2号のきまぐれ写真日記「オキシジェン・デストロイヤー」略して「ブル−タル東中野」

1998-10-5

ブルーマウンテンのような、阿片窟にたどり着いた弱い鬼達の流す
もう戻ってこない彷徨とゆう名の涙の匂いのする長い日々が終わり、
今日からまた変拍子を刻むブリキの太鼓隊のような街の雑踏の中に身を投じ、
甘いジルバのリズムに乗って、醒めたアスファルトの失笑を買いながら、
不器用なステップを踏む日々が始まった。

僕の左足は自我を失った子猫のように痛み出し、
甘い水を湛える甘美で美しい泉への道を消失させる。
深い谷底の中にある唯一明かりを輝かせている
とうの昔に忘れ去られた黒薔薇の館を見つけた旅人の
安心と恐怖、希望と絶望のような煙が僕を包む。
そして・・・、
こちらの世界の方がお前の住む輪廻のような世界よりも
ずっと住み易いぞ。と言わんばかりに僕の周りを更に包む。

仕方が無く僕は、
もっと居心地の良い此処ではない何処かを求めて
19時ちょうどの車輪に掴まり、大人ぶっている子供のように振る舞っている
夕方でもなく夜でもない主を待つ街へと旅に出てみた。

行き着いたところには、人の中枢を司る機能を
食べかけのマシュマロのように、全てではないが確かにそこにあるように
完全では無いが、確かに支配できる力を持つ、白ではないが白に近い
カルカッタのモーテルの窓から見た、この下では全てのモノが
それぞれの意志であったり、もしくは意志とは関係なく日々を動かして
いる事を感じさせるような包み込むような青い空の色をした人が
今にも壁に隙間を作りその中で過ぎ去った昨日を夢そうな感じで
僕を出迎えた。

そこで僕は黙して何も語らない蝙蝠のように、
自分では気づかず、ただ雪の世界の伝説を映した
真実の鏡を覗き込む事しか出来ずにただ黙ってそこを離れた。
伝説が反転して映っていることも知らずに・・・。

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kouen.jpg
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1998-10-5
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PARAGRAPH-1
いやね、今までさ結構仕事が休みだったのよ。
もうほんと、「天井のシミ数えてな」って言うくらい長い休みだったわけで、
おかげで脳味噌が小人さんの自動運転状態でした。
でも、それも今日から仕事再会。
ソレも朝7時集合だっつーんだからそりゃ眠いわな。
思わず自動書記。ペーシェンス・ワーカー。
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PARAGRAPH-2
前おっさんに角材落とされた
左足の親指がさ、ナンカ膿んで来ちゃってさ、
中からマスタードがヌメーっと出て来ちゃって、むちゃくちゃ痛かったんよ。
そりゃあんた。肌寒くてもサンダル履き。
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PARAGRAPH-3
おかげでさ、酒飲むともっと痛くなるから
煙草の量も増えるよね。
おかげでジワジワと小銭が消えテク。
オリジン弁当一直線。
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PARAGRAPH-4
結局さ病院行ったのよ。それも夜間診療に。
そしたらさ当直が脳神経外科医でさ、いかにもやる気無さそーに
「専門外なんだよねー。僕はアタマいぢんの専門だからさ。
いや、別に出来るんだけどね。治療は。」
とかぬかしやがる。しまいにゃ、
「今日は応急処置だけで後日外科のセンセイが居るときにまた来たら?」
などと言う始末。
そりゃコロニーも落とすっつーの。マチルダさーん!!
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PARAGRAPH-5
仕方がないからそのまま帰ったよ。
とりあえず消毒と化膿止め貰ったよ。
したら受付のあんちゃんに
「時間外なので精算できません。預かり金として5000円下さい。」
って言われちゃったよ。
消毒液はイソジン。化膿止めは9錠。ソレで5000円?
はーまた行って差額返して貰わなきゃ。
社会人3割負担。
しょうがないので労災申請。
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「訳して!まもる君。君の瞳は万里の長城の突端で演歌歌手が営業をやっているようだ。ver,0.0.8」
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ちなみにリズムマシーンの名前は「山さん」。

2号


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