久しぶりに訪れた図書館で読みたいリストの一冊を見つけたので、ハードカバーを借りて一読。
一冊の本と二家族を巡るお話。そしてまた、タテ割りな会社に勤めるサラリーマンの話でもある。
良いお話なので、読後はスッキリなのだが、ちょっと物足りない。決して嫌いと言う訳ではないのだけど。
シリーズ作もあるようなので、そこまでは付き合おうかな。
世の中に本が無数にある中で、人生の内で出会えて、手に取って読むことができるのはほんの僅か。(・・・いや、洒落じゃなく)
これぞ、と言う一冊に巡り合うのは、好きな人を見つけるのと同じくらいの運が必要なのかもしれないね。
そして、送り出す側にも様々なドラマがあっての巡り合いという訳だ。