個人的にはハズレ。
読み手の心情の問題なのかもしれないのだが、物語になかなか入り込めずに読了まで苦労した。
ページを繰る手がワクワクしなかったもの。
大阪が停止する。書き出しの期待感は高かったのだよ。
ところが、ハナシは遡ったままでなかなか停止しない。
大輔へのイジメの話など、途中で何の話か分からなくなる。
蜂須賀への報復のオチは、プリンセスと言うだけで解決か。
確かに、それ以外に収拾つかないよな。
何だか破天荒なだけの物語で、疲れてしまった。
登場人物の名前パロディの元ネタを想像するのが一番面白かったかな。
■TVで映画版を見て
原作の細かなところは覚えていないけれど、松平と旭を大阪出身にしてしまうとは!
鳥居と旭が逆なのは知っていたんだけど、たまにこういうのあるよね。
「チーム・バチスタの栄光」の田口先生や、「ジュラシック・パーク」の兄妹だったり。
まぁ、綾瀬はるかの揺れる巨乳が一番の見どこかな。
富士山にかかる墓標のオチって、原作ではちゃんと語られていたっけ?