2010年1月31日

春闘KOBE

No.1


   春闘KOBE
  国民春闘神戸地区共闘会議

  集え労働者
    底なし日本を変えるぜよ
      10春闘地域から

 


地区春闘

 

 

  情勢に負けず

 

 

力あわせる春闘に

 

 

   結成大会・旗開き元気に

 

 

 

 

 地区労は1月14日18時半から勤労会館で神戸地区春闘結成大会と旗開きを開き、12組合から56人が参加した。
 大会議長に県職神戸の細川さんを選出し、青木議長は「毎年春闘の構想を考えるが、今年は過去最悪の情勢だろう。賃上げを自粛しようかという動きもあり、世間の動きは重そうに見える。中小零細企業が一致団結して、毎年のように賃上げを中心とした労働条件の向上をめざそうという歴史の中で、大企業の賃上げ率よりも上回っていた時期があった。正に、一緒に頑張ってきた成果である。そういう意味で春闘は、企業格差を埋めるという大きな役割を担ってきたともいえるだろう。だが、いつの頃からか、大企業に賃上げ率が追いつくことができなくなってきた。春闘が不必要かと問われれば、そうではない。今日、寒い中駆けつけて下さったみなさんを見て、やはり『数は力』なのだと。力を合わせて頑張っていこうと呼びかけようと思えました。みんなで10春闘を闘おう。」と呼びかけた。
 黒崎事務局長が地区春闘方針案を提案。
「春闘の歴史は1955年にさかのぼるが、春闘の意義はバラバラに闘っていた賃金闘争を春の時期に多くの組合が結集することで社会的相場を作り出し、拡大波及させることにあった。春闘は日本の労働運動の財産である。75年以降減少の一途だった組織率が昨年には34年ぶりの上昇となった。経済危機による雇用の悪化で雇用者数が減った影響も大きいが、パート労働者の組織化、労働組合に対する見方に変化が生じている。本気で1人のためにも集まり、怒り、団結する。他人のために怒ることの経験が今の若い世代にも新鮮に感じるという記事もある。情勢としては、非正規職労働者が増加、完全失業率は上昇と、不安定化、厳しさがいっそう進んでいることが数字から見てとれる。4月からは改正労働基準法が施行される。10春闘では、賃金とは何か。労働組合が持つ力とはどのようなものなのか。働くこと、家庭のあり方。社会と繋がって生きることの大切さ。地域の仲間との交流から自身の方向性を見直すきっかけをつくること。そして人間関係、活動の仕方を問い直す。この神戸の地から底なしになった日本を安心して暮らせる社会に変えるため、多くの仲間とともに闘おう。」
 その後、春闘シンボルマークと合言葉の入選作が発表され、“連帯ガンバロウ”で大会を終えた。
 新年旗開きでは、全港湾から伊藤運輸での不当解雇に断固闘う意思が発表され、支援の要請がされた。そして、何と労働歌「がんばろう」がバイオリンの生演奏(ユニオンの菊地真千子さん)に乗せて大熱唱された。新しく労働相談を受けている人もおり、小さなことでも要求にして労働組合として団結すること。その安心を1人でも多くの人に理解してもらえるよう、正規非正規の関係なく組織化に取り組んでいこうと締めくられた。

 

 

【教宣部 岩坂】  

 

 


 

 

10春闘シンボルマーク&合言葉

 

 

 入選 

 

 

 

 

 

シンボルマーク   神戸ワーカーズユニオン  石上敬三

 

 

  集え労働者 底なし日本を変えるぜよ 10春闘地域から

 

 

合言葉   日本油料検定労働組合 古畑和仁

 

 

 佳作 

 

 

 

 

 

日本油料検定労働組合
梶原 学

関西ソフラン化工労働組合
  宮田泰司

 

 


* 息子娘たちとも 腕を組み 若い力と10春闘

 

 

神戸ワーカーズユニオン 菊池真千子 

 

 

* 小さなことでも 要求に 組合つくろう10春闘

 

 

神戸ワーカーズユニオン 石倉紀美子 

 

 

   寸 評 

 

 入選のマークは、2人の労働者が「春闘たたかうぞ」とシュプレヒコール。合言葉は坂本龍馬風に、劣化する日本の変革に立ち上がろうと呼びかけた。春闘を前に応募数・参加組合の減少は気がかりだ。 



応募参加組合

組合名

合言葉

マーク

合計

神戸ワーカーズユニオン

39

2

41

日本油料検定

2

3

5

全港湾

1

0

1

神戸発動機

7

0

7

明石市職労

3

0

3

関西ソフラン

0

4

4

旭化成パックス

4

0

4

合 計

49

9

57


 


32分会 1286人 

 

 

   県職労神戸支部と交流会

 

 

 

 

 

 地区労常任委員会は12月3日18時半から県職員会館で県職神戸支部との交流会を開いた。神戸支部は神戸及び明石市内にある県の職場、県立病院、県税・土木・保健所などの他に、試験研究機関や美術館・図書館・県立大学など多様な職場からなっており、分会が32あり、組合員は1286人となっている。
 県職からは支部の概要と県行政構造改革による賃金カット・定数削減・組織再編の問題、そして組合員の減少と次代を担う活動家育成の問題が説明され、理解を深めた。 

 


 

第W期地区労COM。

 

 

第2回 神戸発動機労組 前委員長 小倉覚さん 

 

 

   神戸発動機労組の

 

 

歴史にまなぶ   

 

 

 

 

 12月7日、勤労会館で第W期の第2回地区労COM。が開かれ、3組合14人が参加した。
 JAM神戸発動機労組前委員長の小倉覚さんから問題提起を受けた。4年前まで地区労の加盟組合だったが、工場が西区から東二見へ移転し、現在はひょうご地区労働運動連絡会の一員として共闘している。現在は、定年退職され後輩たちの労働運動の行く末を心配している。
 小倉さんは、入社当初御用組合だった組合を「闘う労働組合」にしてきた。労使協調の組合で会社から“頭をなぜてもらった”者が組合役員になった。交渉が終わると会社と反省会が大井肉店で行われ、残業4時間がつき、タクシーチケットももらっていた。「このままでは何かあった時に闘えるわけがない」と中野と話し、徐々に組合を変えていった。74年の賃上げで初めて地労委に提訴した。76年に神戸工場閉鎖・全員長崎配転が提案され、青年部で組合員の家に行き、家族を説得した。支援共闘を結成してもらい撤回させたが、地区労を通じ地域の労働組合の応援は心強かったと振り返った。現在は、逆に長崎工場が閉鎖になり、東二見の工場で一緒に働いている。闘ってきた歴史を知る者が少なくなり、これからの労働運動を心配しているようにうかがえた。
 その後、2グループに分かれて討論を行った。
 参加者からは「何をするにも組合員の団結が必要」「企業内だけでは困難なときでも、地域や産別など外の力を借りること、相互支援の力をつくっていくことが必要だと思いました」「賃金・労働条件は会社が決めるのではなく、組合の力で変えるという小倉さんの言葉が印象に残りました」などの感想が出された。
 参加労組が少なくなっている地区労COM。だが、労働組合を通じて友だちの輪を広げ、1人の悩み、単組の悩みを地域の仲間と共有し、問題解決の糸口を見つける集まりだと思う。地区労加盟単組が努力し、参加者を増やしていこう。

 

 

【教宣部 木村】  

 


 

旗開きの風景

 

 

油料検定労組 今年も活気ある組合に
 1月6日、17時から行った。年末業務の影響で仕事が立て込み、参加が少し減ったものの、現在の不況を吹き飛ばす盛り上がりが見られた。委員長の年頭あいさつ後、参加者でビンゴ大会を行い、一喜一憂。今年も活気ある組合活動になる予感がした。(岩坂)

 

 

全港湾神戸支部 闘争のDVD上映にウルッ
 1月9日支部事務所で10時から恒例の旗開きを開いた。組合員30数人が集まり、委員長の新年あいさつの後、姫路伊藤分会の解雇撤回闘争のDVDを上映。初めて作成したが、すこぶる好評で特に当該組合らは「ウルッとなった。早く他の仲間にも見せたい」と顔を輝かせた。上映を終え、豪華なお鮨とビールで新年を祝い、抱負を語り合って交流を深めた。(日野)

 

 

ユニオン エコな新春のつどい
 1月9日執行委員会の後、20人で新春のつどいを開いた。「お正月の残り物を」と呼びかけたところ、おかず・お菓子・果物・飲み物がそろい、会費なしのエコなつどいとなった。新年の抱負を1人ずつ。年齢のせいか「健康」についての抱負が多かった。今春闘では必ず300人の組合員実現をと確認しあった。(木村)

 


 

 

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