去年6月の刊行直後に第1版第1刷を購入してすぐに読んだのだけど、半年以上も問題が治まらずに今改めて読み返してみた。 付箋を入れたり、マーカーを引いた個所はどんどん増える。 ここではいろいろ書かないけど、やっぱり問題の根を絶たないと、その場の帳尻合わせではどうにもならないレベルの問題なんだろう。 組織の決断を迫られる人には、必要な情報が無いと判断を誤るよね。 決断ができないまま問題を先送り、それも良くないのだけど、果敢な判断が猪突猛進ではないと言えるかどうか・・・
会社は誰のモノ? 従業員のものではなく、株主のモノ。 それはそうかもしれないけど、経営者たるものステークホルダーの1つとして従業員の面倒も見てくれないとね。 主力行は当面の融資継続に協力してくれたようだけど、こんな会社に幾らの利率でお金を貸しているのかな。 既に貸したお金が貸し倒れしないように、もう少し力を(お金を)貸してくれるようだけど、信用ランクを落として引当率を見直している銀行もあるとか。 地銀クラスだと、そろそろ耐えられない領域だろう。
今しばらく目が離せないT社の問題。 次の刊行時は、ぜひともV字回復をネタにしたハウツー本であって欲しいよ。 カラ元気でも出して頑張ろう。