熟年者ユニオン


組合訪問 No.16

2000年6月29日号

高齢化社会に Nice Middle 宣言 

6月15日、神戸地区労のお隣、兵庫ユニオン事務所内に新しくできた『熟年者ユニオン』を訪問。前田組織部長、事務局から黒崎、塚原、教宣部から山口、梶原が参加し、米岡会長、松野事務局長、白野世話役との交流を深めた。 

 

★ ユニオン結成の理由は?

 

  今まで会社人間だった人が、高齢化社会の現代において、退職しても地域の集いに急にはなじめず、苦労しているのではないか。職場で苦労してともに闘ってきたメンバーが定年退職を迎え、活動の場がなくなっているのではないか。高齢者が確実に増えると予想されることから、その人たちの活動の場を設ける必要があるのではないか。と言う声から誕生しました。

 

★ 現在のユニオンのメンバー構成は?

 

  会員は37人。うち神戸地域が29人、西宮地域が4人、尼崎地域が1人、明石地域が3人で構成されています。全県的に人集めはしたいのですが、今は明石地域の組織化に力を入れています。また、女性会員は2人です。

 

★ 現在どのような活動をされているのですか?

 

  まだ、結成されたばかりですが、ニュースを発行し情報交換を行っています。懇親会はつき1回行い、内容もいろいろと考えて、ハイキングなどのレクリエーション的なものを行っています。また、介護保険制度の問題や労働相談の窓口と幅広く活動を予定しています。会員にはアンケートを採ったりして趣味のグループ活動も考えています。(8月には納涼ビールパーティも企画)
 熟年者ユニオンは、卒業した企業別のOB・OG会というだけでなく、地域と密着した団体をめざして、今までの経験を生かせないかと思い活動しています。

 

★ 地区労に望むことは?

 

  地区労運動には期待を持っています。(各単組では企業別の活動が中心だが、地区労では地域の労働運動ができる)今までは企業に抑えられていたが、定年退職したことで、熟年者ユニオンで力を出していきたいという思いがあります。また、地区労のように他の人たちと交流の場を持つことが経験を深めるものと考えています。

【 教宣部  梶原学 】  

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