-背中で語るのは、愛惜。-
女の背中が語るもの、それは愛惜。
届いたかもしれない愛。 成ったかもしれない愛。
噛み合えたのかもしれない愛。 拗れなかったかもしれない愛。
様々な、それぞれの形の。
失わずに済んだかもしれない愛。
全ては時に適った事と、言い聞かせては、みる。 仮定法の虚しさを、知り尽くしてもいる。
だけれど。それでも。それだから。
滲まずにはいられない、それが愛惜。
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