どうオチがつくのかな、と思っていたけれど、何だか素直に終了。 なるほど芥川賞作家の描く家族小説、こんな感じかもね。 石田衣良のIWGPシリーズの家族、下町風景ともまた異なる風景だ。 そんな日向ぼっこ感が優しい気持ちにさせる。
正直、好みかと言われれば否、だが 読後感が悪い訳じゃない。 奥田英朗や、重松清の家族小説と比べてしまったけど、悪くはない。