狭小邸宅

新庄耕・集英社

フォージーハウスはブラック企業か?
でも、売れない営業って、ホント大変なんだから。

営業は売ってなんぼ。確かにその通り。
売るための絵が描けるか。それがノウハウ。
自分軸が定まれば、会社と言う組織を必要としない強さが生まれる。

「お前、自分のこと特別だと思っているだろ」

ドキッとするような一言。
根拠も無く、漫然と何とかなるだろうと取り組んではいけないよね。
たまにこうして、今の自分の立ち位置を客観視できるのも、読書の効用。
リフレッシュを兼ねた趣味。
だから私は、いま取り組んでいる案件を投げ出さず、形にしなければならないのだ。

物語としては、最後がまとまらなかった感じ。
藤沢夫妻やめぐみなどが現れてから呆気なくラストへ。
蒲田の案件を片付けた時も、恵比寿の皆の絡みとかあれば良かったんだけど。
ちょっと肩すかしだったな。

(13/11/17)


茶色い本棚(国内作家)へ戻る

私の本棚へ戻る

タイトルへ戻る