Edo 8s(エドエイツ)訪問 (1998/11/10)
先日、Edo 8s(エドエイツ)というスクエアダンスクラブを訪問した。ここは、アメリカ人のメンバーも多いクラブで、私のTAKE5(C4テープダンスグループ)の仲間である眞理子さん(仮名)が既存のティーチングテープ(もちろん英語である)を編集して、補足の解説を加えつつ、ゆっくりゆくっり講習を進めている。チャレンジメイト(私が毎週月曜日にコールしている2年間でプラスからC2まで講習するクラブ)や、クラブサイノス(月2回比較的若手を対象に超ハイスピードで講習を進める)とは、対照的である。

講習のスピードについては、

●あまりゆっくり過ぎると、飽きてしまう人がでてくる。

●特に若い人は、はじめに、ざっと講習を受けてから、一度忘れて、また復習した方が定着する。

という固定概念を持っていたのであるが、このEdo 8s(エドエイツ)の人々は、講習のスピードが超スローなのにもかかわらず実に楽しそうなのである。中に入って一緒に踊ってみても本当に楽しいのである。一体なぜだろう。コーラーの力量か?それとも何か別の要因か?

楽しさの秘密は何だろう?

皆さんは東京ディズニーランドと、アメリカのディズニーランドを比較したことがあるだろうか?私が比較して一番感じたのは、客のノリの違いである。アメリカでは例えばカントリーベアージャンボリーとかで「手拍子並びに足拍子」と言われれば、素直に手拍子足拍子を行うのに、日本では妙なテレからなのか、子供を含めてもなかなか応じる客が少ないようである。(そんな中で私は断固手拍子足拍子を行う。その方が楽しいし、もう恥ずかしいなんて歳でもないし。)

パレードにしてもそうだ。アメリカでは、パレードを待っている間でも、拍手したり、声を出したりと、とにかく楽しそうである。日本人の場合、実際にパレードが通り、ミッキーマウスが手を振ったとしても、全員がそれに応えるわけでもない(子供達は比較的真面目に答えている。そうだ、子供達のクラブを作ったら盛り上がるだろうな!!それも恥ずかしいなんて感情を知る前の子供・・・・・一体いくつだ?それは)。

これらの違いは、どこから来るものなのだろうか?アメリカ人達は、日本人よりも「少しでも楽しんでやろう」という気持ちが強い民族なのかもしれない。日本人の場合は、大和撫子を重んじるというか、必要以上に恥ずかしがるのが得意というか、謹み深いものに、より徳を感じる傾向があるような気がする。

私はスクエアダンスでは、「ノリの良さ」「素直に応じる姿勢」があると、より楽しみも大きく、上達も早いと思う。自分がSDを好きなのも、日本に居ながらもアメリカのノリが楽しめるからなのかもしれない。

「ノリの良さ」「素直に応じる姿勢」が大切

Edo 8sは、この2つの要素を、間違いなく持っていると思う。だからきっと、とっても楽しくダンスしつつ、とっても上手になるんだろうな。と思いながら帰ってきた。

そしてちゃっくは、このスクエアダンス活動を通じて、ノリの良い仲間を増やすことに力を尽くしていこうと決意を新たにするのであった。

ノリの良い
楽しい仲間を増やそう!!



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