■@おまえが犯人だ 坂口継彦 中堅どころの漫画家。 坂口有紀子 卒業間際の女子大生。山内と婚約していたが、持田の仕込んだ毒入りチョコを食べて死亡。 山内三樹夫 坂口のアシスタント。有紀子の婚約者だった。坂口の手の込んだ告発によりアシスタントを辞め編集の道に。【A】 持田泰士 坂口のアシスタント。漫画の才能は坂口を超えるものがあった。有紀子と山内の結婚に嫉妬し毒入りチョコを差し入れた。 真相を見抜いた坂口の手の込んだ告発により、有紀子が自分を愛していたと勘違いして自殺。 ■A帰り花 山内三樹夫 【@】 伊都子 三樹夫の4つ年上の姉。 山内真奈美 三樹夫の嫁。節子の友人の娘。【B】 芳江 伊都子と三樹夫の実母。三樹夫が4歳の時に長唄の会の人と駆落ち。【b】 節子 芳江のいとこ。芳江が出奔した冬に三樹夫の父と再婚し、伊都子と三樹夫の継母になる。急性心不全で亡くなる。 ■Bつきまとわれて 山内真奈美 【A】 吉永朋美 真奈美の11歳年上の長姉。11年前に付き合っていた庄司彰男との恋愛のもつれから塩酸をかけられる。 金森信一 朋美の縁談相手。バツイチの弁護士。【D、a】 庄司彰男 11年前の傷害事件で服役の後、 能勢陽子 真奈美の高校時代の先輩。旅行会社勤務から探偵業に転職。【C】 ■C六月の花嫁 能勢陽子 【B】 勝田茂子 実の継母。旧姓:松山。かつて新見忠雄の病院で超未熟児を産むが嬰児は夭逝。ところがその子こそ遥だった。 新見忠雄 能勢の最初の依頼人。川崎の開業医。 勝田実 偶然の縁から遥と結婚する。 新見遥 実は茂子の娘。新見の計略で嫁として茂子の下に返されることになる。 ■D吾子の肖像 金森信一 【B、a】 加山操 信一の別れた妻。珠子の元教え子。 児島守生 明治生まれの画家。 岡田潤三 児島の先輩であり友人でありパトロン。 岡田千鶴 潤三の妻。守生との間に暁子を設ける。 岡田暁子 戸籍上は潤三と千鶴の娘であり、守生の妻。娘(珠子)に対して、下条との不貞の子だと告げる。 児島珠子 守生の娘(その実、孫)で元美術教師。【a】 ■aお告げ 児島珠子 【D】 加山操 【D】 金森信一 【B、D】 橋本 マンションの古株。住人のゴミを除き、お告げをしていた。 宮口 マンションの住人。夫婦で小さな居酒屋を経営しており、娘の自殺未遂を『お告げ』された。 横川 マンションの住人。旦那は大学の先生(道彦【b、E】)、妻の小説執筆について『お告げ』された。 ■b逢ふを待つ間に 芳江 「よしゑ」のオーナーママ。【A、E】 横川道彦 文学部国文科助教授。【a、E】 立花さおり 横川ゼミの学生。 本多 横川ゼミの学生。 菅野博美 横川ゼミの学生。「よしゑ」でバーテンとしてバイトしている。【E】 田所 横川ゼミの学生。 松井 横川ゼミの学生。 酔客 「よしゑ」で横川達と居合わせた客。カリフォルニアに出張中にマリッジ・ゲームの妻を亡くし、幽霊を見る。 ■E生霊 芳江 三樹夫が見たと言うのは芳江の生霊だったのか… ともかく池になり損なった庭に埋まってなくて良かったじゃない。【A、a】 横川道彦 【a、b】 菅野博美 【b】 横川聡子 横川の亡くなった兄の娘。菅野に家庭教師をしてもらっていた事があり… 横川照子 横川の亡くなった兄の嫁。聡子の母。夫の死にあたって、教育ママに。 梶原 聡子と同じ高校の成績No.1。聡子の生霊に襲われたと語っていたが…「お告げ」「逢ふを待つ間に」は刊行化に当たって追加された模様。