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大いなる眠り レイモンド・チャンドラー 創元推理文庫 ある人とお蕎麦を食べていて、彼が英語学科の出身だと知ったので、 なんかね、読書家(たくさん読んでいるというほどの意味はない)と で、チャンドラー。 それはそれでけっこうなことだとおもいます。 でも小説としては面白く読んだ。 |
停電の夜に ジュンパ・ラヒリ 小川高義訳 新潮クレストブックス 今日、6冊も本を買うきっかけになったのはこの本を読み終えた これを買ったのはいつだろ? すごく昔だと思う。 でもよかった、これは。好き。 作者は女性なんだけど、視点がものすごく冷めていて、例えば、 好きだったのは、夫婦もの。 先の二つは、愛情にあふれていない夫婦の倦怠感がすごくよく出 あと、「セン婦人の家」もすき。 セン婦人の寄る辺なさ。 |
ジェイン・オースティン 自負と偏見 新潮文庫 200年も前に書かれた小説なのに、まったく古く感じない。 ハッピーエンドだと陳腐と感じる人もいるかもしれないけれど、 気が強くて、批判精神旺盛なエリザベスが、 「嵐が丘」にしろ、この時代のイギリス人女性*が書いた小説は (*正確に言うと、嵐が丘のE.ブロンテは1818年生まれ、 |
ポール・オースター 鍵のかかった部屋 どういう小説だと言えばいいんだろう。探偵小説の枠組みを巧みに利用し |
イギリス人の患者 M.オンダーチェ 新潮文庫 女性が書く小説をたくさん読んでいるからか、どうも文章が硬い 主人公たちは現在イタリアで生活しているのだけど、イギリス人 これは、小説よりも映画で有名です。 ちょっと手強いけれど、独特の深みがあって味わい深い小説です。 |
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