枕女優

新堂冬樹・河出書房新社

もっとドロドロした展開になるのかと思ったら、意外にあっさり。
残りページが少なくなるにつれて、落しどころが不安になってくる。
「黒い太陽」などに比べると本自体薄いしな。

ま、芸能プロもやってる当人が書くんだからこれが真実なのかな。
女優に限らず、成功者は独り歩きする虚像のため、プライベートが無くなってしまい
その人生そのものは必ずしも幸せではないのかも。
求められるモノを提供し続けなければならず、一度有名になってしまうともう元には戻れない。
ま、最近は「モー娘。」辞めて普通の大学生になったのとかもいるけど。

拙い感想で恐縮です。

(09/12/19) _


茶色い本棚(国内作家)へ戻る

私の本棚へ戻る

タイトルへ戻る