R.P.G.

宮部みゆき・集英社文庫

何度か読んでるはずなのに、細部は覚えてなく展開に追われた。
こんなハナシだったっけね。
家族故の愛憎半ばが、こんな悲劇を引き起こす。

面通しの3人の素性までは覚えてなかった。
三田と父親の出会いとか、捜査線上に浮上したA子とか よく理解できない部分もあり、今一つ消化不良。
精緻な仕掛けは、その設計図を詳らかにしていただけないと
想像力だけでは補完しきれないのだよ。

家族だからこその感情。血の濃さ故の衝動。そんな歯切れ悪さは堪能。
2014年はここからスタート

(14/01/01)


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