はじめに


  社会福祉法人創生会の福祉サービスをご利用になられている皆様方、ご家族の皆様方ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。
2007年度(2007年4月1日〜2008年3月31日)の事業概況についてご報告申しあげます。

○ 年度実績および全般状況

  今年度の実績は全般的に前年を上回り安定していましたが施設入浴の利用はあまり芳しくありませんでした。
 法人全体の収入は前年度を大幅に上回り5億4千3百万円でした。
 部門別ごとにみてみますと、特別養護老人ホームあだちホームとしては短期入所と合わせると650万円の増収となりました。前年に引き続き短期入所利用者が増えたのが要因です。施設入所単独では200万円の増加でした。入所者の状態が安定していたと思われます。
 施設入浴サービスは前述のように利用者減少に歯止めが利かず、前年度より200万円の収入減となりました。訪問入浴は300万円の増加でした。
 通所介護は好調で前年より550万円の増加でありました。
 居宅介護支援は前年から130万円増えました。
 公益事業の横浜温泉チャレンジャーは、利用者数が減少し140万円の減収でした。

○ 今後の展開

 今年度顕著な傾向として表れてきた問題として介護従事者の雇用の問題があります。特に法人の位置する横浜市旭区近辺では横浜市の計画的とは言えない老人施設整備により、介護従事者の大幅な不足状況が近年続いていましたが、ここへ来てさらに一段と厳しくなってきています。
 募集広告に応募が全くないことも多く、また新設の施設も人が集まらず開所出来ないところ

まででる始末です。口コミや派遣職員の活用でなんとかしのいできている現状ですが、職員の補充がつかなければ夜勤人員にも影響がでてくるなど非常に切羽詰まってきています。
このように新規雇用の問題は直面している一番大きな問題です。
 地方の人材を活用する他法人も多くなって来ています。法人でも11月に他の法人と合同で沖縄で就職説明会を行いました。
その他、考えられるありとあらゆる方法で人材の確保に努めておりますが、大幅な待遇改善があまり望めない現状ではより一層困難な状況になることは必然と思われます。
また、昨今のオイル高の影響で必要経費の増加も頭の痛い問題です。前述のように収入は増加傾向にありますが支出の増加もあり、現実には増収減益になっているところもあります。
 そんな中でも法人職員全体では法人の理念を軸にした福祉従事者としての目的意識を明確化にし、今まで以上にサービスの質を高めていくことで選ばれる福祉サービスを目指していくことに変わりはありません。

2008年4月

社会福祉法人 創生会

○ 創生会理念

宇宙の存在は、総て尊厳である。
当然、人間はこの世に生をうけて死に到るまで、尊厳ある存在でなければならない。
人間は尊厳ある生を全うせんがために、生より死に到るまで、赤ちゃんが求めて泣きさけぶがごとく、自立の精神が根幹でなければならない。
創生会は、我が事として、縁ある人々の、人間の尊厳と自立を守りきることを追求、精進するものである。

1985年4月     
社会福祉法人創生会 
理事長 敷本規 子
○ 法人基本方針

1. お年寄りの人格を冒涜しない。

2. 弱者に優越する心を克服する為、
   お年寄りに学び、自己の内なる
   差別性との戦いの日常的実践。

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