以前図書館で借りて読んだ事があったのだが、この度会社の先輩から借りて再読。
伊良部シリーズ第3弾。
1話目はナベツネの、2話目はホリエモンのパロディ。
2話目の「子供が天使なんてうそだ。半分は悪魔だ。」
このフレーズが気に入った。さもありなん。本編とはさほど関わりが無いだろうけど。
3話目は特定の誰かではなく、セレブタレントへの警鐘なのかな。マユミちゃんがいい味出してます。
4話目は治外法権の離島で、民主主義へのアンチテーゼ。
外聞を気にしない伊良部先生の生き方は羨ましくもあるけれど、それも彼が持てる者だからこそ。
現実はそう甘くないので、地道に生きるしかないよね。時にこんな本を読んでスカッとする程度でさ。