はじめに

  社会福祉法人創生会の福祉サービスをご利用になられている皆様方、ご家族の皆様方ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。
2003年度(2003年4月1日〜2004年3月31日)の事業概況についてご報告申しあげます。

○ 年度実績および全般状況

 平成15年4月に行われた介護報酬改定で訪問入浴と居宅介護支援を除く全サービスの減額で幕を開けた今年度でしたが、 当年度の実績としては幸い大きな減収とはなりませんでした。逆に法人全体の前年度対比で0.7%増の6億3千3百万円でした。
 部門別では、特別養護老人ホームあだちホームが利用者の入院減の状況で増収となりましたが、年末から年明けにかけてのインフルエンザ蔓延の影響で短期入所が振るわず前年比-25.8%でした。訪問入浴、訪問介護はほぼ前年並みで通所介護は利用者が増加し前年比9.1%になりました。居宅介護支援は前年度比47.8%と好調でした。
 公益事業である横浜温泉チャレンジャーは年間の利用者数がはじめて20万人を越えました。

○ 今年度以降の展開

 前節でも述べたように介護保険制度の改定が行われ施設および居宅の介護報酬の全般的な引き下げが行われました。実際数字には顕著に現れてはいませんが今後の改定等でもさらに全体的に減収になるであろうことが予想されます。前年の事業報告でもお伝えしましたが経営的には今のままでは非常に苦しい状況であることは改めて言うまでもありません

一般の企業とは同列に考えられませんが、ある程度経営の合理化や人員の配置区分の見直しをしたり、新規雇用対策や給与体系の見直しなども行わなくては法人として安定した福祉サービスの提供を行うということができなくなります。
 前年度は職員の研修制度を整備して福祉従事者としての目的意識を強化し法人の理念を明確にして参りました。これは今後も一層強化していきます。
 法人全体としては、福祉サービスの他の事業者との競争力の強化・業務の効率化・苦情処理・介護事故の防止を重点的に行い今年度以降も今まで以上にサービスの質を高めていくことで選ばれる福祉サービスを目指していくことに変わりはありません。


2004年4月


 社会福祉法人 創生会

○ 創生会理念

宇宙の存在は、総て尊厳である。
当然、人間はこの世に生をうけて死に到るまで、尊厳ある存在でなければならない。
人間は尊厳ある生を全うせんがために、生より死に到るまで、赤ちゃんが求めて泣きさけぶがごとく、自立の精神が根幹でなければならない。
創生会は、我が事として、縁ある人々の、人間の尊厳と自立を守りきることを追求、精進するものである。

1985年4月     
社会福祉法人創生会 
理事長 敷本規 子
○ 法人基本方針

1. お年寄りの人格を冒涜しない。

2. 弱者に優越する心を克服する為、
   お年寄りに学び、自己の内なる
   差別性との戦いの日常的実践。

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