ラットマン

道尾秀介・光文社

二転三転。ミスリードにまんまとひっかかる。
序盤は、簡単にネタバレされて食傷気味だったのだが、第四章でがらりと急転。
今まで見てきたものは、一体何だったのか、と言うくらいの驚き。
犯人は姫川? 桂? 野際?
おー、そして23年前の事件すらも、からくりがあったのか。
事実は1つでも、真実は人それぞれに存在すると言う事か。
何と不幸な事よ。
今回のミチオは誰だ?

(08/10/19)


茶色い本棚(国内作家)へ戻る

私の本棚へ戻る

タイトルへ戻る