横浜F・マリノス贔屓のサッカー観戦記

私が初めてグラウンドに足を運びサッカーを見たのは小学生のころ。 まだ九州にいました。実業団リーグのヤマハvs全日空を家族で見にいった記憶があります。 その当時の選手名鑑がついこの間までは本棚にあった気がしたんですが、どうにも 見つからないんですよね。惜しいことしたなぁ。

時は流れ、国内プロリーグ「Jリーグ」発足。 木村和司のいるマリノスは日産時代からのお気に入りチームで Jリーグ発足時より応援してましたが、98年からは機会があって グラウンドへ足を運ぶ回数が増えました。 ここでは主に生で観戦した試合を中心に感想などを書き綴っていきます。 _


2010FIFAワールドカップ アジア最終予選

2009年2月11日 日産スタジアム

日本代表 (0−0) オーストラリア代表

満足度:△

カテゴリー1で観戦してきたのに、このコーナーに更新しそびれていた事に気付く。 月も変わってしまったが、備忘録代わりにこっそり更新しておく。

事前のシリア戦、スウェーデン戦などで結果を残した若きFW岡崎は起用されるのか。 岡田監督は結局は守旧派だから使わないんだろうな。 中盤の4枚はどうするのか。海外組だけで俊輔・稲本・長谷部・松井・大久保と4人を超える。 また、これまでの2枚看板がケガで離脱したGKはどうするのか。

先に発表されるオーストラリアのスタメン。大人気ないブーイングはどうかと思う。 ほとんどが直前に召集された海外組がだったが、 端からドロー狙いなのか長身FWケネディなどはベンチスタートだった。

日本代表は玉田・田中の2TOP。やはり岡崎はベンチスタート。 稲本、憲剛はベンチにも入れず、中盤は松井・俊輔・長谷部に、国内組から(とは言えアジアMVPの)遠藤。 CBは順当に中澤、闘莉王。両SBは内田と長友。GKには都築。

そうそう、国歌斉唱は誰かなと思ったら、地元の小学生だか中学生だか。実に地味だった。

さて試合開始だが、せっかく松井・俊輔・遠藤と攻撃的なスキルのあるMFを並べているのに、 相変わらずパスが続かない。パスを出しっぱなしで上がってかないからDF陣がなかなか崩れない。 サイドから何度かチャンスはつくるけど、上背のある相手を崩しきるにはクロスの精度が甘い。 セットプレーにも活路を見出せず。

まず松井がお役ゴメンに。もっとドリブルでグイグイ行っても良かったかもしれないけど、結果論かな。 大久保の方がやる事が明確になっていた分、アピールしてた気がする。 田中に替えて岡崎投入。これは意外だった。 上背のある巻を入れてのパワープレイじゃなく、岡崎の勢いに望みを託したか。 でも、最後までスコアレスで3枚目のカードは切ること無く試合終了。

ホームで2戦連続となるドローなのだが、暫定2位だからかスタンドにも危機感は稀薄。 選手たちが挨拶に回る間、もっとサポーターのブーイングがあっても良かったか。 少なくともサッカーの本場と呼ばれる土地ならば、選手たちはスタンド一周なんてしてられなかっただろう。 かく言う私だって独りでブーイングするほどの度胸もなかったのだが。 W杯ベスト4と言う高い目標を、サポーターも本気で共有するならば、FIFA主催の“本番”をホームで引分けて安穏とはしていられまい。

試合後振り返った記者席に水沼貴史、中西哲生を見かけたけど、表情は暗かった。さもありなん。


2010FIFAワールドカップ アジア最終予選

2009年3月28日 埼玉スタジアム2002

日本代表 (1−0) バーレーン代表

満足度:△

今回はなんとカテゴリー1の招待チケットを入手。タダで代表戦を観戦できちゃった。 そこは満足度◎なんだが。

もちろんようやくホームで勝ち点3を手にして、W杯出場がほぼ確実な状況になったのは喜ばしいけど、 これじゃドイツ大会とさほど変わらない。 どうも相変わらずパスを受ける時に足が止まる悪癖が払拭できない。 中盤には俊輔・遠藤・長谷部・大久保の攻撃的なメンツを揃えて、 尚且つ前線も田中・玉田とスピード系の選手を揃えているのにパスコースが見つからない。 スローインの時なんかも、もっとスペースをつくる連動した動きが必要だと思う。 とにかくこのチームは戦術と言うものが無い。 狭いところで足元に回すなら、それを徹底すれば良いんだよ。 オシム時代の様に数種類のカラービブスで状況設定して、そういう練習を積むとかね。

内田・長友の両サイドも上がりが遅いから、ボールをもらう位置がハーフライン付近なのでちっとも怖さが無い。 そして1対1の勝負には勝てない。 やっぱり4-4-2の両サイドだと上がりのタイミングが全てだな。 奏功しなかったけど、左サイドで長友が何度かタテに勝負をしかけたシーン。 あの辺りの質が高まってくるとサイド攻撃に深みが出ると思うんだよね、 その時にニアにFWが飛び込むとか、あれだけ攻撃的な中盤が飛び込むとか、そんなシーンが欲しいよな。

前半の遠藤はかなりポジションが低く、非常に残念。 最終ラインに吸収されてる事も多かった。 試合後のインタビューでも自虐的に「守備しかしてません」と言ってたけど、 ひょっとしたら相手4番のマンマークを指示されていたのかな。

俊輔の出来もイマイチだったけど、先制点は相手DFに当たってコースが変わろうと、記録上はれっきとした1ゴール。 WBC決勝もイチローの決勝点だった様に、やっぱり決める人が決めるのは大事。 ただ追加点は欲しかった。アウェイのバーレーン戦の事もあったし。 田中や内田が何度かサイドから惜しいシュートを放ったけど決まらず。

残り3試合で1勝すれば2位以上が確定しW杯出場が確定するとは言え、 本大会で大暴れするにはもっともっとチーム力を高めないと結局ドイツ後の4年間は何の上積みも無い事になる。 勝ったのにあまりスッキリしない一戦だったな。 バーレーンの選手は試合前のピッチでの練習中もカメラ(下手したら携帯か?)を手に記念写真撮ったり、 マチャラ監督自らも写真撮影してたり、あれは観光気分だったのか?

ちなみに今回も国歌斉唱は地元の小学校の合唱部。 一緒に観戦した友達が曰く「これも不況の煽りの経費節減なのかな」と。さもありなん。


2009 Jリーグ Div.1 第5節

2009年4月11日 ニッパツ三ツ沢球技場

横浜F・マリノス (5−0) ヴィッセル神戸

満足度:◎

初の三ツ沢球技場は良い思い出となった。

今年はここまで白星に恵まれないマリノスだったが、ツネ様が主将として加入した神戸相手に圧勝。 何故日産スタジアムじゃなかったのか分からないけど、これでニッパ球では神戸に3戦3勝らしい。 ゲンの良いスタジアムで今季初勝利をものにしてサポーターも選手もようやく安堵。 もっと点が取れた気がするから、何だか損した気分もあるけど、ここは謙虚に勝利に浸ろう。

15時キックオフだったのだが、着いたのは14時前。ホーム側のゴール裏自由席は既に満席で、アウェー側のゴールへ。 サッカー専用スタジアムだから、ピッチが近い。西が丘ほどではないけれど、日産スタジアムよりも臨場感があって良い。 試合開始前には坂田のJリーグ出場200試合記念のセレモニー。 思い出すのは2004年の遠藤彰宏の出場200試合記念セレモニーの後の神戸戦。2人の退場者を出して追いつかれた後味の悪い試合。 今日はあの時のリベンジだ。

直前のサカダイでは、スタメン予想でGK秋元になっていたけどゴールマウスはエノテツ。 ちなみに対する神戸GKは元マリノスのエノタツ。ボールに触る度に大人気ないくらいの大ブーイングだった。 3バックは中央に丸刈りで気合を入れた松田。左に中澤、右に金。この金がデカイ。松田が一回り華奢に見えるくらいゴツイ。 ボランチ小椋も丸刈り。隣はキャプテン兵藤。左は田中裕、右は丁。小宮山がベンチにもいなかったのは残念。 2列目に山瀬と狩野、トップはルーキー渡邉。よし、主審も岡田正義じゃない。

開始早々、マルガリータ松田のフィードをキャプテン兵藤が落として渡邉がズドン。いきなりの先制ゴール。 目の前のゴールネットが揺れた瞬間、やっぱり立ち上がってしまった。 しかしレイソル戦の事があるから、皆まだまだ喜べない。 事実すぐさま逆襲に遭い、エノテツのスーパーセーブが無ければ今日の試合はどう転んでいたか分からない。 陰の殊勲者はエノテツだ。

続いて山瀬が左からドリブルで切れ込んでミドルをズドン。FWが点を獲る美しいサッカー。 やっぱこれだね。山瀬は今季初ゴール。 前半の内に、渡邉がロングボール争いでツネ様を制してループで3点目。 レイソル戦が頭を過ぎるものの、これでかなり安心して試合を見られるようになった。 渡邉はその後もハットトリックのチャンスが何度かあったがモノにできず。 今季のルーキー初ハットは大迫には譲れないぞ。

今日良かったのは、球際の強さかな。中盤のルーズボールを支配できてた気がする。 パスの回り方も良かったし。サイドよりも中央で崩してた感じ。 丁はサイドが遠かったからかもしれないが、あまり存在感を感じなかった。 清水もケガで離脱してるから、水沼辺りが先発争いに噛んでくると底上げに良いんだけどね。 丁に負ける理由は無いだろう。

サイドが変わった後半。 神戸は2人選手入替え。 ベンチに入ってたアラン・バイーアが出てきたのにはちょっと警戒したが結局は不発。 今日は山瀬がキレキレ。後半開始直後も惜しいシュートを放ち、すぐ後にエノタツのクリアミスをふわりと今日2点目。 これでハットトリックにリーチが2人。 ところが追加点は狩野の直接FK。コース自体はさほど良くなかったけど、エノタツが目の前のバウンドを読み切れずゴール。 蹴る前に一緒に観戦した友達に「今日なら入る気がする」と言ったその通りになった。 ツキもあった。

解任一歩手前の木村浩吉監督も大量リードで安心した事だろう。 選手交替は、まず傷んだ丁に替えて天野。 この天野がサポーターに愛されてる。一際小さな天野だが、右サイドに張って何度も切り込んでた。 これは評価できる。 続いて田中裕に替えて金井。後半は左サイドが遠くなったので、今一つ活躍ぶりは把握できず。 最後は狩野を下げて斉藤学。マナブも丸刈りだった。小椋と言い、マルガリータ松田に続いたのか。 マナブは絶好のクロスを外したのが残念。

今日は流れの中から点が獲れたのは結構なのだが、金や中澤らデカイ選手が多いのにCKで点が取れないのは勿体無い。 途中から両チームとも雑な展開になり中澤がクリアを空振りしたりと、 何度かヒヤッとする場面もあったし手放しでは喜べないのだが、まずは勝利したことに拍手。 ホントに手を叩き過ぎて痛いくらい。 でもスタジアム観戦はこうして勝つから楽しいんだ。 選手たちも試合後にサポーターたちに笑顔と拍手と歓声で讃えられる喜びを思い出してくれたに違いない。 次はアウェーの鹿島戦。正直難敵ではあるが、王者の胸を借りて、鼻は明かして来い。

マリノスも随分と世代交替が進んで良い感じ。俊輔が帰ってきても困るくらい。 長谷川アーリアは完全に干されてしまったのかな。 浦田なんかも今年が正念場だと思うんだよな。今オフ乗り切れるか。


2009 Jリーグ Div.1 第8節

2009年4月29日 日産スタジアム

横浜F・マリノス (1−0) ジュビロ磐田

満足度:○

今年に入ってスタジアム観戦した試合が2戦2勝。 チームの勝ち試合をすべて見届けているのは嬉しいような、もっと頑張って欲しい様な複雑な心境。 風が冷たく、勝ってくれなきゃ耐えられない試合展開だったけど、どうにか最小限のリードを守りきって勝ち点3を掴んだ。 課題は多いと思うが、こう言う勝ち方ができる様になれば中位にはいけるだろう。

今回は3人で観戦。あまりディープなファンでない人間もいたので、キックオフ1時間前に新横浜集合。 いつもの様にスタジアムに着いてから、某スポンサー割引価格で当日券を買うつもりだったのだが、当日券売り場に列ができててビックリ。 GWを手近で済ませようと言う親子連れが多かったのか。何とかキックオフ前には2階席へ辿り着けて良かった。 試合を見るにはなかなか良いポジションだったと思う。

スタメンで驚き。まずGKがエノテツではなく飯倉。 3バックは金・松田・中澤で予想通り。ボランチにキャプテン兵藤と、なんと狩野。 左に小宮山、右に田中裕。2シャドーに坂田・山瀬を並べて、1TOPは渡邉。 クラッシャータイプのボランチを置かずに狩野を入れたのは攻撃的布陣だと受け取ったのだが…。

前半は両チーム形にならない。マリノスはゲームを作る位置が低すぎる。ボール回しに時間がかかると出しどころがなくロングボール。 渡邉のポストプレイは収まりが悪いからセカンドボールを拾う展開にもならず、せっかくのスピード系の2シャドーも存在感無く。 坂田なんて、前半はほとんど見せ場なし。 磐田の韓国人FW(イ・グノ)がここ数試合調子良かったけど、そこは同じ韓国人DFの金がしっかり封じ込んだ。 しかし金はホントにデカイ、と言うかゴツイ。

ハーフタイム終わって、こちら側スタンドに向かって攻めてくるマリノス。 友人が休憩から戻ってこない内に渡邉の先制ゴール。 密集からよく打った。今まで高い金出して獲得してきたストライカーよりも、よっぽど役に立ってる。 ポストプレイの質がイマイチで、ボールを奪われてヒヤッとするシーンも多いのだけど、 そこを我慢して使ってる木村監督は大した物だ。できればハーフナーともっと競わせたいところだけど。

失点した川口の後ろ姿って、何であんなに絵になるんだろう。 那須もボールを持つ度に大ブーイングを受けていた。 失点直後にも川口のボールフィードがマリノスボールとなり、がら空きのゴールに小宮山が狙うが惜しくも枠の外。 ここから山瀬が鋭角に何度か惜しいシュートを放つが追加点はならず。 もちろんシュートでも良いのだが、マイナスに折り返して誰かが走り込むって展開になればもっと良いのだろう。

磐田は後半15分くらいからジウシーニョ、萬代とFWを追加していたけれど、これが2試合目というGK飯倉がDF陣とジュビロの攻撃を封じきる。 何と無く足下のボール裁きに不安を覚えたのと、 フィードがそのまま川口に届いてしまうって事が何度かあったけど、まぁ及第点だろう。 松永・川口・エノテツと言う熱い系統ではなく、冷静なタイプみたいね。チームに競争があるってのは良い事だ。

木村采配は狩野に変えて小椋で守備固め。 時間稼ぎに金井、斉藤を次々に入替え、4分間のロスタイムの凌ぎきって1-0の辛勝。 CKも何本かあったし追加点を取れなかったのは反省材料だと思うけど、守備が安定してきたのは大きいかな。 若い選手が多いチームだから、これでまた少し勢いに乗ってくれると良いのだが。

あとは前回も思ったことだが、金、中澤、渡邉とターゲットがいるんだから、 セットプレイはもう少し練習すれば脅威になると思うのだが普段どんな練習してるんだ? これじゃ俊輔が帰ってきてポジションを奪われてしまっても、文句が言えないかもしれないな。


2009 Jリーグ Div.1 第9節

2009年5月2日 NDソフトスタジアム

モンテディオ山形 (0−0) 柏レイソル

満足度:△

GW帰省中に折よくNDソフトスタジアムで柏戦が行われていたため伯母を交えて急遽観戦決定。 伯母用にタオルマフラーとミニフラッグを購入。さすがに私はモンテの旗を振るまでは至らなかったけど、今日だけはにわかモンテファンに。 奮発して(と言っても3000円)選んだメインスタンドからは聳え立つ山々の稜線が目に飛び込む。 日産スタジアムやニッパツ三ツ沢ではお目にかかれない光景でありご当地ならでは。 記者席を見渡して、有名人を探したけど生憎見当たらず。

陣取った席が柏サポーターに近かったからかもしれないけど、サポーターの応援が整然としてたのは柏の方だった気がする。 そのくらいアウェイ柏サポーターは非常に元気良かった。なるほどこれは柏劇場と称される所以だ。

試合は柏優勢だが、互いに決定力を欠きスコアレスドロー。 柏はベンチにもフランサ、ポポが入ってなかったので山形としても勝ち点が惜しかったかな。 下馬評ではダントツの最下位予想だった事を考えると、引き分け勝ち点1が悔やむ立ち位置にいるのは上等だろう。 それにしてもマリノス戦に比べて90分が長いこと。逆にどちらかに肩入れすると時間が短く感じられるんだろう。 目の前の柏ベンチ横で選手たちがコーン走でアップしているのを見てる余裕があったのだが、 控えGK南がセコくコーンの内側を走っている辺りコーチはしっかり見てるんだと思う。

第11節の新潟戦は、大河ドラマに肖り「天地人ダービー」なんだそうだ。 サッカーに限った事じゃ無いが、涙ぐましいまでの便乗ぶり。 これからも帰省した折に試合があれば行ってみようかな。 ただしマリノス戦の場合はアウェイ席で。

ちなみに、この日マリノスは川崎フロンターレに2−1勝利。良かった良かった。


2009 Jリーグ Div.1 第14節

2009年6月21日 日産スタジアム

横浜F・マリノス (2−0) 浦和レッズ

満足度:◎

マリノス観戦3連勝。雨の中、見に行った甲斐があると言うもの。

今日もゴールマウスを守るのは飯倉。中澤を欠く4バックは右から田中、キャプテン栗原、松田、小宮山。 アンカーに小椋。狩野と兵藤を2列目に配し、山瀬、坂田が開いてセンターに渡邉。 対する浦和もほぼベストメンバー。都築、山田暢、闘莉王、坪井、鈴木、阿部、細貝、山田直、高原ら代表経験者がスタメンに名を連ねる。

前半は相手のショートパスがポンポンつながり、フリーな選手をつくってしまい、主導権を握られる苦しい展開に。 そんな中、浦和は何故だか高原がCKを蹴っていた。1本目はたまたま近かった高原がボールセットしたのか? ゴール正面のFKはさすがに高原じゃなかった。阿部だったのかな? でも壁に当たってゴールラインを割った、直後のCKはやはり高原。 かつてマリノスもアン・ジョンファンがインステップで速いボールをニアに上げた事があったけど、今回はそんな意図も感じず。 正直、脅威とはならずに随分と助かった。 浦和の攻勢をどうにか凌ぎきると、ペースは次第にマリノスに傾く。前半終了間際には逆襲をしかけるがシュートは枠を捉えられず。 4-3-3でサイド攻撃を標榜しているのだろうけど、タイミングがワンテンポ遅く赤い壁を崩せない。 真ん中のタメが無く直ぐにサイドに叩いてしまったり、それ故そこから縦に早くスペースを見つけられなかったり、攻撃に形は無かった。

ハーフタイムでどんな活を入れられたのか知らないが、後半の立ち上がりはマリノスのペース。 嵩にかかって攻めてる時間帯に1点欲しかったが、浦和の巻き返しにもあう。 しかし後半15分、狩野のスルーパスから最終ライン裏に飛び出した坂田のマイナスのクロスに中央の渡邉が合わせて先制。 追加点もサイド攻撃から。古巣サポーターの強烈なブーイングを浴びていた山瀬がゴール前混戦からズドン。 前半も好機を逃していただけに、マリノスサポーターに突き出したガッツポーズには痺れたよ。 ここからマリノスは小気味よいパス回しで浦和を翻弄。中央で崩しあわや3点目かと言う場面も。 浦和は次第に集中力も欠き、2枚替えの猛攻も中澤不在のDFラインが耐え切り、金・長谷川・水沼と選手交替で時間も使って完封勝ち。

ボール保持率では浦和に圧倒され、逆のスコアもあり得たであろうが、2-0勝利に先ずは上気分。 改善点は多々あるけど、俊輔がいなくても狩野、兵藤、渡邉らで浦和に勝てるぞとフロントに、サポーターに見せつけた選手たちはよくやった。 縞々ユニフォームは背番号が見難いけど、験の良いアイテムになりそうだな。 本来着るはずだった俊輔はいないけど。 それにしてもレプリカユニフォームは予約受付すら未だってのは考えられない。今売らないでいつ売るのさ。 買う気満々だったのに。


キリンチャレンジカップ2009

2009年10月10日 日産スタジアム

日本代表 (2−0) スコットランド代表

満足度:○

カテゴリー1の招待券でメインスタンド側から観戦。いつもありがとうございます、Tさん。感謝感謝。

とは言え、相手も2軍、こちらも即席チームと言うこの試合の価値をどこに見出すか。 新戦力の見定め? それもレギュラー格との融合してこそなんだけどね。 2日前の香港戦で90分戦ったメンバーは使わないと言う事で、俊輔も遠藤もいないピッチ。 或いは、そこに君臨した中村憲剛こそレギュラー頭角か。 でもこの試合で、憲剛の便利さは良く分かった。 どフリーで石川の折返しを受けたのにトラップが大きく決められなかったのはガッカリだったけど。 その辺りがジェラードとの差だな。

スタメンはGK川島。右から内田・岩政・阿部・今野の4バック。稲本・橋本の2ボランチ。2列目に憲剛・本田・石川。1トップに前田。 2度とは見られないスターティングイレブンだろう。一人ずつの印象を。 前田の存在感が薄いのは、即席チーム故の安易なタテパスでは橋頭堡になりえなかったからか。後半に森本と交替。 石川は前半は張り切ってシュートやクロスでアピールしたが、無得点のまま後半途中で退いた。 本田も積極的なシュートにFKなど見せ場はあったけど、やっぱり守備はザル。 相手についてるのだけど、サイドから何度もクロスを上げられていた。それでも2点目を決めて首の皮一枚つながった感じ。 憲剛はスタメンの中で唯一お洒落なプレーを披露していたけど、1点は決めなきゃ。 後半は大久保や松井が入ったことでボランチに下がってプレー。ポリバレントな選手ではあるよね。 地味に汗をかいた橋本。意外に橋本あたりが先制点を決めたら面白かったんだけど。1度惜しいチャンスがあった気がする。 今野に後を託して後半でピッチを去った。 キャプテン稲本にはタテへの推進力を期待してたのだが、後ろに戻す事も多く残念。1ゴール1アシストのガーナ戦とは違い、 今回は稲本の日では無かった。キャプテンマークを憲剛に渡して後半途中で交替。 今野のサイドバックは荷が重いな。ボランチもCBもいけるユーティリティ性は買うし、岡ちゃん門下生ではあるけど橋本辺りと当落線上だろう。 内田は石川と同サイドで小気味良い連携を垣間見せたけど、一時のキレは無く徳永と交替。 ようやく起用された岩政。ただ競り負けてたシーンも多かったと思う。CKに一度飛び込んだがゴールならず。 阿部も代表歴長いけど次第に器用貧乏なキャラに陥ってる様で定位置が定まらない。たまにはFKも蹴れば良いのに。本田、憲剛だけじゃないだろう。 川島は被決定機をファインセーブ。キャプテン翼に出てくるようなアクロバティックなプレーもするのに、 大量失点もするイメージがある川島。ムラがあるけど今回は川島の日だった。

途中出場組は森本・大久保・松井・徳永・駒野。 森本はロングフィードをトラップするのではなく、バウンドさせておいてDFを回り込んで裏を狙うプレーを何度か見せてたけど、 あれがセリエA仕込みなんだろうか。ポストプレーよりもダイレクトにゴールを狙う姿勢って事か。 大久保松井が2列目に入ると攻撃的な選手の共演はオールスターさながらでイケイケな感じになった。 どちらかと言うと個人でこねくり回す割合が高い2人が入って、得点の予感が高まったとも言えるかも。 一緒に見てたTさんは大久保のゴールを期待していたけど、残念ながらノーゴール。 徳永は招待席から逆サイドだったので、あまり印象に残らず。 逆に駒野は入ってそうそうに目の前でクロスを入れるとオウンゴールを誘発。 この直後の岡ちゃんのガッツポーズに失笑。喜びすぎだろう。

翌日のサンデーモーニングで中西哲生が予想以上にポジティブな評価をしていた。 さてセルジオ越後はどうだ。サッカーダイジェストが楽しみ。 4日後のトーゴ戦では森本、石川、岩下らの新戦力と、一線級の俊輔、遠藤、憲剛らのユニットを見てみたい。 さすがに宮城までは招待されてないので、TV観戦かニュースでチェックだ。 パス&ゴーで崩すところをもっと見てみたいな。

最後に。 島谷ひとみの国家斉唱はタメがありすぎだったと思うのは私だけじゃないだろう。


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