自分のための備忘録

第1部
§1
  ★ 綿谷昇(ワタヤ・ノボル)[37歳]
     ↑
     兄妹 (間に♀あり)
     ↓
    岡田クミコ[28歳] = 岡田亨(オカダ・トオル)[30歳]

   
  岡田亨   元法律事務所勤務
  岡田クミコ 雑誌編集

  ★笠原メイ[16歳] 高校一年生だが、中退。その後某工場で努める事になり、最終章でトオルの相手を努めるキーパーソン。

 ・アイロン好きなエピソード
 ・宮脇邸、飛べない鳥のエピソード

 ・TELは恐らくクミコから。事実のTELではないのかもしれない。トオルの精神世界のみ?

§3

  ★加納マルタ[31歳]、クレタ(本名:節子)[26歳]

 ・水色のネクタイのエピソード(これは勘違いかも)
 ・【伏線】クレタが綿谷昇に犯される。 

§4

  ★本田さん

 ・【伏線】水に気をつけろ。 最後の井戸の水だけではない???

§8

 ・加納クレタのエピソード 痛みの無い生活=『生きている死』
              (壁にぶつかった時に死んだ事は死んだ)

§9

 ・笠原メイとのかつらアルバイト 禿げも『生きている死』の象徴?

§10

  ★間宮中尉(徳太郎) 本田さんの形見分けをしてくれた、満州でかつて4人である特命を受けた事があった。


  ★ ♂(長兄)←兄弟→♂=♀
    旧軍人       |
    石原莞爾と旧満州で 綿谷昇
    つながる
    夫人が加納マルタの
    様な能力の持ち主と
    知り合い(第3部§13エピソード)

§12

 ・間宮も満州の井戸の中で死ぬべきであった。それ以降の人生は『生きている死』の体現?
  でも「皮はぎボリス」とのエピソードの存在は???

第2部
§5 

 ・宮脇邸の井戸に降りる。

§9

 ・笠原メイによってハシゴが外される。「半月」=フタも消える。

§11

 ・クレタによってハシゴがかかる。

§12

 ・クレタも井戸に潜る。
 ・トオルは井戸の中で顔にアザをつくる。(アザ=死の象徴かと思っていたが、それは勘違い)
 ・クレタが家にいる。

 ・【伏線】肝心な、井戸から例の部屋でのクミコであろう女性との邂逅エピソードはこの辺り

§14

 ・トオルとクレタが通じて、クレタは名を変える。
 ・一瞬、トオルはクレタとギリシャへ行ってしまおうかと。

§17

 ・【伏線】家を貸してくれている叔父との会話に触発され、トオルは新宿の街へ出る。
  この新宿の街でナツメグに声をかけられていた。
  クミコが堕胎した日に、出張先の北海道で会ったはずのギターを持った男を尾行した結果、乱闘になる。
  格闘の末、ギター男が持っていたバットで逆襲し、そのバットを持ちかえる。
 
第3部
§5

 ・シナモンは、夜 窓からねじまき鳥を探し、2人組が松の木の下に何かを埋めるのを見る。

§6

 ・【伏線】ナツメグとの再会で、赤坂へ連れていかれ、恐らくはナツメグの「能力」で記憶を吸われて帰宅した結果
      猫が帰ってきた。

§8

  ★赤坂ナツメグ[49歳]、シナモン[20歳]

§9

 ・「屋敷」を赤坂ナツメグとの協力で、所有していた会社からリースする事に成功。
  トオルは再び井戸に潜るようになる。

§10
 
 ・ナツメグの話しで、獣医であった父の右頬にもアザがあった事を知る。
 ・【伏線】動物たちの生死の境界が曖昧に感じたのも『生きている死』の象徴?

§12

 ・シナモンは夢の中で、恐らくは父親のものと思われる心臓を掘り出す。
  そして、もう一人の自分に会う。(これがエピソードしては分からない。綿谷昇の「能力」と似ている気もするが)
  結果、言葉を失う。

§14

  ★牛河  を通しての綿谷昇からの提案「クミコと話しをさせても良いが、屋敷から手を引け」

§17

 ・再度 牛河を通して「クミコと話しをさせても良いが、井戸を買い取りたい」

§21

 ・ナツメグは夫の死により、デザイナーとしての才能を失い、変わりに記憶を吸い上げる?「能力」を得る。“仮縫い”と呼ばれる。

§23

 ・クミコとトオルの通信。

§24

 ・トオル=(顔のアザ)=ナツメグの父

  ナツメグの父=(新京)=間宮中尉(でも、動物虐殺の中尉は別者のはず。大陸で死なないから。
                   但し笠原メイの言う通り、茶碗蒸しがマカロニグラタンに一度くらい変身するなら、
                   予言が一度くらい外れても良い?)
  間宮中尉=(特命)=本田さん

  間宮中尉=(井戸の底)=トオル

§31

 ・牛河が綿谷昇の元を離れる

§32

 ・トオルの夢の中で、加納クレタはコルシカという子供を産む。

§33

 ・バットが無くなっているが、例の部屋へ辿りつく。

§35

 ・例の部屋の手前で、トオルと思われる人物が綿谷昇をバットで襲撃したニュースを知る。
 ・顔の無い男によって、例の部屋の中へと導かれる。

§36

 ・トオルの推理

  −綿谷昇は「能力」を持っていて、妹に能力を施し、妹を死なせる事になる。(加納クレタにも施した)
  −妹は死に際して、クミコに警告を与え、クミコは綿谷家を遠ざける。
  −ところが、クミコは妊娠によって「能力」を意識せざるを得ず、昇と接触しトオルから離れていった。

 ・トオルは例の部屋から帰る事無く、声の女性からバットを受け取り、戦いに挑む事にする。

§37

 ・戦いの結果、「彼」をバットで殴り倒すが、顔は確認せず(できず)。声の女性に制されたから。
  声の女性にも逃げてしまった。

  気付くと井戸に戻って来たが、水が増してきて没する。
  メイが言った通り、他人は救えたが自分は救えなかったと言うことか?

§38

 ・クミコの告白 兄を殺す

§39

 ・シナモンによって、トオルは救われた。
  アザも消えた。(アザは何のメタファー???)

§41

 ・トオルがメイに会いに行く。そして恐らくは永遠のサヨナラ。

  


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