うん、良いハナシだね。後味も清々しい。そうか、彼らは義賊だったのか。
全ての謎がストンと落ちる。ピンと来たものもあるし、やられたと思ったものもある。
実に小気味よい。完成度、満足度の高い作品だ。
広瀬正「マイナス・ゼロ」より更にメルヘンチックなタイムトラベラー。
そして、未来を知る立場からのエールは、バンプ・オブ・チキンの歌う「魔法の料理」みたいでもある。
相手の言う事を受け容れるだけが優しさではなく、
衝突して、憎まれてでも、伝えなければならない言葉、届けなければならない思いがある。
そういう事かな。