#10 シバの女王、ベルキス
レスピーギ 1997 夏

このコーナー初のクラシック。

大学4年生の夏の定期演奏会でバンダを吹いた。 この演奏会には従姉妹が聞きに来てくれてたり、 ゼミの友人も訪れてくれたり。 そんな中まずまず目立ったので、私の吹奏楽人生のクライマックスだったと言えるかもしれない。

ちょうどこの演奏会終了後に、今勤めている会社からの内定をTELで確認して、 安心して打ち上げで大酒飲んだのも覚えている。6月最初の日曜日だったと思う。 最終面接の前日は定期演奏会前の最後の練習で、景気付けに飲みに行って帰りの電車を乗り過ごしたりもした。 車で迎えに来てくれた母親には「何考えてるんだ」って大目玉くらった。

レスピーギと言えばローマ3部作の方が有名かもしれない。 私もそっちはCDを何枚か持っているのだが、ベルキスも良い曲だ。 近くの図書館でCDを借り、繰り返し聞いてはいろいろ思い出す。 たぶんこれまでも、この先も、この3週間ほどベルキスを聞いた時期はないだろう。 CDは明日返しに行く。

(09/11/14)


あの日、あの曲 タイトルへ戻る