【東西新聞 関連】 ・仲條貴子 葉山に住む大株主、社主。通称、葉山御前。 ・杉野俊一 代表取締役社長。 ・飯島 秘書室長。武藤と同期。 ・武藤誠一 人事厚生局長。かつて横須賀支局報道班チーフの時に誘拐事件を担当。代々は外交官の家系。 ・岸辺 広告局長。 ・結城 取締役編成局長。 ・諏訪純一 人事部長。 ・梶秀和 編集資料室勤務。かつて横須賀支局で報道班の担当記者。社会部の遊軍として担当した事件での抜け駆け取材が元で容疑者と民間人を事故に巻き込み左遷。 ・新川 梶が左遷される契機になった事件で共に取材をしていた後輩。処分を待つ間に自殺。 ・若松 事件当時の横須賀支局長。 ・武藤香織 武藤の妻。息子(実の俊治)を事故死させ、病院から手塚夏雄を誘拐する。武藤に責められ自殺を図る。 ・武藤俊治 武藤の一人息子。だが実は手塚夏雄。一橋大学で朝倉比呂子の後輩。 ・ 千代 武藤家の住込み家政婦。父親は殺人事件の犯人。 ・梶鮎子 梶の元妻。 ・梶未央 梶の一人娘。鮎子が引き取った。 ・野村 横須賀支局長で、梶の取材の手助けをする。 【事件関係者】 ・大槻貞利 事件当時の横須賀敬愛会総合病院院長。 ・堀江淳二 病院に出入りしていた証券マン。借金返済のために予てより誘拐計画を練っており、香織の誘拐に乗じて身代金を要求した。 ・滝川絹江 病院で勤務していた看護婦。堀江の愛人。手塚夏雄を誘拐したのは武藤香織だと知り、脅迫状を送りつけるが、足が付くことを恐れた堀江と争い、殺害される。 ・九十九昭夫 病院に出入りしていたMR。堀江の手張りの客の一人。誘拐事件の犯人と思されたが、実は身代金受け取りの実行犯。 ・春木佐智子 九十九の愛人。九十九と共に身代金を乗せた車で墜落事故死。 ・朝倉比呂子 昭夫の娘。 ・朝倉勝男 比呂子の伯父にあたり、九十九の事故死の後、養父に。 ・朝倉幸枝 勝男の妻。九十九昭夫の妻の姉であり、比呂子の養母。 ・菅野美津夫 事件当時、横須賀で高校生だった。興信所での業務にて朝倉比呂子が九十九昭夫の娘である事を調べ、『週間秀峰』に売った。 ・井上 元刑事。事件当時、捜査一課として担当。 ・手塚荘一 誘拐された手塚夏雄の父親。 ・手塚浅子 荘一の妻。 ・高瀬信吾 事件当時、喫茶「マロニエ」の主人。恐らくは堀江の手張りに関連していると思われ、身代金の受渡場所として指定される。 ・石橋淡山 九十九と同業。梶に当時のネタを提供する。 ・田尻照代 事件当時5歳児。誘拐犯を春木佐智子と偽証した。