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廣平楊式太極拳
この廣平楊式は、18世紀 清時代の中国、永年県廣平市(北京から 300kM南に位 置する市)の楊家の名前に由来しており、楊露襌(YANG LU-CHAN )から息子の楊班候(YANG PANーHOU)によって、一般にほとんど知られることなく密かに受け継がれてきた太極拳である。 太極拳とは 太極とは、万物の根源という意味である。古代中国の周時代に、人間は宇宙の万物の一部であり、いかに自然界と調和して生きるか、その知恵と方法として考案された中国思想の基礎である「易経」を基にしてできたのが、太極拳である。 その「易経」の一節に「易に太極あり、これ両儀を生じる。」とある。万物の根源に太極があり、それはまた易の根源でもあるのだが、その太極から陰と陽が生まれるという意味である。 「陰陽 交和して変化を生ず。」といわれているように、太極拳は、陰と陽のエネルギーを調和して気を動かし、心身のバランスを養う。そのバランスがくずれて生じる虚弱や病気、ストレスなどを癒すのに役立つ。足からもう片方の足へ、非常にゆっくりした動作から速い動作へと相互に動かすことによって、精神を安定させ、血液、内臓、筋肉、腱、靭帯を強靱にする。そして、中国の伝統医学療法から考案されたストレッチ、瞑想は、必ず意識の集中力を高めていく。廣平楊式太極拳の64型は、易経の64卦からきている。 |