私の心に咲く、名もない花々よ。
ただただ咲くばかりの。
ただただ美しいばかりの。
ある映像である、それだけのはずの。
心の花々に、どうして心惹かれるのだろう。
南国を想わせる鮮やかさと。
郷愁を誘うセピアの色彩を。
なぜだか兼ね備えて咲いている。
私の中の、名もない花々よ。
ほんの少し憎みながら、私はあなたに惹かれ、
美しいと言うことの意味を少しだけ考える。
このままあなたに惹かれ。
これからもあなたを見つめ続けたとしたら。
散らない花を追う永劫と。
散る花に見る永久との。
どちらが、私の目に映るのだろうか。