フラミンゴの家

伊藤たかみ・文春文庫

どうオチがつくのかな、と思っていたけれど、何だか素直に終了。
なるほど芥川賞作家の描く家族小説、こんな感じかもね。
石田衣良のIWGPシリーズの家族、下町風景ともまた異なる風景だ。
そんな日向ぼっこ感が優しい気持ちにさせる。

正直、好みかと言われれば否、だが
読後感が悪い訳じゃない。
奥田英朗や、重松清の家族小説と比べてしまったけど、悪くはない。

(12/07/31)


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