2009年2月10日

春闘KOBE

No.1


   春闘KOBE
  国民春闘神戸地区共闘会議

  雇用止め
    仲間はここだ
      負けるな闘う09春闘

 

 

 地区春闘 結成大会

 

 

集まり、知恵出し 支えて一緒に闘う

 
 

労働組合の出番だ!

 
 

 
 

  1月15日、18時半から勤労会館で神戸地区春闘結成大会と旗開きが開かれ、12組合から46人が参加した。
 大会議長に近畿労金労組の森下さんを選出し議事を進めた。
 青木議長は、「労働組合が社会にとってどれほど大切なのかを自分たちで学び、拡げよう。労働者を守り抜く力をこの社会から失ってはならないと決意し、09春闘を闘おう」と呼びかけた。
 黒崎事務局長が09地区春闘方針案等を提案。09年は年越し派遣村から始まった。それは、12・4の派遣法抜本改正集会がきっかけ。そのイメージには、大震災後、神戸で全国のユニオンが集まって行った相談活動、日比谷公園にテントを張った住宅再建支援法の請願行動。08春闘で派遣労働者が直接雇用を訴えた尼崎市役所闘争での公園横のテント籠城があったと言う。そして、尼崎の闘いは、その前2月の国労闘争団の2日間のハンストがきっかけであり、韓国では解雇撤回を求める労働者が会社前でテント籠城するのが当たり前だが、韓国との交流があったからだ。運動は、つながりあって拡がっていくということが派遣村で示された。権利を奪われた労働者のためにみんなが集まり、知恵を出し、支えて一緒に闘う派遣村での取り組みが厚生労働省を動かした。そういうものをこの春闘の中でつくっていくことが必要だと提案。拍手で確認された。
 その後、春闘シンボルマークと合言葉の入選作が発表され、最後に青木議長の団結ガンバロウで大会を終えた。
 新年旗開きは、09春闘シンボルマークの作者、近畿労金労組の山本和生さんの乾杯音頭ではじまった。
 ユニオンから田崎真珠分会結成。従業員の三分の一以上、450人に「希望退職」という名のリストラが強行されているとの相談を受け、ユニオンに加入、分会を結成したと闘争支援が要請された。N関労の横林さんが労働歌「怒り固めてパート2」を熱唱、エールを送った。
 また、新しく加入した郵政ユニオンからも非正規職を含め5人が参加。郵政職場では非正規化が進められ、日本で一番非正規職を抱える民営会社になった。非正規の組織化に取り組むと自己紹介した。

 

 

 


 

09春闘シンボルマーク&合言葉

 

 

 入選 

 

 

 

 

 

シンボルマーク   近畿労金労組 山本和生

 

 

  雇用止め
    仲間はここだ
      負けるな闘う09春闘

 

 

合言葉   神戸ワーカーズユニオン 香西都充

 

 

 佳作 

 

 

 

 

神戸ワーカーズユニオン
石上 敬三

神戸ワーカーズユニオン
西野 勲
日本油料検定労働組合
古畑 和仁

 

 


* 年越しし非正規の命 よくぞ守りし派遣村 あとに続こう09春闘

 

 

神戸ワーカーズユニオン 西野 勲 

 

 

* 高齢者、派遣も切って 行き着く果ては国民切り
    切られてたまるか09春闘

 

 

神戸ワーカーズユニオン 木村 文貴子 

 

 

* なくせ格差、守れ雇用 労働運動正念場 09春闘

 

 

神戸ワーカーズユニオン 塚原 久雄 

 

 

 ほのぼの賞 

 

 

 

 

神戸ワーカーズユニオン 竜波 朋子

 

 

   寸 評 

 

 

 応募は前年度より組合数・作品数とも増加した。マークは「拳を固めて春闘を闘う」イメージ。合言葉は、「派遣切り」など「雇用止め」に独りじゃない、仲間がここにいる、負けずに闘う春闘にとの呼びかけ。

 



応募参加組合

 

組合名

合言葉

マーク

合計

神戸ワーカーズユニオン

37

8

45

日本油料検定

5

5

10

全港湾

4

5

9

神戸発動機

7

0

7

明石市職労

5

0

5

関西ソフラン

0

4

4

労働金庫

1

2

3

旭化成パックス

1

0

1

合 計

60

24

84


 

 私たちの春闘 

 

  「2009年問題」 問われる私たちの姿勢  

 

 04年の派遣法改正で、製造業への派遣が解禁された。当初1年の派遣期間制限は、07年改正で3年間へと延長になった。
 06年に偽装請負が社会問題となり、それを解消するため派遣先は請負から派遣へ一斉に切り替えを行った。そのため09年3月末に「派遣受入期間抵触日」を迎える。派遣先企業は、派遣労働者に対して直接雇用の申込み義務が発生する。これが「2009年問題」だ。
 厚労省がクーリング期間を悪用した脱法行為などについての通達(職発0926001号)を出しているため、派遣先は適正な業務請負にあらためるか、直接雇用するしかない。しかし、偽装請負を派遣で3年間逃れてきたのだから、基本的には直接雇用しかないのだが、直接雇用は「正規雇用」とはなっていない。
 私たちが派遣先の労働組合の場合、派遣労働者の正社員化を要求するとともに、少なくとも均等待遇や期間の定めのない契約になるよう取り組むことが求められている。

 


 

 第三期地区労COM。

 

 

第1回 全港湾 弁天浜支部委員長 磯田和男さん

 

 

共同的・相互的運動を

 
 

 

 

  12月8日、第三期の第1回地区労COM。が開かれ3組合22人が参加した。全港湾弁天浜支部磯田和男委員長が「世界と通じ合う労働者・組合への道−その核心は団結にある」と題して問題提起した。
 港湾では、66年港湾労働法が施行されるまで常用3割、日雇い7割だった。港労法により企業は労働者を常用化し、常用7割、日雇い3割に逆転した。元々港湾は人海戦術、多くの人手を必要とする口入れ稼業。職安法違反のピンハネが横行していた。やくざの支配から脱するため資本も港労法成立を後押しした。
 暴力的支配から民主化へ、常用化が進み雇用が安定。登録日雇いの一時金も闘争で獲得した。企業を超えて労働者が団結する形は、総評が各国の状況を調査し、港湾が構築したものだ。
 労働組合の課題とは何か。社会的労働運動の推進−共同的・互助的運動。韓国では労働組合とキリスト教が協力し失業者を支援する「労働者の家」がある。西成の全港湾も「労働者の家」を持っている。地区労も労働相談、争議支援と共にこういう人が集まれる場の確保が必要ではないか。
 最近、階級問題、労働者問題という言葉を使わなくなった。生活の問題ばかりで、それがなぜ起こるのかという問題に踏み込まなくなった。社会的労働運動、地域の運動に地区労が果たす役割は大きい。今の状況を変革する運動にみなさんとともにがんばっていこうと提起。
 その後3班に分かれて分散会を行った。
 最後に青木議長が「世界恐慌から10年でアメリカでは労働運動が再建された。今、世界同時不況の日本で果たして労働運動が再建されていくのかと思いながら今日の話を聞いた。世界的な視点で見ると労働運動は必ずしも衰退の一途をたどっているわけではない。今だからこそ労働組合がしなければならないこと。労働組合でしかできないことがあることを再認識した」とまとめた。

 


 

 

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