ポケモンとSDコール (1998/08/26)
『ポケモンスタジアム』の話を、もう少しだけ続けたい。
このゲームでは競技者であるポケモントレーナーの指示により、ポケモン同士が戦っている間、まるで
プロレスの実況中継
かのような、古館一郎風アナウンスが入る。例えば、指示した攻撃が効果的であると
『おおおっと、この攻撃は効いているっ!!』
とか
『急所に当たった!!この効果は絶大だぁ!!』
というナレーションが入り、手持ちのポケモンを交換すると
『おおっと、ここで、ポケモンのチェンジだ!!』
ポケモンが倒されると
『おおおおっと、力尽きたかっ…・・!!』
といった感じである。そしてこれらのナレショーンの中に
『両者、相手の出方を伺っている』
『トレーナーからの指示がない。どうしたトレーナーッ!!』
というものがある。トレーナーが
指示をださない限り、ゲームは先には進まないようになっているのである。
さてさて察しのよろしい方は、そろそろ気がついてきたと思うが、スクエアダンスでも、
コールがされないとダンスが続かない。
今でも結構そう感じているのであるが、私がコールを始めた頃は特に、私はダンサーを待たせるということを、コーラーとして
最大の悪
であると考えていた。あまりダンサーを待たせていると、そのうちに様々な文句が飛んでくるのではと、ビクビクしていたのである。
『コーラーからの指示がない。どうしたコーラーッ!!』
そこはコーラーだけにコラと怒られているような感じである。お後がよろしいようで。
理想的なコールとは、ダンサーが前もしくは前の前のコールに従って踊っている時に、既に次のコールを投げ込むべく、準備を完了させており、ベストなタイミングで、そのコールをポーンと放ってやれるようなコールである。それが、ダンサーの持つラケットのスィートスポットに見事に当たった時、そのコールは
すばらしいダンスの瞬間
となって、今度はコーラー側へ、
跳ね返ってくる
のである。何?比喩が多すぎてよくわからんとな?
まあ、そのうちわかってくるさね。
ご感想はこちらへ → Chat Room 『ちゃっくんおしゃべりクラブ』
他のよもやま話も読みたいなら → 『ダンスよもやま話』フロントページ
ホームに戻るならこちら → 『ちゃっくんクラブ』インデックス