十角館の殺人

綾辻行人・講談社文庫

深夜の推理ドラマが綾辻行人+有栖川有栖の原作だったので、
図書館で借りてみた。綾辻行人のデビュー作。
これがオーソドックスな推理小説か。昔は江戸川乱歩で育った私だからな。
でも、そんなに大した話でも無いような・・・
現場に近付きたく無さそうにしているから、守須が犯人だったりして。
偶々、そう感じた。もちろん3枚も用意していた絵画、とか仕掛けの部分まで
思いを馳せた訳じゃなかったが。
ま、通やマニアが読めば、正統な引用などに感じ入る事ができるんだろう。
私にとっては大沢在昌と同じで食傷気味だ。

(08/10/19)

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