神戸市土地開発公社労働組合 |
組合訪問 No.27 |
2001年10月30日号 |
25年間新規採用なし |
10月15日、貿易センタービルにある神戸市土地開発公社労働組合を前田議長はじめ小川、取阪、戸崎、芝、黒崎、塚原の6人が訪問した。開公労からは戸田委員長、沼本、木元両執行委員が迎えてくれた。 |
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★職場と仕事内容を教えてください。 |
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組合員の職場は、土地開発公社と都市整備公社で、いずれも神戸市の都市計画局の関連公社となっています。 |
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★組合員構成、組合活動は? |
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公社採用の正規職員は40人、このうち18人は他の公社等の統廃合で受け入れています。嘱託職員が約140人、市から派遣されている職員が約170人で合計すると約400人の職員がいます。最近は、派遣労働者、嘱託職員が増えています。 |
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★職場の課題などは? |
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行財政改革が叫ばれ、公共事業の縮小・削減が進められていますが、市も95年の大震災による財政危機が進行し、市からの委託事業が縮小されてきています。同時に外郭団体の「活用」「縮小」などによるリストラが進められています。このため公社理事会は、経費削減のために賃金・福利厚生の抑制、正規労働者を非正規・低賃金労働者に入れ替え、ビル管理のアウトソーシングなど「経営改善」に走っています。 |
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★地区労への要望など。 |
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組合結成から今年で25周年。80年に地区労に加盟し、地域の活動にも参加してきました。「井の中の蛙」ではなく、単組だけで取り組めない課題、講演会や学習会、対市・対県要求、反戦・平和の取り組みなどにも参加したいという思いがあります。これからも積極的に地域の活動に参加したいと考えています。 |
【 教宣部長 ・ 芝 英機 】 |