無断転載

Net Live(パチンコ攻略マガジン増刊)

   編集:ぽにぃてーる

発行:双葉社

みなさん、上記の雑誌をご存じでしょうか。この雑誌の11月22日号のトップ特集、”鑑定!オンライン美女100!”という記事のなかに私の写真も載っているのです(P13)が、事前になんの連絡もない無断転載です。私の高校時代の親友の写真も掲載されていたので問い合わせてみたところ、彼女もなんの連絡も来ていないとのことでした。おそらく紹介された女性のなかで無断転載であった方は私と彼女のほかにもまだいらっしゃるものと思われます。(無断転載された方でそれについて抗議する意思のある方はよろしければ水野に連絡をください)

無断転載なだけではなく、そこでの取り上げられ方は私にとって著しく不本意なものでした。その企画は”ただ単に「ええ女おらんのかいな?」というのがこの企画の趣旨。(同誌P7)”というもので、私の写真と同じ大きさで写真が掲載されているページに関していえば、HPの中味については殆ど触れられておらず、ただ、女性の顔写真と名前と年齢と職業とURL(#この雑誌が発売されたとき、私はHPを引っ越した直後だったので、Net Liveには古いURL載っています。)がひたすら書かれていました。(私の場合、”水野愛子 20歳 女子大生”という記載でした)…私にとっては、企画の趣旨を正確に伝えられていたら、たとえ事前連絡があっても承諾したくない企画でした。

私は、出版社には著作権や肖像権の取り扱い、あるいは一般市民のプライバシーの尊重について模範となるような態度を示してもらいたいと願います。特に、インターネット上のデータに対する著作権やHP上の個人の画像の肖像権のようなこれまでにない新しい問題を含む分野においては、出版社は本来模範でなければならないんじゃないかなって思います。出版社の力は容易に一個人のそれらの権利を害することができるものだから。出版社は著作権や肖像権に密接に関係する立場にあるのだから。

こういうことをいうと、公開してるのに…という意見がでると思います。しかし、公開=公共ではありません。HP上の画像一つとったって、”このページのこの位置においてだから、公開したい”ということはあるはずです。嘘のコメントを書かれたら困るはずです。どうせ載せているんだから、という意見には明らかに議論の飛躍があります。公開していればどう利用してもいいなんてことになったら、こわくてHPが楽しくなくなっちゃう。

公開。これにある程度自己責任が付きまとうのはもちろんです。リスクがあるのももちろんです。でも、私はインターネットを通して大切な方とたくさん知り合えました。これからも知り合いたいです。だからリスクがあってもやってます。そして、出版社のモラルの低さというつまらないことで個人が、ことに女性がHPをもつことが必要以上にリスクの大きいものになるのが嫌なんです。出版社は個人よりずっと強い情報伝播力をもつんだから、力の使い方に気をつけてほしい。

リスクを個人に押し付けて、出版社はお金を稼ぐ。そしてここで私が無断掲載の事実を告示しても、全国で販売される雑誌に比べればその公示力は微々たるものです。メリットなんて当然ないです。それでも、私はこの問題をうやむやにしたくないです。(よりによって法律を取り扱ってるページ!を無断転載された、しかもページの内容には関係なくなので悔しい、というのも正直な感想としてありますが…別に容姿を鑑定してほしくてHPやっているわけじゃないんです…)

あるとき突然自分の情報が自分の知らないところで自分の不本意な形で紹介されたら、やっぱり、気分を害します。(#これをみていない人に、”掲載を承諾した”と捉えられるんだろうなあ(T T)。)そしてそれが自分一人では対処できないところまで広まってしまったら、なおさらです。出版社の方には、この問題を現場の編集にあたった編集部の各個人やライターの方の責任にすり替えてほしくないです。たとえば、個人や現場担当者の問題にしておわびのメールを出させておしまい、という形では、納得いきません。(#注こう書いていたら、HPのアップと入れ違いにおわびのメールが来ました。ミスで許諾願いメールを出せなかったとのことですが、謝罪すべき内容はそんなことでしょうか。掲載を追認しない旨の返事を書きました。10/28 それについての返事はまだ来ていません。 11/6)

出版社としての謝罪文の掲載を希望します。


96年10月28日 水野愛子(11/1 部分的に追加)

"A study" by Aiko Mizuno
96/11/7/released
construction by A.M