スイートガーデン労働組合神戸支部


組合訪問 No.25

2001年6月30日号

自立労連タカラブネ労働組合
神戸支部

弱者のために活動

 6月18日、タカラブネ労働組合神戸支部を訪問した。
 地区労からは、前田議長ほか7人、タカラブネからは、島田委員長をはじめ、途中仕事を終え駆けつけてくれた篠原書記長他10人の執行委員が参加した。
 はじめに、島田委員長から「京都工場閉鎖反対闘争では、集会への激励やFAXなどいただき非常に心強かった」とお礼の言葉を受けた。

 

★組合と職場の紹介。

 

 タカラブネの関連会社の永幸食品・物流・菊一堂の労働組合と自立労働組合連合を組織している。タカラブネ労働組合は、埼玉・東京・中部・関西・京都に支部がある。神戸支部は、神戸工場と岡山・四国の営業所、土三寒六(うどん屋)で組織され、組合員174人、うち神戸が152人で、常時ほぼ同数のアルバイト(時期によっては500人にも)が働いている。職制が、工場長1・課長2・係長1・ライン長12いるが、課長も組合員で、非組合員は工場長だけ。

 

★組合活動は?

 

 鮮度を要求される職場のため、当日の受注状況により残業、またシフト化されラインごとに出勤帯が異なる。週一で執行委員会を行なっているが、みんなが終わる夜の8〜9時頃から始める状況だ。
 活動としては、職場内外の「弱者のために活動」をモットーに平和を守る運動、韓国・フィリピンなど国際連帯にも取り組んでいる。新しい試みとして住友林業を不当解雇され、タkラブネのアルビトとして働いている高橋さんの闘いを支援する「高橋さんを支える会」を結成して社会的キャンペーンを始めている。

 

★地区労に要望は?

 

 企業内だけの闘争だけでは限界があり、他組合とも交流を深め、現場の意見、私たちが弱い協定づくりなどの手助けをお願いしたい。

 

 

 地区労としても平和活動等の方面では弱い部分もあり、双方が協力していくことが大事ではないでしょうか。
 雑談も含め長時間になりましたが、タカラブネのみなさん、ありがとうございました。

【 JAM神戸発動機  細川 隆 】 


組合訪問 No.2 

1999年1月28日号

自立労連タカラブネ労働組合
神戸支部

働く仲間との連帯・団結を

 今回は、ケーキでおなじみのタカラブネで働く仲間を訪問。あまいお菓子とは裏腹に、厳しい現実の中で労働組合の取り組み、方針などを聞きました。 

 私たちは、「お菓子のお店」タカラブネで働いています。会社の工場は、大きくわけて埼玉、中部、京都、神戸にあります。店の数は全国で1100あり、その他に外食産業も行い、シュークリームからうどん屋、焼肉屋、そして南欧レストランまで幅広く事業をしています。
 神戸工場では、正社員・パートタイマー・アルバイトでシュークリームをはじめ、エクレア、洋生ケーキ、焼き菓子等々の生産をしています。大切な「お客様」に安心していただけるよう品質・衛生にも気をつけ、なるべく手を触れないように機械化されています。
 しかし、会社は、厳しい社会情勢の中で生き残りをかけるために、事業の撤退・工場閉鎖・賃金・労働条件の大幅な引き下げ、希望退職など矢継ぎ早に実施しなければ資金がまわらない事態となりました。生活と雇用のため経営再建にがんばっている私たち組合員の生活をさらに圧迫する以外には、財務計画を持てなかったのです。
 このような事態の中で職場には要員を減少し、労働者の付加はますます増大しています。
 私たちは、職場の仲間の生命と健康、権利を守る日常活動を強化し、再建闘争を自らの生活と雇用を守る自分自身のための闘いとして主体的に取り組み、地域の仲間、そして全国、全世界の労働者と連帯し、団結し、労働者の生活・権利を守るためにともに闘っていきます。

【 自立労連タカラブネ労組神戸支部    山崎和也 】

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