戦争とはこんなもんだと頭で分かっていたものの、体感すると身にしみました。『ベトナム戦争博物館』に行きました。姫と日本を出発する前から博物館を最初に見てそれをふまえて
ベトナムを満喫するか、ベトナムと満喫した後博物館を見るか思案していました。結局前者と決定し初日に博物館に行くことにしました。
外にはアメリカ軍がサイゴン陥落の際放置していったチョッパーや、戦時中使われた爆弾などが展示してあり、建物の中には写真や地図、サイゴン軍が使用していた武器などが展示してありました。(写真は各国の従軍記者が撮影したものが多く、わたしも9割が見たことのある写真でした)悪名高きAgent Orange(枯葉剤)の犠牲となった奇形の胎児のホルマリン浸けも2体ありました。思わずまぢまぢと瓶に近づいて見てしまいましたが、拷問後の写真などを見て“あんな拷問うけるぐらいやったらわたしは死にたい”と思った直後だったのでなんとも複雑な思いでした。
ひととおり展示を見、外でタバコを吸いながら“ひどい戦争やったんやなー。みんなきつかったろー・・・???そういや北軍がやったことって一つもなかった!と、いうことは北軍はもっとえぐいことして勝ったんやん!”となんだがグアーンとなりました。まぁ、戦争なんてどんなに考えても納得のいく理由や答えなんかみつからないでしょうけど、こうゆう展示はどんなもんでしょうかね。よその国のことばかりは言えないと思いますが・・・
〈一言アドバイス〉
淡々と書き綴ってますが、わたしは神経がちょっと切れちゃってるんで一般の人が見るとものすごいショックをうけるやも?知れません。念のためベトナムを離れる日ぐらいに行ってみてはいかがでしょう?
ベトナム戦争について今更説明するのもなんですが、念のため。なんとなくアメリカvsソ連のように受け止められていますが、ベトナム人は純粋に祖国のために戦いました。フランスの植民地を経て、日本の占領下へそれから再びフランスと戦争。その果てに現れたアメリカとの戦争です。'65には約2万人だったベトナム滞在米軍は、戦争の激化した'69には54万人にも登り、ありとあらゆる化学兵器を使用し1日に7000万ドル以上をつぎ込んでいます。ベトナム人死者は300万人を超え、また後遺症に苦しんでいる人も200万人に上っています。ナパーム弾(45m四方を800度以上の火の海にする)は'66だけで25万発も使用されています。もちろん日本の陰で強烈なサポーターになっています。B52が沖縄の米軍基地から直接ベトナムまで飛び爆撃をしたのは有名だし、民間空港の羽田でさえ軍用機は離発着し、国鉄(JR)までもか物資の輸送をしてた。わたしが生まれたばかりのころの日本ってこんなんだったんですね。今でも賠償金払ってないし、どうゆうつもりなんだか。