だから何なの?
ってのと、
え、何が?
ってのが正直な感想。
結局P.I.がどんな会社か分からないし、
野放図のままなのは釈然としない。
泰史の最後の閃きも、よく分からない。
「それ」は自らだったのか、冬美だったのか。
一緒にクローンになるつもりだったのに、ってオチ?
残りページが僅かになった頃に東、笹貫、道田と登場人物が増えるのだが、
これが全く生きない。チョイ役かよ。兄貴も最後はどうした?
どうも、山田悠介とも波長が合わないんだな。
軽妙な文体が、電車の中で読むにはうってつけではあったが。