盛岡へ向かう新幹線の間で一気読み。
ホンワカと、キレイな一冊。
読後の感想をツイートしたら、作者と思われる方にリツイートされた。そんな時代なんだね。
覚治の立場だとやるせない物語ではあるが、あれは母親が悪いな。
「すやすや」の自営も、本当は大変でここまで良いことばかりじゃないだろうけど。
村上龍の「半島を出よ」で描かれた浅はかな自営のなれの果ては悲惨だった。
諏訪おばあちゃんの鈴は、マジックアイテムなんだな。良い音しそうだよ、チリンと。
てっきり星子さんが損ねてしまったのかと思った。それで気まずくて距離を置いたのかと。失礼しました、星子さん。
星子さんも、諏訪おばあちゃんの鈴も、守谷のおばあちゃんも、いろんなものが素敵。
夏休みに心洗われる一冊として、これ以上はない邂逅に感謝。
作者はSM女王様だったの?少なくとも、この作品にはそんな背景はちっとも感じ取れない。
その世界はその世界で、小説のネタには困らないだろうけど。