2001年11月4日のゲームの感想
「モンタナ+ヤング÷2=ギャノン?」

 第8週、デンバーatオークランドを見ました。AFCウエストの3すくみ状態-デンバーはオークランドに強く、オークランドはカンザスシティに強く、カンザスはデンバーに強い-という状況はもう随分長いこと続いていますが、デンバーはオークランドに7連勝中。就任4年目のオークランドのグルーデンHCはデンバー相手に勝ちなしの6連敗中。一方デンバーのシャナハンHCの最初のヘッドコーチキャリアのスタートはレイダース、しかも途中解雇の憂き目にあっています。しかもグルーデンもシャナハンHCも共ににウエストコーストオフェンスを操るサンフラン時代のホルムグレンの弟子対決。因縁のマンデーナイトでした。

 ゲームは最初のシリーズで決したと言って良かったでしょう。多彩なフォーメーションからWRブラウンへの執拗なパスでウエストコーストオフェンスを進めTDしたオークランドに対し、デンバーはリバース、ブーツレッグとからめ手で攻めRBデイヴィスのランを前面に押し出しました。しかしパスミスやフォルススタートなどのミスでFG止まり。

 結局デンバーは3Qに相手のパスインターフェアーでモメンタムを掴み、リズムを取り戻すものの、次のシリーズでオークランドにTDを許し、しかもQBグリーシーのパスは微妙にタイミングがずれっぱなし、いらないところで15ヤードの罰退を受けたりと、いつものデンバーらしくありません。せっかくの追い上げムードも4Qのグリーシーが与えた2つのインターセプトで万事休すでした。

 このゲーム特筆すべき点はオークランドのQBギャノンの素晴らしいリードぶりでした。ショートパスを我慢強く投げ分け、それでいて要所でランも見せ、オフェンスを確固たる意志を持って進めていました。もちろんモンタナにもヤングにも届かないかも知れませんが、ウエストコーストオフェンスを進めるQBとしては今リーグ1なのではないでしょうか。

 ゲームには俳優のトム・ハンクスが来ていたり、MLBオークランド・アスレチックスのジェイソン・ジオンビーが来ていたり、マンデーナイトフットボール20000得点目をデンバーのKイーラムが得点するなど華やかな感じでした。「カットブロック」の説明を画面でしていましたが、個人的にはアメリカの人の知識の深さに感心すると共に、テレビじゃ分かんないよな、と思いました。


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