ここだけのハナシ 21年01月号

[決意] [コロナ禍の一歩] [これまでとこれからと]


決意(21/01/07)

JRによると年末年始の帰省客は前年比7割減だった模様。 確かに乗っていた感じも、Goto真っ盛りの勤労感謝の日の連休の激混みが嘘のように空いていた。 往復ともE席を容易く確保。

一年の計は元旦にあり。すでに何日過ぎているだろう。 それでも目標を見える化しておくことは大事。 1つ目は家族。春からは一つ屋根の下で4人が生活する 過不足はあろうが、まずは積極的にプラス面を拾っていく。 所与のものなど無い。自分こそが整える意識を忘れない。

2つ目は健康。体重は60-62kgに収まるように。 皮膚科も今の復調を維持するように。睡眠は大切。24時就寝を心掛ける。 3つ目は学び。今年も頑張って本は読みたい。読みたい本リスト100冊は 切ることを目標に、恩田陸も文庫新刊は欠かさぬようにしたい。 子供たちと一緒に学びなおすことも多いだろう。 食の事など、奧さん任せに考えている事も多いだろう。いろんなところに学びの機会がある。 ゴルフ練習は昨年巡り合えたと思った師匠が、コロナ罹患なのか年末年始に3度立て続けに不在で代理の先生だった。 曜日を変える事も視野に入れ、土日を使えるようになれば週1回ペースは守れるのではないか。

4つ目は仕事。上記と並行して仕事があるのであり、私一人だけ仕事に 没頭できる前提ではないことを自覚する。とは言えども、仕事にも相応の 時間を費やす必要があり、4月からの変革をほぼ予感できているので 新しい体制に向けて考えるべきことは多い。となると、やはり時間の使い方が肝心。 5つ目にやらない事を明確にするというのも大切。やりたいこと全てやるだけの 時間が無さそうだから、何をやらないか決断しなくてはならない。要はスマホに 割くだけの時間は無いと考えるべし。

一年前のページと内容がほぼ変わっていないのでは、というツッコミは断固として却下だ。 まぁ、今年が昨年よりも良い一年になりますように。


コロナ禍の一歩(21/01/19)

先週、思いもかけず熱が上がりヒヤッとしたが、幸い一過性で事なきを得る。 体重も62kgに落ち着きつつあり、緊急事態宣言下ではあるがニューノーマルなルーチンに回帰しつつある。 恒例の頭の体操として大学入学共通テストへのチャレンジ。生物は55点。生物基礎は19点。 例年正答率4割くらいだったから、今年もそこそこ。 先週は数少ない客先訪問のチャンスを生かし、明治神宮にも足を伸ばした。 あと他に1月やっておくべき事はあるか。

在宅ワークが続くと、1月らしさとか風物詩みたいなものも感じなくなるのかな。 今年は節分が2月3日ではなく、2月2日だ。 みたいなことも、学校や会社や、皆でワイワイする機会があれば話のネタになるが、在宅でSNSに呟くだけでは味気ない。 このところ関東にも幅を利かせてきた恵方巻。今年はただでさえ緊急事態宣言で黙食が推奨される世の中。 賞味期限切れの太巻きが大量に捨てられてしまうフードロスの光景も、今年は心配いらないか。

近頃お肌の調子が芳しくない。せっかく落ち着いていただのだけれど、痒みがぶり返す。 乾燥しているからか。すぐに罹りつけ医に駆け込む。会社から近くにあるので立ち寄りやすい。 いつも混み合っているのだけど、今回はたまたま夕方に訪れたので比較的空いておりソーシャルディスタンスを心配する必要もなかった。 ステロイド剤の強さについて、先生とも意見の一致を見て薬を出してもらう。 やっぱり対話が重要だよね、と思いつつお支払いも完了。 国民皆保険の見直しなんて、絶対許さないんだから。最近、言い間違えの目立つ菅総理。疲れているんだろうな。 任に堪えられないのであれば、職を辞したらどうだろう。 東京五輪だって、どうやって実施できると言うのか。よっぽど広告代理店へのプレッシャーが大きいのか。 止める英断で後世に名を遺す。デジタル庁や携帯電話値下げにのみ固執しているようでは困ります。


これまでとこれからと(21/01/29)

やっぱり早い。1月がもう終わる。明けたばかりだと思っていた2021年も12分の1がこうして過ぎていく。 たまたま会社の45歳研修なるものを受けてライフキャリアを考える機会があり、少し来し方を振り返ってみたりして。 過去を3等分してみると、あの時はこんな感じだった。

■15歳
・TRPGにドはまり
・生徒会長をしていた
・祖母が亡くなる
・中学校の校舎が新築
・文化祭後のシャンプー祭りで大目玉
・消火器事件
・受験はすべて男子校
・卒塾

身近な人の死を体感したのは、この時だった様に思う。そして中学校では吹奏楽部の友達と「ソード・ワールドRPG」などで遊んでいた。 学校の校舎が建て替わり、プレハブ校舎からピカピカの新築校舎に興奮した。 シャンプー祭りと言うのは、まず旧校舎時代は吹奏楽部の練習場所が理科実験室みたいな離れの建物で、 当時の吹奏楽部の最大のイベントであった文化祭での演奏会を終えた後に、シャンプーを掛け合って水浸しになって遊ぶという 非公認の儀式があったのね。それを出来立ての校舎の音楽室でやったもんだから大目玉を喰らったという話。 消火器事件というのは、当時廊下に備え付けられていた消火器のレバーに付いてる安全ピンを抜いて元に戻すという遊びも流行っていて、 私が悪ノリして安全ピン抜いてレバーも握ったら、当然消火剤が廊下一面に噴出されて、これまた大目玉を喰らったという話。 何してるんだ、生徒会長。 そんなチャラい生徒会長だったので、男子校受験にあたっては仲の良い女子からは意外がられた。 小学校卒業後の春休みから通い始めた塾も卒業。他校の同級生とも仲良くなれた貴重なコミュニティで、学校よりもむしろクラス替えが少ない同級生みたいな感覚があった。 実はこの塾時代の友達とも未だに交友があり、自分の結婚式に招くことができたのは人生の悦びの1つである。

■30歳
・初の異動
・合コン三昧
・屋久島と白神山地へ男旅
・営業停止処分

会社に入って営業に配属され、私が就いた先輩の転勤を見送り続け、遂に自分に後輩が出来た時は「あぁ、私もこれで転勤か」と思ったが先に後輩が転勤するなどで 8年目でようやく異動。ところが転勤を伴わない本社間での課の交替という辞令で大井町の独り暮らしが継続。 毎週のように合コン。酔って不名誉なエピソードを重ねていく日々。25歳結婚計画だったはずが、第一次5か年延伸計画すらも達成できず。 そこから更に10年以上もかかるとは当時の私は知る由もない。 カスコウ同期との世界自然遺産めぐりも楽しかった。 青森で食べた寒ブリの握りを超えるお寿司には未だ巡り合っていない。 仕事で衝撃が走ったのは暮れの営業停止処分。そうだった、大変だったのよ。

■45歳
・本社復帰
・コロナ禍で交際費激減
・単身赴任で交通費激増
・次男と姪っ子の誕生
・父親の十三回忌

次男出産を控えているため家族を関西に残して単身で本社帰任。 同時に課長就任。やっと、という感もあるけど管理職スタート。 ところが全てはコロナと緊急事態宣言で未曽有の事態に。自分自身も着任早々に高熱を出し、コロナかと危ぶまれたけど幸い熱は下がった。知恵熱だったか? 送別会も歓迎会も無く、久しぶりに関東に戻ってきたけど友達にも会えず。 世界遺産巡りをしたカスコウ同期も、お互い奇しくも関東に再集結していると言うのにね。残念な事ではあるけど、今は安全第一。 コロナが無ければ単身赴任なので、日々の会社帰りのお誘いにもホイホイついて行ったかもしれないが、お陰様で摂生した独り暮らしができた。 家族は奥さんの実家でお世話になり、義理両親には多大なお世話をお掛けし頭が上がりません。 不要不急の外出は自粛と叫ばれる中、ほぼ週末は長躯関西へ。 義理両親からも東京から足を運ぶことを嫌がられるかとも考えたけど、週末くらいは家事を分担してもらえる方が助かると言ってもらえたので。 孫可愛さはあるけど、体力的には正直しんどかった様子。夏に次男が生まれてからは猶更。奥さんが復職してからは、それに輪をかけて。 何となくコロナ疲れで世の中が倦んでいた秋口に、亡父の十三回忌を営み四国まで長男を連れていけた事は良かったと思う。 第三波のぶり返しが来ている今なら中止しただろうから。

緊急事態宣言の期日まで残り1週間ばかり。恐らくは延長だろう。先行き不透明なのが一番の不安。 ワクチンが万能な打開策になるとは楽観するのが難しい。 すでに飲食業界や旅行業界など壊滅的な被害を受け倒産も相次ぐ。給付金の多寡も然ることながら、給付先として卸、仲買、生産者などが まったく焦点に当たっていないことも問題。農家、酪農家、漁業家などなど根本が廃業してしまったら、世界的に食糧不足になるのは目に見えている。 不要不急の外出を自粛させ、ウーバーイーツに頼るライフスタイルとて、原材料が無ければ成り立たないし、ウーバーイーツの配達員の生命安全は?という エッセンシャルワーカーへのケアも不十分。 制度を施行するのは政府の仕事だけど、考える事まですべてを政府に丸投げで期待と言うのも違うのだろう。 もはや与えられるのを待っているだけでは禄でもない事になると気付かされた訳だから自衛のためにも各々が考える知恵を試されているのかもしれない。 せめて自分の手が届く範囲、目が及ぶ範囲、そんな小さな世界の幸せはどうにか守っていきたい。 脅かされない世界、まず2021年それを守り抜くぞ。在宅勤務中の自宅で、小さな決意。


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