家族ゲーム

本間洋平・集英社文庫

これはCX系の連続ドラマが先。
長淵剛が主演していた「親子ゲーム」と勘違いしていたんだけど、桜井翔の怪演に驚いた。
ドラマが楽しかったし、ブックカバーも欲しさに原作も読んでみようと購入。

80年代の作品なので、時代設定や舞台設定が大きく違うと想像はできていたけれど
やっぱりギャップが大きかった。
まぁ、底流にあるのは自分の頭で考えろって事なんだろうか。
価値観の押しつけへのアンチテーゼとして、良い子を演じてきた慎一の変貌がある。

原作を膨らませたドラマ脚本家にあっぱれだ。

(13/08/04)


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