あとがきを読むと、かなり初期の作品だと言うご本人からのネタバレあり。
なるほど、昭和臭のする作品だ。ワープロとかね。
人物すり替えトリックが、この作者の得意技なのかな。
少なくとも、直前に読んでた宮部みゆきの「レベル7」よりもあっさりしていて
読んでいて楽だった。
3人の「少女A」候補者が、それぞれ3すくみになるのかと予想したけど、そうではなかった。
3家族とも救われないね。暗いハナシだ、コレ。
脇坂先生も、悪女に振り回されトラウマになっちゃうんじゃないか。
女は怖い。ん? そう言うオチで良いんだろうか。
まぁ、そもそも悪いのは義父なんだけど。