副題が“結婚にまつわる八つの風景”ということで、結婚式前に駆け込みで読破。
当人初の短編集と言うことで、色んな切り口を四苦八苦されたと後書きであったが、やはり構想力のある作家さんは長編で唸りたいね。 短編集はアイディア集でダイジェスト編って感じ。
『私に似た人』みたいに登場キャラクターが連環してるのかな?とかも思ったけど、そこまでは無かった。 時代の先取りという慧眼ぶりには、やはり舌を巻くのだが、どっぷりと一つのテーマを突き詰めてみて欲しい。