谷村有美 おでかけツアー2014

1994年の日吉の三田祭ライブで谷村有美を生で観賞したのがちょうど20年前。 時は流れて、大井町在住時代に蒲田のアプリコでコンサートやった事もあるはず。 その時はチケットが取れなかった記憶があるのだが、今年のツアーはツイッターで知って ローソンへ駆け込んだら9月の横浜公演と、11月の埼玉公演のチケット確保。 コンサートを楽しみにする日々が始まった。

9月下旬。仕事の迷走ぶりに拍車がかかっていた頃。 前日はピアニスト裕子さんの仕事ぶりを見届け、ゼミ盟友たるサムヘイズで杯を傾け、まず仕事モードから切り替える。 日曜日の黄昏時ではあるが、「あ、安部礼司」はお休みしてはまぎんホールへ向かった。 開場待ちの列は、ほとんど中年男性。かく言う私も然りか。アーチストもファンもお互い歳を取ったと言う訳だ。 全盛期から考えると小さなハコかもしれないけど、聞く分にはこの距離が望ましい。そんな感じのホール。 そして有美さん登場。最初から、えらいハイテンション。ツアー初日だったのか。そんな事も知らなかった。

弾き語りから始まったけど、ピアノのタッチミスや、歌声のピッチもCDとは比べるべくも無く。 それでもクリスタルボイスの二つ名は健在。圧倒的な声量と、突き抜けるようなハイトーンが心地よい。 バンドツアーではなく、福田師匠を伴ってのシンプルな弾き語り。 メール紹介などは、往年のNHK-FM「とっておきチューズディ」を彷彿とさせる。 やや自虐的な辛口トークも健在。

『せめてもの I love you』や、『信じるものに救われる』が弾き語りで聞けたのは垂涎モノ。 『一緒に暮らそう』のクラップ感も悪くない(手は疲れたけどね)。 でもやっぱり、アンコールの『tonight』だよね。リクエストも多かったんだろう。名曲だよね。 いろいろ良い事ばかりじゃない世の中だけど、このライブを聞くために頑張っているのだと思う事ができれば 少なくとも11月までは頑張れる。幕張での展示会の最終日と重なっているのは懸念だが。 次は『HALF MOON』が聞けると良いんだが。

続きは11月に乞うご期待。

(14/09/22)

・・・と、11月21日のさいたま芸術劇場でのツアーファイナルのチケットを財布に仕舞い込んで 楽しみにしていた訳だが、幕張での展示会と日程が重なってしまい、最後まで時計と睨めっこしたけど 結局ツアーファイナルは行けず終い。残念でした。


他の特集を見たい!

音楽のコーナーへ戻る

タイトルへ戻る