知っていると便利・・・ベビー・子供服の大きさのめやす

赤ちゃんや子供の服の大きさやサイズ表示は、大人のよりも複雑であまり馴染みのないものです。子供服のサイズ表示が 年齢表示から身長表示になって１０年以上になりますが、今だ浸透していないのが現状です。また、最近の子供は成長が早いので、 一概に年令と身長表示のサイズが一致しているとはいえません。そこで、ベビー子供服の標準表示サイズと年齢、寸法のめやす を表記してみました。
成長には個人差がありますし、服の大きさはアイテムやメーカーによっても大きな違いがあります。洋服選びのめやす として参考にしてみてください。

ベビー（赤ちゃん）服のサイズ

サイズ（子供）服のサイズ

＊胸囲・胴囲はヌード寸法

注意！！

１．小物（特に帽子、靴）は個人差があります。できれば本人に合わせて（試着）みてからにした方が賢明です。
１．中間サイズ（１０５とか１１５）や外国サイズを表示しているメーカーもあります。
１．洋服の出来上がり寸法はメーカー（ブランド）やアイテムによって大きく違います。

こんな話･･･（大きさの事）

１．赤ちゃんのオムツカバーの大きさは、年齢ではなく体重をめやすに選ぶといいでしょう。
薬も体重をめやすに量が決められるように、おしっこや便も単に年齢（月数）ではわかりません。又、赤ちゃん の股関節は脱臼しやすく柔軟なものですので、オムツカバーの型もチェックしましょう。

１．９５と１００は同じ３歳児用の服ですが、全く違うものなのです。
上の表を見てもわかるように９５はベビー服です。おむつをして手足の短い赤ちゃんの服を大きくした物です。 一方１００は子供服で、大人を小さくした体型の服です。９５は縦に短く横幅の広い服で、１００は縦に長く横の細い服です。 赤ちゃんと子供の境目なんですね。

１．小学校１年生の服は、１１０、１２０、１３０で、ほぼ２：６：２位の比率です。
入学式の服は、御両親だけでなくおじいちゃんおばあちゃんも参加しての大騒ぎ、となるのは当たり前の事です。 「すぐに大きくなるから・・」とかで大き目の服を選びがちですが、この時は”ちょうどいい服”を選んでください。 一生に一度のイベントです。当然、本人が試着してみてから購入して、不自然な所は手直しして、「ピカピカのかっ こいい一年生」になるといいですね。

１．１６０と１７０は大人（婦人）の服と同じ大きさなんです。
婦人服の９号（Ｍ） サイズの対応身長は１５８ｃｍ位が対象になっています。子供服といえども１６０や１７０は大人の服といっても充分な 大きさがあります。紳士服は全く型紙が違いますので（背丈が長い）背の高い男性は、子供服でも着られない事はありませんが 丈が短いと思われます。又、スカートやパンツなどのボトム類も子供と大人では全く違います（特にヒップ）。 トレーナーやＴシャツなどがねらい目です。なにより子供服は婦人服に比べて安い！

１．個人の体型の特徴を知る事が大切です。
いくら赤ちゃんや子供といえども、それぞれ体型には特徴があるはずです。 体格がよく太っている、腕が人より長い、ももが太い・・・などなど、大人でもぞれぞれの体型にあわせた服を選ぶように、 赤ちゃんや子供でもサイズ表示だけでは選べません。とりあえず服を広げてみてポイントをしっかりチェックしてから 決めましょう。