静おばあちゃんにおまかせ

中山七里・文芸春秋

オチはともかく、連作短編でキャラが丁寧に描かれており好感が持てる。
ラスボスは消去法から比較的容易に想像できたかな。
静おばあちゃんにも憧れの人がいたりなんてして、乙女心が見られたら面白いと思っていたんだがな。
葛城と円のなれ初めは別の作品になっていたりするんだろうか。
岬シリーズよりは、ホンワカしているこちらが万人受けかな。
何となく「謎解きはディナーの後で」に通じるモノを感じる。
よく見れば表紙のイラストはヒントになっているんだね。静の足元にご注目。

(13/06/01)


■テレビドラマ版を見て
2018年3月にドラマ化されたのを録画し、見たのは2019年6月。
育児しているとね、なかなかお父さんの自由時間ってないのよ。
ネタもオチもほぼ覚えていなかったので、ながら見にはもってこいだった。
静おばあちゃんに草笛光子、円に岡田結実、葛城刑事に要潤、というキャストでした。

(19/06/07)


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