Dojo−道場

永瀬隼介・文春文庫

初読みの著者。格闘技小説って何だろう。冒険活劇?

残念ながら今一つキャラに愛着が湧かない。
押しの弱いフリーターの主人公は、まぁ憎めなくもあるけど、
神野は強いんだか、強くないんだか。バンビの浮き沈みもコミカルですらある。
ヒロインたる悠子も中途半端に過去をほじくられて、最後は殊勝気なカワイイ子でしたって?
これはトミーのバイタリティをシニカルに味わうのが正解なのかもね。

著者のノンフィクションを一度読んでみたいと思ったけど、順番は相当先かな。

(14/7/15)


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