黒と茶の幻想
幼稚園で 節子は蒔生に憧れるが、蒔生をの真意を知る
小学5年 節子 強盗犯を見つける
高校2年1学期 友紀の自殺
大学1年の冬 蒔生と紫織が出会う
大学4年の秋 蒔生が利枝子に別れを告げる
翌年3月 利枝子と憂理の2人旅
憂理の年上の恋人♀の死
憂理の一人芝居 ⇒ その後の自殺未遂を蒔生が殴って止める
彰彦の結婚と、蒔生の離婚届
初冬? 菅谷潔の激励会
春 本間の両親の熟年離婚
夏の終わり 蒔生が死に際した憂理を病院まで訪ねる(葬式みたいなもの) ⇒ 彰彦と飲むのだが・・・
10月中旬 Y島の旅
2日目の夜 友紀の死の真相と、紫織と蒔生の仲が明らかになる
3日目の夜 蒔生と憂理の真相が明らかになる
■室田(高田)利枝子
・蒔夫、節子とは高校同期
・蒔夫を意識するのは高2から
・室田氏との間に1女(利佳子)
・憂理とは大学の映画研究会で出会う
【→蒔夫】 いつも残酷で本当の事を言う
いつも寛ぐべきじゃないところで寛いでいる
【→彰彦】 自分が恵まれていることに引け目と居心地の悪さを感じているタイプ
【→自分】 一緒にいてホッとするタイプ
■三崎彰彦
・姉の紫織の性癖(彰彦を愛するあまり、代償行為で彰彦の友人たちを抱く)がトラウマ
・高校で初めて得た親友(友紀)は紫織に溺れ、結果殺人事件の被害者を装い自殺する
・2つ年上の国立大学の理工学部の教授と電撃結婚
・梶原憂理とは遠縁
・幼稚園から高校まで一貫したキリスト教系の学校卒
【→自分】 母親になりたい父親
主役を張れる実力があってカッコイイのに敢えて世界の中心にいることは避けるタイプ
【→蒔夫】 自分のことは何もしゃべらない男
頭抜けて精神的にタフ
自分の気持ちを言うときは率直だが、なかなかそんなことしない
一点ひどく脆いところがあるが、それを見せない
こいつじゃなきゃダメ
「男の世界」を確立している
【→利枝子】一箇所だけひどく脆いところがある。時によって違う
男性的
あまり余計なことを話さないタイプ
【→3人】 自分という存在に満足しているように見え、妬ましく腹立たしく
■辻蒔夫
・紫織と情事を重ねていた(利枝子や憂理と通じている間も)
・3つ年下の柘植愛美との間に1女1男(幹夫)
・柘植愛美の印象として利枝子のダイジェスト版、利枝子を小物にした感じ(by節子)
【→憂理】 疫病神
硬質的な美しさ、鋭角的な美しさ
【→利枝子】何かの拍子にほんの一瞬子供じみた心細いようなところを見せるのがいじらしく、次第に苛立たしく
弱いところなど見たくない
【→節子】 強い女
バランス感覚の持ち主
【→自分】 誰も俺を見ていない
俺はいつも誰かの代用品
欠陥だらけの人間で、それを直す気もない利己的
愛至上主義に苦言
■本間( )節子
・家族への過大な幻想を批判
・周囲へ説明することの強迫観念
・化粧が長い
・末期ガン患者である本間則之との間に2男子(陽介、)
【→彰彦】 魂が上等
不思議な寛容さ
先頭に立つ姿を見て尊敬
【→蒔生】 あんなにも冷たい男、おそらく自分以外は誰も愛さない男
面倒や不安定を好まない
根本的な不信と反発心
【→利枝子】男性的だが
「揺らぎ」がある
望んでカタストロフィを引き寄せる
■梶原憂理
・梨園の大物の私生児
・実母の没後、再婚相手(義父)が再婚し事実上独立
・女性嗜好 ≪語られないが、『麦の海に沈む果実』の麗子の影響であろう≫
・Y島に行きたがっていた
・拒食症の末、肺炎で死亡したと思われる
・蒔生に対して紫織とのことを糾弾
(06/09/02)
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