経済学をまる裸にする

チャールズ・ウィーラン・日本経済新聞出版社

計算式もグラフも使わない、という謳い文句の一冊。
確かに、記述のみでいろんなエピソードを交えて書いてくれてはいるのだが。
意味の分からない数式ばかりが並ぶのもどうかと思うけど、やっぱり図やグラフなど
必要だから入れてるんだろう。全てを叙述と言うのも如何なものか。
それに訳本だから仕方ないけど、アメリカの例え話を延々聞かされてもね。
読み手の知識の問題かもしれないが、共感できるものばかりではないと思う。
字面は終えたけど、著者、訳者が期待してるであろう程に、ストンと落ちた訳じゃない。
どちらかと言うと、シリーズ2作目の統計学の方が興味あるので、まずはそちらへ。

(14/9/28)


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