書庫から出してもらって借りてきた。私が生まれる前の昭和40年代に、タイムトラベラーを描ききっている。
自分の娘と結婚してしまう主人公。自分を生んで、生まれた自分がタイムスリップして・・・
とまぁ、この手のハナシにはつきものなんだが、とにかく40年近くも前からSFって変わらんね。
読んでる途中から、ずっとハインラインの「夏への扉」を思っていた。
実際問題、30年前の世界に単身送り込まれて泰然と生活してのけるなんて、なかなか出来る事ではないし
赤紙もきて徴兵されたとあれば尚更だが、まぁ、それもSFの世界のご愛嬌。
最終的に時空を行って来いして、正直頭の中ついていけずにサラッと読み流してしまった感もあるが
古典を存分に楽しめたとは思う。