言ったのをよく覚えている。本番では、桃井かおりのディナーショーということで、当然お客さんは3万円ぐらいの金を払って聴きに来ているわけで、その ことも我々にはかなりのプレッシャーで緊張感あるバイショーであった。

まあ、そんなこんなでこのアルバムは私にとって思い出のアルバムなのである。

2005/4/1
Aretha Franklin Greatest Hits(1980-1994)
1980年代のアレサのアルバムで何枚か欲しいものがあったが、どれも廃盤だったのでベストを購入。最も聴きたかったのは1曲目の"Freeway of Love"。Clarence Clemonsのサックス・ソロが無茶苦茶カッコいい。実はこのサックスソロが自分の中ではこのベスト盤の最大の聴き所だったりする。13曲目の "Jimmy Lee"も大好きな曲。ジャコ・パストリアスの"Soul Intro"そっくりのイントロで始まる"Natural Woman"は、1993年のライブ版でボニー・レイットとグロリア・エステファンとデュエット。他にもGeorge Michaelとのデュエットでヒットした"I Knew You Were Waiting (For Me)"、サントラ「天使にラブソングを2」にも収録されている"A Deeper Love"、Keith Richardsもギターで参加している"Jumpin' Jack Flash"など、Aristaレコード時代前半の集大成とも言える選曲となっている。


Sparkle / Aretha Franklin
カーティス・メイフィールドが全曲の作曲とプロデュースをした1976年のアルバム。映画のサントラでもある。amazon.comで何枚かアルバムを視 聴した中で、全編でもっともメロウな雰囲気に溢れていたことが理由で購入。一応70年代後半を代表するアルバムとのこと。コーラス、ホーン、ストリングス が適度にアレサの歌を引き立てており、アレサも実に伸び伸びと歌っている。

特に1曲目の"Sparkle"、2曲目の"(Giving Him) Something He Can Feel"あたりのメロウさがたまらなく好き。4曲目の"Look Into Your Heart"は一瞬パティ・ラベルの歌を思わせる。Jazzyな8曲目"Rock With Me"もよい。

2005/3/24
My Castle's Rockin(DVD) / Alberta Hunter

ミュージックDVDの購入はDeep PurpleのCalifornia Jam以来。

アルバータ・ハンターは1895年生まれ。1910年代から歌い始め、ブルースのトップ・シンガーとして活躍し、Bessie Smithに曲を提供したりもしていた。1956年に突然引退し看護婦の道を進んだが、1978年に82歳にして奇跡のカムバックを果たし、その後 1984年に亡くなるまで歌い続けた。

私がアルバータ・ハンターを知ったのは大学時代。"Amtrack Blues"というアルバム・ジャケットの写真を見て「すごいお婆ちゃんが歌ってんねんなあ」と思った記憶がある。当時、大阪ミナミにあるJAZZ喫茶で ライブ映像を見たが、単に80歳台のお婆ちゃんが現役で歌っているということだけでなく、実に哀愁を帯びたブルージーな声で、曲の合間には楽しそうに観客 とコミュニケートしている姿を見て感動したのを覚えている。このDVDはおそらくその時に見た映像だと思う。当時あらゆるJAZZを片っ端から聴き漁って いた私は、ボーカルものも結構聴いていたが、当時はまだ御三家のエラ、サラ、カーメンが健在で絶大な人気を誇っていた。しかし御三家が生まれる前から第一 線で活躍していたアルバータが80歳を超えてカムバックしたということで私の中に強烈に印象に残っていた。

そして久し振りに映像を見て、改めてアルバータの偉大さを認識した。歌もエンターテイメント性もまったく衰えていなくて実に元気なのである。外見は明らか にお婆ちゃんだが、パフォーマンスは到底80歳を超えているとは思えない。晩年のエラなんかは、病気のせいもあるが歌唱力がかなり衰えていて痛々しかった 記憶がある。こんな偉大なシンガーが約30年もの間、第一線を退いて看護婦をしていたというのも驚きだが、看護婦を辞めてシンガーに復帰した理由も、定年 の70歳になったとして(実は年齢を偽っていたため本当は82歳だった)、やむなく退職させられたというのも更に驚きである。

アルバータ・ハンターは今でも一般にはあまり知られていないが、ビリー・ホリデイやベッシー・スミスぐらい有名であっても全然おかしくないと思う。

尚、アルバータ・ハンターの生涯を記録した著書もあり、いつか読んでみたいと思う。
「人生を三度生きた女―"魂のブルース"アルバータ・ハンターの生涯」
フランク・C・テイラー著  筑摩書房 定価2800円


2005/3/9
Root Down / Jimmy Smith
Jimmy Smith(org) Steve Williams(harp) Arthur Adams(g) Wilton Felder(el-b) Buck Clarke(perc) Paul Humphrey(ds),
Recorded Feb 1972 in L.A.

先月(2005/2/8)訃報のニュースを聞いたばかりのJimmy Smithだが、私が買う初めてのJimmy Smithのアルバム。昔の私ならBlue Note時代のものや、Wes Montgomeryとやってるスウィンギーなアルバムを買っていたと思うが、今はとにかくファンキーなJimmy Smithが聴きたくてこれを購入。これは1972年のライブ盤。そういえば、少し前に買ったGrant Greenのライブ盤も1972年録音で、しかもベースが本作と同じWilton Felderだった。

1曲目から実にスリリングな演奏で、Arthur AdamsのバッキングギターとWilton Felderのベースがグループしまくっている。タイトル曲の"Root Down"もイントロから無茶苦茶カッコいい。この曲はBeasty Boysがカバーしてヒットしたそうだがそちらは知らない。私が大好きな曲であるAl Greenの"Let's Stay Together"のカバーもなかなかファンキーでいい感じに仕上がっている。他にもテーマのメロディーが美しい"For Everyone Under the Sun"や、スローブルースの"After Hours"など、どの曲も熱い演奏を聴かせてくれる。
RootDown
2005/2/27
ELEMENTARY / WAH WAH WATSON
これは思わぬ掘り出し物(?)発見!

HMVで色々物色していたところ、新譜コーナーで目に飛び込んできたのがこのアルバム。パイプを燻らせる黒人のおっさんの顔が写ったコテコテのジャケット に思わず「なんじゃコレは!」と目を止めずにはいられなかった。よく見ると、なんとWah Wah Watsonではないか。

Wah Wah Watsonと言えば、David T WalkerやPhil Upchurchらと並び称されるセッション・ギタリストで、Herbie HancockのV.S.O.P.のライブ盤では、Ray Parker Jr.とともに必殺のカッティングを聴かせてくれている。このところ、Nile Rodgers、Al Mckayなどのカッティング系グルーブ系ギターがやたらと気になる私だが、Wah Wahのことはすっかり忘れていた。
唯一のソロ・アルバムらしいが、こんなアルバムがある ことは知らなかった。オリジナル・リリース日を見ると1976年 なので、あのV.S.O.P.のライブ盤と同じ年ではないか!しかもこのコテコテのジャケットときたらもう買わずにはいられなかった。

参加ミュージシャンもLouis Johnson、Wilton Felder、Joe Sample、Herbie Hancock、Dave Grusin、Bennie Maupin、Ernie Watts、Ray Parker Jr.、David T.Walkerと、当時の一流どころが勢揃い。

内容はというと、先日購入したHarvey Masonの”Funk In A Mason Jar”にも通じる、所謂70年代Funk & Mellowサウンド。派手目の曲とスローの曲が半々ぐらい。歌モノも何曲かある。Wah Wahのカッティングはもちろん、「ドゥクドゥーン」とか「テケテッ」といった、おいしい「おかず」が満載。ルイス・ジョンソンのベースも超Funky。 2曲目のアーニー・ワッツの伸び伸びとしたソロも良い。私の中のベストの曲は7曲目の"Love Ain't Somethin'"。歌ものだが、私の大好きなギター・バッキングのパターンがすべて凝縮されている。

実は、Wah Wahの名前と、ジャケットのコテコテさで思わず買ってしまったのだが、内容については帰って聴くまで半信半疑だった。しかし実際に聴いてみて間違いなく 「いいもの」に出会えたと確信できた。

WahWah

2005/2/5
Live at the Lighthouse / Grant Green
1972年録音のライブ盤。このアルバムか1970年録音の"ALIVE!"というライブ盤のどちらを買おうか迷ったが、「最初に欲しいと思った」という 理由でこちらを購入。

これまでGrant Greenは"Idle Moments"というアルバム(一応名盤)を1枚持っていただけで、Blue Noteに作品を残した普通のJazzギタリストとしての認識しかなかった。しかし、知り合いと飲みながらのFunk Music談義の中で、Grant Greenの名前が出てきて、後期のGreenはかなりSoul-Jazz色が濃いということを知った。確かに私の持っているJAZZ批評別冊の「元祖コ テコテ・デラックス」という本(コテコテSoul-Jazzの名盤を紹介する私にとってバイブルのような本)にもGrant Greenが載っている。

内容は7曲中4曲が10分を超える熱演で、まさに"Groove, Funk & Soul"。しつこいぐらい同じリフを繰り返すあたり「コテコテ」と呼ぶに相応しい。また、3曲目の"Betcha By Golly Wow"などはChicの2ndアルバムでのNile Rodgersのギターを思い起こさせる。
こんなGrant Greenを聴いてしまうと、もう昔のハードバップをやってるGreenは聴けなくなってしまいそうだ。本当にこれは私に とって久々の新たな発見で買って大正解。是非"ALIVE!"の方も聴いてみたいと思った。

なお、ベースはCrusadersのサックス奏者であるウィルトン・フェルダー。



Funk In A Mason Jar / Harvey Mason
1977年録音のHarvey Masonの3作目で最高傑作と言われている。メンバーはGeorge Benson、Jay Graydon、Dave Grusin、Bob James、David Foster、Anthony Jacksonなど超豪華メンバー。さらにEW&FのAl MckayにSea Wind Horns、Tower Of Power Hornsもクレジットされている。

このアルバム・タイトル名だけは
遥か昔から知っていたが、中身については高校生の時にカ セットテープにたまたまエアチェックした"What's Going On"1曲だけしか聴いたことがなかった。70年代後半サウンドがマイ・ブームの私にとって、このアルバムはもっとも気になるアルバムの1枚だっで、 amazon.comで視聴して当然のように「これは買わねば」という衝動にかられた。

イントロを聴くだけで私の好みの曲だと一発でわかる曲が目白押し。タイトル曲でのねちっこいギターとうねるようなベースの絡みは最高。"Till You Take My Love"でのギターのカッティング、"Freedom Easer Way"でのSea Wind Horns、PhantaziaでのAnthony Jacksonのベースも申し分ない。"What's Going On"も高校生の当時は何とも思わなかったが、今あらためて聴くとGeorge Bensonのギターが何ともいい感じだ。


2005/1/25
Sarah Vaughan with Clifford Brown
ブラウニー参加のボーカルものとしては、ヘレン・メリル版、ダイナ・ワシントン版("Dinah Jam")とともに「一家に一枚」の名盤。ヘレン・メリル版もレコードでしか持ってないのでいずれ買わないといけない。「バードランドの子守歌」のス キャットを口ずさめる人は多いはず。1955年録音の本作では、ブラウニー以外にもHerbie Mann, Paul Quinichetteらが絶妙のソロを聴かせる。本作以外のサラ・ボーンものでは、神がかり的なスキャットが聴ける「枯葉」(Crazy and Mixed Up)、カウント・ベイシーとの共演版「Send In The Clowns」、ライブハウスの臨場感が伝わってくる「At Mister Kelly's」が私の中のベスト盤。


Talking Book / Stevie Wonder
スティービー・ワンダー3部作("Talking Book"、"Innervisions"、"Fulfillingness First Finale")と呼ばれるアルバムの1枚目(1972年発表)。ポピュラー音楽のスタンダードと言ってもいい"You Are the Sunshine of My Life"、本来Jeff Beckのために書かれた名曲"Superstition"、そのBeckと共演している"Lookin' for Another Pure Love"、ソロ・デビュー前のDavid Sanbornが聴ける"Tuesday Heartbreak"。それに"You and I"や"You've Got It Bad Girl"も名曲だ。全体的に穏やかで暖かみのあるサウンドに仕上がっており、粗削りな面もあるが才能の片鱗が至るところに散りばめられている。スティー ビー3部作の中で、"Innervisions"と"Fulfillingness First Finale"はまだCDを持ってないので、いずれ購入しないといけない。スティービー・ワンダーに関してはベスト盤で満足している場合ではない(と最近 気付いた)。


Hotter Than July / Stevie Wonder
スティービー・ワンダーのアルバムは、1976年の"Key Of Life"が最高傑作でピークと言われるが、1980年リリースの本作も名盤中の名盤。一応キング牧師に捧げたアルバムらしい。サウンド的には80年代後 半の打ち込みを多用したサウンドに変わる前で、70年代の名盤群のサウンドを引き継いでいる。"All I Do", "Master Blaster", "Do Like You", "Lately", "Happy Birthday"など、お馴染みの曲も多く含まれており、特に"Lately"は数あるスティービーの名曲の中でも私の中でベスト3に入る曲。実は数年 前に"Key Of Life"を全曲やるという企画バンド(結局全曲は無理だった)に参加したことがあるが、その時のリーダーからの今年の年賀状に「今年はHotter Than Julyを全曲やるぞ」のコメントがあり、慌てて買った次第。


Rainbow Seaker / Joe Sample
1978年リリースの大ヒットアルバム。翌年リリースのソロ2作目"Carmel"(邦題は「渚にて」)とともにジョー・サンプルのソロ・ワークの代表 作。一般的にクルセイダーズのアルバムと比べれば「メロウ」だとか「リリカル」と言われるが、このアルバムに関して言えば、全体的なサウンドはクルセイ ダーズとそんなに変わらないと思う。実際タイトル曲などは当時のクルセイダーズのコンサートでもよく演奏されていた。確かに前年発売したクルセイダーズ名 義の"Free As The Wind"に比べればファンキー度は幾分薄らぎ、アルバム中の代表曲"Melodies Of Love"などは、それまでのクルセイダーズの路線とは趣が異なるが、その後1980年にリリースする"Rhapsody and Blues"には通じるものを感じる。クルセイダーズとしてもちょうどこの時期はファンキー路線からメロウ路線への転換期だったと言える。尚、本作リリー スと同じ年(1978)にクルセイダーズとしても"Images"というアルバムをリリースしているが、こちらは聴いたことがないので、いずれ聴いてみた いと思っている。


2004/12/13
FREE AS THE WIND / THE CRUSADERS
1977年録音で邦題は「旋風に舞う」。Joe Sample, Wilton Felder, Wayne Henderson, Stix Hooper, Larry Carltonという最強メンバー。"Room 335"では聴けないようなLarry CarltonのゴリゴリFunk Guitarが聴ける。70年代のCrusadersはSouthern Comfort (1974)、Scratch (1974)、Those Southern Knights (1975)、Chain Reaction (1975)、Street Life (1979)、それにVocal Album (1979)を持っているが、このアルバムもはずせないアルバム。特にB面(5-8曲目)の"Sweet'n Sour", "It Happens Everyday"がお気に入り。

C'est Chic /Chic
1978年リリースのChicの2ndアルバム。元々Nile RodgersとBernard Edwardsのコンビは大好きで、"Freak and More Treats"という最近の再録モノとSister Sledgeとのコンピレーション盤は持っていたが、最近はベスト盤ばかり買う傾向にあったので、たまにはオリジナル盤をじっくり聴かないとと思った。こ のアルバムはおそらくChicの中では一番売れたアルバムではないだろうか。大ヒット曲の"Le Freak"、"I Want Your Love"は言うに及ばず、1曲目の"Chic Cheer"のイントロがカッコよすぎる。3曲目のインストのスローナンバー"Savoir Faire"でのNile Rodgersのギターもいい感じ。ラストの"(Funny)Bone"(これもインスト)のリズムもカッコいい。

The Jacksons
下述のSoul Barで流れていたカッコいい曲をマスターに聞いてJacksonsと知ってびっくり。Jackson5は大好きで何枚かアルバムを持っていたし、 Michaelのソロは初期のものにいい曲があることは知っていたが、Jacksonsは盲点だった。このアルバムは1976年にJackson5から Jacksonsに変わってMotownからEpicに移籍した第一弾。このアルバムか"Blame It On The Boogie"などの入ったDestinyのどちらを買おうか迷ったが、Jacksonsとしてのデビューアルバムということでこちらを購入。"Good Times", "Show You The Way To Go"など、Free Soul系の名曲も揃っている。

これを書いていて気づいたが、この日購入した3枚の録音日は1976、1977、1978年。どうやら私の中では70年代後半の音が今ブームのようだ。

2004/4 -
2004-11
Zapp & Roger All The Greatest Hits
「Funk好き」と言いながら、Rogerの曲は"I Want to Be Your Man"しか知らなかった(恥ずかしい)。六本木のSoul Bar、Virtusで数曲聴いてすっかり好きになってしまった。この独特の「うねり」がたまらなく、完全にハマリそうだ。また好きなアーチストが増えて しまった。(やばい)
Roger

The Hits / Jocelyn Brown
これもVirtusで"Somebody Else's Guy"を聴いて「いいなあ」と思い、マスターにアーチストを教えてもらった。クラブ・シーンでは人気が高いらしいが、クラブには行かないので知らなかっ た。Jocelyn Brownはインコグニートにもいたらしい。

裏ベスト / Earth, Wind & Fire
ジャケットには"Soul Source Earth, Wind & Fire Undergroove Collection"と書いてあ る。タイトルどおり、アースの有名どころのヒット曲は一切なく、コアなファン向けのレアグルーブ系ベスト盤と言える。"Brazilian Rhyme"のRemixロングバージョンが含まれている。個人的にには"Brazilian Rhyme"、"Runnin'"、"Sun Goddess"、それにライブではよく演奏される"Feelin' Blue"などが好き。


Musicology / Prince
なんとPrinceのアルバム買うのは初めて。2年前にコンサートに行って感動したのと、タイトル曲のビデオクリップを見て気に入って購入。Roger同 様、Funk特有の「うねり」が相当カッコいい。

勝手に観光協会 / みうらじゅん & 安齋肇
スカパーのEXエンターテイメントで同名の番組も放送されている。番組の言葉を借りると「マイ・ブームの教祖みうらじゅんと『タモリ倶楽部』のソラミミス トとしてお馴染みの安齋肇が、日本各県を勝手に視察、観光ポスター・御当地マスコットを作り、御当地ソングをその場で作詞・作曲・録音してしまうという無 謀な企画。」というもの。この二人がJ-WAVE火曜深夜にやっているTR2は下ネタ連発で局の上層部から警告されたらしい。みうらじゅんのナンセンスさ が大好きなので、こんなCDもついつい買ってiPodで聴いたりしている。局のタイトルは「バチバチ・チバチバ」、「ガッタ山形」といった感じ。そう言え ば昔「近畿のオマケ、和歌山」という曲があったのを思い出した。

Funky-Do! / The Crown Royals
こんなバンド名聞いたこともなかったが、何気なくAmazon.comで視聴していて偶然発見。Maceo風のサウンドで即注文。テナーのKen Vandermarkという人は本来はFree Jazzの人らしいが、そっちの方はあまり興味がない。

Neesh / Mike Stern
このアルバムのCD化を待っていた人は多いだろう。噂によるとCD化を本人が渋っていたらしい。Mike SternのデビューアルバムにしてDavid SanbornのBopプレイが全曲で聴ける。これでようやく大学時代に録音したカセットテープを処分できる。

Bird & Monks / Art Pepper, John Klemmer, Johnny Griffin, Joe Farresll. Joe Henderson, Harold Land
このアルバムはバイトしていた京都のJAZZ喫茶で発見したアルバム。ずっと捜していたがAmazon.comで発見し即注文。ParkerやMonkの 曲を6人のテナー奏者がそれぞれフィーチャーして演奏する。6人が同時に吹くのではない。John Klemmerの"Round Midnight"での雄叫びが特に好き。

Dinah Jams / Dinah Washington
家でDinah Washingtonを聴いていたら、かみさんが「笠置シヅ子みたいや」と言ったが、私は笠置シヅ子を聴いた時、「Dinah Washingtonみたいや」と思った。私の方が正しいと思う。このアルバムもバイトしていた京都のJAZZ喫茶では聴きまくっていた。Browny、 Clark Terry、Mayard Fergusonらの強烈なソロも迫力満点。個人的には"Come Rain or Come Shine"が特にお気に入り。

Once Upn A Summer Time / Blossom Dearie
Blossom Dearieと言えば、音楽の先生のような眼鏡をかけてピアノの前で唄うジャケットの"Blossom Dearie"が有名だが、売ってなかったのでこれを買った。白人JAZZボーカルの中ではAnita O'dayとともに好きなボーカリストの一人。


2004/3/27

クレイジーケンバンドベスト Oldies but Goodies
音楽的にはボサノバ、JB、フリーソウル、R&Rからヒーローもの主題歌風、ド演歌調まで、何でもありのごった煮だが、すべて 私にとっては懐かしいサウンド。そんなサウンドに歌謡曲調のキャッチーな歌詞がのっかって、一度聴くと1週間ぐらい頭の中で鳴り続けてしまう。


2004/02/26

RICKIE LEE JONES(邦題:浪漫) / リッキー・リー・ジョーンズ
リッキー・リー・ジョーンズの1979年のデビューアルバム。「恋するチャック」というヒット曲は聴いたことのある人も多いだろう。現在の70〜80年代 リバイバル・ムーブメントにぴったりはまる作品。Queen並にリバイバル・ヒットしてもいいぐらいだ。そういえば今月末に来日するそうだが、あのキュー トな歌声は健在なのだろうか。私自身このデビューアルバムのこと以外、ドクター・ジョンと共演した曲を聴いたぐらいで、リッキーについてはあまり知らな かったので調べてみたら、トム・ウェイツとデビュー前から仲良し(というか飲み友達)だったと知り、なるほどと思った。

My Best / MEJA
ボサノバ調の最新作も結構良かったので迷ったが、メイヤのことは96年のデビュー曲「ハウ・クレイジー」ぐらいしか知らなかったので、とりあえずベスト盤 を購入。このメイヤやカーデガンズといったスウェディッシュ・ポップも私の好きな音楽のひとつ。そういえば昔好きだったボニー・ピンクの最新作が再びス ウェディッシュ・ポップの重鎮、ト−レ・ヨハンソンのプロデュースに戻り、なかなかよい仕上がりになっている。

LOVE PSYCHEDELICO III
とりあえずラブサイケの新作が出れば買っておかないといけない。オープニングはいきなりジャニス・ジョップリン風のアップテンポの曲(何かのドラマのテー マ曲にもなっているようだ)で始まるが、前作、前々昨に比べれば、全体的に幾分アコースティックさ(カントリーっぽさ?)を増した感がある。ここ最近毎日 朝の通勤時に聴いているが、聴けば聴くほど味が出てくるアルバムだ。相変わらず歌詞の英語部分と日本語部分を判別するのは至難の技だが、私が普段洋楽を聴 く時に歌詞の意味などわからずに聴いているのに近い。歌詞がわからなくてもサウンドと冷めた感じのヴォーカルだけで十分だ。

深町純&THE NEW YORK ALL STARS LIVE
CDとして復刻した時からずっと買わないといけないと思っていたCDをようやく購入。個人的に最大の聴き所はサンボーンの「サラ・スマイル」のライブ・ バージョンだが、それ以外にもサンボーンとブレッカーのバトルが聴ける「ロックス」や、サンボーンに負けじと吠えまくるマイケル・ブレッカーの「アイム・ ソーリー」など聴きどころ満載。帯の「フュージョンのすべてを知るにはこれ一枚を聴けばいい!」というコピーがすべてを言い表している。ブレッカー兄弟に サンボーン、マイク・マイニエリ、リチャード・ティー、スティーブ・カーン、アンソニー・ジャクソン、それにスティーブ・ガッドというまさにオールス ター。一応深町純のリーダーアルバムだが、本人の曲は1曲しかなく、他はすべてサイドメンによる名曲ばかり。このライブでの深町純の立場はどういう立場 だったのだろう。興行主的な役割だったのだろうか?

Get Born / JET
MTVで彼らの「ARE YOU GONNA BE MY GIRL」のPVを見た瞬間、久々に「来たあー!」という感じ。個人的にはこの手のロック系バンドでは遥か昔のバン・ヘイレンのデビュー以来の衝撃だっ た。サウンドも格好も70年代なら、PV映像も70年代サイケ調。サウンドは余計なものを全て払拭したまさにロックの王道。現在、音楽業界は80年代ブー ムと言われるが、POPSについては80年代もよかったが、R&BとROCKに関しては70年代の方が断然カッコ良かった。今の時代にこの手のバ ンドが出てきてくれるのはとても嬉しい。PVではメンバーの一人がAC/DCのTシャツを着ているが、彼らもオーストラリアのバンドらしい。「ARE YOU GONNA BE MY GIRL」はipodのCMでも使われている。

2004/02/19

裸〜Nude〜 / Vo Vo Tau(ボボタウ)
タイトル曲と「Beautiful Days」の2曲のシングルカット曲に加え、40分のライブ映像を収録したDVD映像も付いた1st Maxi Single。TVCMで初めて見た時、変なユニット名とボーカルのRingによる不思議な唄(フェイクせずに整然とした歌い方)が印象に残っていた。い わゆるアコースティック・ソウル系のサウンドだが、デズリー以来、この手のサウンドは聴いていて心地よい。少し前にRingがFMに出演しているのを聞い たが、ばりばりの関西弁だったのには驚いた。それにしてもバックの兄ちゃん達は何であんなヒップ・ホップ系の格好をしているのだろうと思ったら、アルバム の中ではヒップホップ系の曲もあり、その兄ちゃんがラップまで披露していた。個人的には余計だと思う。全編Ringの唄を中心としたアコースティック・ソ ウル・サウンドで通していればアルバムの方を買ったかもしれない。それにあの格好でJazzyなアコースティック・ギターを弾く姿はアンバランスでもあ る。

2004/02/16

Come Away With Me(邦題:ノラ・ジョーンズ)
現在最新作(3枚目?)を宣伝しまくっている中、グラミー賞総ナメのデビュー・アルバムを購入。HMVで彼女の3枚のアルバムを聴き比べた結果、もっとも Jazzyなこのアルバムを選択。他の2枚はボサノバ色が強かったり、ポップス色が強かったりで、それはそれでよいのだが、あのスモーキーボイスで Jazzyな曲を聴きたかった。この手のボーカリストは他にもたくさん出てきているが、彼女は何と言っても声がいい。彼女がシタール奏者ラヴィ・シャン カールの娘だということは知らなかった。

LIGHT AS A FEATHER / AZYMUTH(アジムス)
昔NHK-FMで夜11時過ぎにやっていたクロスオーバーイレブンのテーマ曲"FLY OVER THE HORIZON"が収録されている。あの重厚なシンセのイントロからフェンダー・ローズのテーマが聴こえてくると気分は完全に夜11時。バンドはブラジル のバンドで一応ブラジル音楽を基調にしてはいるが、今で言うSmooth Jazzの草分け的存在。

クロスオーバーイレブンは、海外の紀行文のようなものをナレーターが読み、その合間に曲が流れるという番組だったが、この選曲がもう憎らしいほど素晴らし かった。高校時代はFM雑誌でオンエア曲をチェックし、ラジカセの前で目的の曲が始まるのをじっと待っていたものだ。曲を紹介するわけでもないが、曲が始 まる前はナレーターの口調がゆっくりになるので、録音ボタンを押し易かった記憶がある。

大人になってからはすっかり聴く機会も減ってしまっていたが、番組は2001年3月に終了してしまったとのこと。ネットで検索すると、クロスオーバーイレブンの ファンサイトを発見。番組 復活を求める運動をやっていたりする。私も復活を望む一人である。

2003/11

Let It Be... NAKED / Beatles
「Beatlesの最新作」と銘打って、あの'Let It Be'のオリジナル版が発売された。HMV数寄屋橋店で延々と流し続けていて、ついつい洗脳されて買ってしまった。なんと私が買う初めてのBeatles のアルバムという記念すべき一枚。'The long and winding road'、'Don't let me down'、'Let it be'など、心に染み入る最高のメロディーの数々は今でもまったく色褪せない。

THE BEST HITS OF LIVE RECORDINGS -THANK YOU- / Suga Shikao
名前と暗そうな顔ぐらいしか知らなかったが、朝の出勤前にJ-WAVEで流れていた曲がたまらなくカッコよく、その日の会社帰りにHMVで購入。その曲は 「愛について」という曲だった。バックのアレンジが実にカッコいい。

Lady Soul / Aretha Franklin
バンドのボーカリストが「今度アレサやろう!」と言ったことと、ソウル好きの私としてもアレサのこのあたりの代表作は押さえておかないといけないと思い購 入。

Live at Fillmore West / Aretha Franklin
これもアレサの代表作として押さえておかないといけないアルバム。ソウル・テナーのKing Curtisにも同名アルバムがあるが、同じ日の同じコンサートで録音されたもの。アレサのバックは当然King Curtisバンドで、Bernard Purdie、Cornell Dupree、Billy Preston、Memphis Hornsという蒼々たるメンバー。

The R. In R&B Collection: Volume 1 / R.Kelly
朝の出勤前にJ-WAVEでMarvin GayeのDistant Loverにそっくりな曲が流れていて「なかなかええ感じやん」と思った。とりあえずJ-WAVEのHPでアーチストと曲名を調べ、買う気はなかったが チェックのためにHMVに寄り、帯の紹介文を読んでいるうちに衝動買いしてしまった。

8:30 / Weather Report
大学時代、宝塚ジャズ・コンテストでグランプリを取ったご褒美に日野皓正さんと共演したSightseeingが懐かしい。Teen Townもスタジオ盤とはまったく異なり、実にスリリングな演奏。

1974 California Jam / Deep Purple
(DVD)
私が中学時代に見た、リッチー・ブラックモアがギターでTVカメラをぶっ壊し、火を噴くアンプの映像は今でもしっかり目に焼き 付いていた。あれをもう一度 ちゃんと見てみたいと思った。これはその時の第3期ディープ・パープルのライブ映像。私は黄金時代と言われる第2期のイアン・ギランよりも第3期のデビッ ド・カバーデイルのボーカルの方が好きだ。グレン・ヒューズの合いの手ボーカルも最高。

2003/10

Greatest Video Hits 1 / Queen(DVD)
中学時代にLPを何枚か買って以来、Queenものには手を出していなかった。しかしスカパーで時々流れるライブ映像を見ては 懐かしさから1枚ぐらい買お うかどうか迷っていた。買うとすれば「Queen2」「華麗なるレース」「オペラ座の夜」あたりと思っていたが、DVDでビデオ・クリップのベスト集が出 たので即買い。あの世の人に対して失礼かもしれないが、フレディーの白タイツやホットパンツ姿は今でも笑える。

ヒストリー・オブ・オズ(DON'T BLAME ME: THE TALES OF OZZY OSBOURNE)
/ Ozzy Osbourne
(DVD)
最近のわが家でブームなTV番組は、MTV(衛星放送)でやっている'The Osbournes'。MTVの番組紹介の言葉を借りると「ヘヴィメタル界の帝王オジー・オズボーンのビバリーヒルズの大豪邸にカメラが潜入し、Ozzy と家族が繰り広げる抱腹絶倒な日常を密着取材したリアルライフ・ドラマ」。とにかく4 letter words飛び交いまくりで(当然"ピー"が入る)、娘のケリーが彼氏を家に呼んだ時には、母親のシャロンが彼氏にいきなり下ネタを浴びせ、怒るケリーに 向かって「この家に出入りする資格があるかどうか試したのよ」と言ったのには笑った。Ozzyについては、高校時代にブラック・サバスの曲をカセットに録 音して聴いたことはあったが、この番組を見る予備知識としてOzzyの歴史を見ておきたいと思った。

2003/08

Whitney Houston
このアルバムを初めて聴いたのは大学に入学した頃。Whitneyのデビューアルバムで邦題は「そよ風の贈り物」。名曲のオンパレードで一家に一枚の名 盤。近所のBook Offで購入。

Freak and More Treats / Chick
何年か前にNile Rogersプロデュース JT Super Soundというコンサートが武道館であり、そのコンサートの直後にベースのBernard Edwardが他界してしまった。このアルバムはその頃に再録音されたChick名曲集。Chickを聴くとFM放送を片っ端からカセットテープにエア チェックしまくっていた高校時代を思い出す。

2003/7/9

"Ornithology" Classic Recordings 1945-1947 / Charlie Parker
ジャズ・バンドで演奏する"Cherokee"と同じコード進行の"KoKo"の入ったパーカーのCDを捜していてこのCDを購入。なんとたったの999 円だった。ダイヤル、サボイの代表的演奏18曲が集められ、クスリでボロボロのはずなのに不思議と魂の入りまくった演奏で私の大好きな"Lover Man"も入っている。パーカーは学生時代に散々聴いたので、しばらくは「今さらパーカーなんて」と思っていたが、改めて聴くとやはりいい。それにしても どの曲も無茶苦茶懐かしい。ジャズを聴き始めた高校時代の記憶が蘇る。

"Alumbramento" "Djavan" / DJAVAN
私にとっては「夏といえばサザン」ではなく「
夏といえばジャバン」。夏が近づくと無性に聴 きたくなる。これは昔リリースされた2枚のアルバムが1枚のCDになったお得版。Djavanと言えばStevie Wonderがクロマチック・ハーモニカで参加している"Luz"というアルバムがあまりにも有名だが、このアルバムはマンハッタン・トランスファーが "Brazil"というアルバムで歌っている"Agua"のオリジナルを聴きたくて購入。他の曲も予想通りたいへんよい。

"Heat Wave" / Fried Pride
ファースト・アルバムを聴いてすっかりFried Prideの虜になっていたので、2枚目のアルバムも何のためらいもなく購入。TVでEarth, Wind & Fireの"Fantasy"は聴いていたが、それ以外にも私の大好きなStevie Wonderの"My Cherie Amour"やDeniece Williamsの"Free"といった曲から、"My Romance"、"Alfie"、"Hush-A-Bye"といったジャズのスタンダードまで、タック&パティばりのギター&ボーカルで聴かせる。

"Modern Lights" / Orange Pekoe
これも私がファースト・アルバムを聴いて虜になっていたOrange Pekoeの2枚目。このアルバムに先駆けてシングルカットされていた"極楽鳥 - Bird of Paradise - "を初めて聴いた時、大学時代によく聴いたGeorge Bensonの"20/20"(1984)の"Beyond The Sea"(Frank Foster率いるCount Basie Orchestraと競演している曲)を思い出した。というかそっくりだ。今回のアルバムは1stアルバムの時ほどの衝撃はなかったが、小気味良い4ビー トの"スウィート・ムービー"や、ラテン調の"Honeysuckle"などは、いかにも「オレペコらしい」曲。バラードの"Birthday Song"もいい。

2003/6/10
The Trouble With Being Myself/Macy Gray
ファーストアルバム"On High Life Is"を聴いて以来あの声に魅了されていた。2枚目は聴いてないのでわからないが、
3枚目となるこのアルバムは、1枚目に比べるとややバックの演奏がごちゃごちゃし過ぎているように思う。彼女の唄はバックがシンプルなスロー・ナ ンバーで一層引き立つと思う。
M-Gray
Study in Brown/Clifford Brown
実はBrownyのCDは一枚も持っていなかった(LPなら数枚持っている)。本当はBrownyを買うなら"With Strings"と思っていたが、JAZZバンドでCherokeeを演奏することになったため参考音源として購入。

The Quintet/V.S.O.P.
これもバンドでRon Carter作曲の"Third Plane"を演るという理由で購入。これまで譜面だけでしか知らなかった
"Third Plane"だったが、ショーターはこんな風に吹いていたのかと思わず納得。
VSOP
※この日はHMV有楽町店でEarth, Wind & Fire、
Isley Brothers、Steely DanのNew Albumもリリースされていることを知り、かなり迷った一日だった。
2003/5/25
極 楽鳥- Bird Of Paradise/Orange Pekoe
初回限定版のみ新曲のシングルCD+昨年12月の渋谷公会堂でのライブDVD付きでたったの\1,500ということで即購入。DVDの方は1stアルバム のシングル曲の数々(全10曲)が映像で見れるというお買い得盤。


2003/4/19
 

 
Belly of the sun/Cassandra Wilson
ジャズ・ボーカル界でカサンドラ・ウィルソンといえば超有名だが、実はあまりちゃんと聴いたことがなかった。デビュー当時Greg Osbyらのいわゆる
M-BASE派と組 んでやっていた頃にちょこっと聴いたが、当時はあまりピンとこなかった。改めてちゃんと聴いてみようと思った。

NINA SIMONE AND PIANO!
映画「アサシン 暗・殺・者」で主人公のマギー(ブリジット・フォンダ)が好きな歌手でもあったニーナ・シモン。私が学生時代にジャズ喫茶でバイトしていた頃は時々聴いて いた。久し振りにあのディープ・ボイスが聴きたくなった。


The Best of Olivia Newton John
最近CMで「そよ風の誘惑」が流れ、つい最近コンサートで来日もしたオリビア・ニュートン・ジョン。巷の懐古ブームは自分にもはては まり、当時の音楽を無性に聴きたくなる時がある。しかも初めて自分で買ったシングル・レコードがオリビアの「カントリー・ロード」で、確かそのB面が
「そ よ風の誘惑」だったように記憶している。でも最近の若い人は知らないんだろうなあ。このCDに「ジョリーン」は入っていな かった。



Back