和淳美は幼いころに事故で弟・浩市を亡くす。
事故後、両親は離婚。母親と暮らした和美は高校中退して漫画家になる。
人気絶頂時に担当の杉山さんに恋心を抱くが果たされず、一夜限りの情事で孕んだ子もストレスで自然流産してしまう。
杉山さんの異動と共に人気も凋落し陰口も叩かれ、母の病没も重なり自殺未遂を図る。
意識不明のまま、漫画のファンである子供の《憑依》を受け、和美は現実に戻ってこれなくなる。 ⇒ この状態での和美の意識が、作品冒頭からの視点。
沢野くんは杉山さんを投影した仮のキャラ。真希ちゃんも若い日の自分を投影した仮のキャラ。
でも最後の最後で、武本に叱責されて拳銃自殺を図るのは、また夢の中の世界なのか。


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