☆7月12日(日)第23回福岡アジア映画祭2009無事終了。福岡グランプリ2009は、韓国映画「甘いウソ」になりました。初めての福岡、初めての映画祭参加で、まさかグランプリを受賞するとは夢にも思っていなかったようで、チョン・ジョンファ監督は、大感激でした。"Lost & Found" (Korea) won the Fukuoka
Grand Prix 2009 on July 12.
第23回福岡アジア映画祭2009 ◎オープニング特別上映
『カン・チョルジュン/公共の敵1-1』Public Enemy Returns
韓国・2008年・127分 監督:カン・ウソク
「公共の敵」のカン・チョルジュン(ソル・ギョング)が再び帰ってきた!彼の新たなる敵は、学生たちを訓練し、プロの犯罪者集団を育成する巨成グループのイ会長。それを「トンマッコル」などで人気のチョン・ジェヨンが演じている。壮絶なアクションは必見!日本初公開!
『ミスにんじん』 Crush and Blush 韓国・2008年・101分 監督:イ・ギョンミ
高校のロシア語教師ミスク(コン・ヒョジン)は、同僚のソ先生が自分に気があると信じ込んできた。だが、新任の美人教師が入ってきたことで不安が高まり、落ちこぼれの女生徒と組み、想像を絶する行動に出るのだが…。パク・チャヌク製作。ポン・ジュノ監督もカメオ出演。日本初公開!
『甘いウソ』Lost & Found 韓国・2008年・114分 監督:チョン・ジョンファ
売れない放送作家ジホは車にはねられるが、運転していたのは初恋のイケメン男性ミヌ。病院に運ばれた彼女は、記憶喪失のふりをしてミヌの家へ。果たして、ジホは、どこまでウソを突き通せるのか?パク・チニ、チョ・ハンソン、イ・ギウ主演のラブコメ。日本初公開!
『8日間の謎』The 8th Day タイ・2008年・90分 監督:チャッチャイ・ヨートセニー
タイのとある住宅街。誰も気にしない寂れた家に一人住まいの老婆がいた。向かいの家に医大生が帰省中のある日、少女の失踪事件が起きた。少女は行方不明のまま一日、一日が過ぎて…。モノクロとカラーの映像を巧みに駆使したタイのサスペンス・ミステリー。日本初公開!
『色彩の記憶』The Beautiful Way of Life 日本・2008年・70分・DV 監督:御法川修
日本の色彩を生み出す匠たちの肖像。上質の美をみつめたアート・ドキュメンタリー。美容界をリードするカラースペシャリスト、京都西陣織の匠、有田窯の陶工(馬場真右エ門)。豊かな感受性で、独自の色彩を創造する表現者たちの技と心に迫る。九州初公開!
『空想の森』 Smell of Sunshine 日本・2008年・129分・DV 監督:田代陽子
農ある暮らし。重ねた時間には陽と土の匂いが漂う。働く人々、動物、野菜、家族や子育て、そしてお祭り。北海道新得町の農場、共働学舎での日々の暮らしを、7年間にわたって映像に捉え、食と人を見つめるエコロジカル・ドキュメンタリー。九州初公開!
『彼氏に振られて四国って、お遍路、歩く禅』 Dumped
by A man and then to Shikoku? Ohenro, Walking Zen 韓国・日本・2008年・73分・DV 監督:金知映(キム・ジヨン)
韓国の一流企業を辞めて、日本にやってきた女性キム・ジヨン。三十路で無職の独身、異国で貯金なし、自信はなし。四国八十八ケ所のお遍路の旅に出るにはピッタリだった。そして、旅でさまざまな女性たちに出会う。ユニークな体験ドキュメンタリー。九州初公開!
『ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1』
Brian & Co. Parliament Square S.W.1 イギリス・日本・2009年・97分・DVD 監督:早川由美子
ロンドンの国会議事堂前にテントを張り、7年間以上、家にも帰らず、1日も休まず、英米政府のテロ撲滅戦争に、抗議をし続けている男ブライアン・ホウ。彼の共鳴者たち、政府の動き、一般人の反応をカメラは追っていく。自由な発言の重要性を再認識させられる。九州初公開!
『八人目の侍』 The 8th Samurai アメリカ・2008年・28分 DV 監督:ジャスティン・アンブロシーノ
最初、侍の数は八人だった。ところが、クランクイン直前に夢を見た監督は「侍は、七人だ!」と叫ぶ。果たして、“8番目の侍”で初の大役に抜擢された俳優の運命は?巨匠・黒澤明の「七人の侍」へのオマージュ。出演者は、アメリカで活躍する日本人俳優たち。日本初公開!
『犬みたいな家族』A Puppy, Our Family
韓国・2008年・30分・DV 監督:パク・ジェヨン、パク・スヨン
新しいマンションに引っ越すことになった家族。ところが、そこでは犬は飼うことができないため、可愛がられてきた子犬のポピーはすんなり捨てられてしまった。そして、怒りのポピーの復讐劇が始まる!動物虐待問題をホラーで演出した異色コメディ。日本初公開!
『光の夏』Summer of Magic 台湾・2008年・30分・DV 監督:ワン・チェンヤン
ピアノを習いたい少年ホンは、おばあちゃんに頼んでもらい、知り合いの家にあるピアノを弾かせてもらうが、その上に飾られている老婦人の遺影がピアノを触らせまいとし、少年は恐くてピアノの練習を止めてしまう。そんな頃、飼っていた猫が事故に遭って...。日本初公開!
『シャティーラ・キャンプの子供たち』Children
of Shatila パレスチナ・レバノン・1998年・47分・DV 監督:メイ・マスリ
「パレスチナに住む鳥はこの難民キャンプの鳥とは違っているかも」「ここの鳥を見ても故郷の鳥の色は分からないでしょ?」祖父母の代にパレスチナを追放されて50年。虐殺・病気・飢え…レバノンの難民キャンプで過酷な現実を生きていく子どもたち。九州初公開!
◎福岡アジア映画祭基金にご協力を!
私たちの「福岡アジア映画祭」は、100名以上のボランティアと地元企業を始めとするさまざまな協賛金、そして全国から寄せられた「福岡アジア映画祭基金」によって、すべてが運営されています。皆様の温かい募金をお待ちしています。
郵便振替 01790-4-71389
口座名 福岡アジア映画祭基金
☆料金:前売(1作品券)¥1400
(5作品券)¥6000、(10作品券)¥10000
当日(一般)¥1800、(大学)¥1500、(高中・シニア60才以上)¥1000
11日夜パーティーチケット¥4000(当日¥4500)
*前売券は、チケットぴあ、ファミリーマート(Pコード:460-802)、ローソンチケット(Lコード:82184)、九州日仏学館、キャナルシティ、博多リバレイン地下アートリエなどにて発売中!パーティーチケットは、メールでの予約のみで受け付けています。7月11日(土)21:30〜24:00(e-mail:
faff@gol.com)
◎GUESTS 予定 イ・ギョンミ監督(韓国)、チョン・ジョンファ監督(韓国)、御法川修監督(日本)、馬場真右ェ門(日本)、井手口直樹プロデューサー(日本)、金知映(キム・ジヨン)監督(韓国)、蜷川澄村プロデューサー(日本)、早川由美子監督(日本)、田代陽子監督(日本)、キム・ドンホ釜山国際映画祭ディレクター(韓国)、セバスティアン・プロー(九州日仏学館)ほか。
◎ゲスト作品については、上映後ティーチ・イン(質疑応答)を行います。
☆主催:福岡アジア映画祭実行委員会 電話092ー733ー0949 ☆映画祭ホームページ http://www2.gol.com/users/faff/faff.html e-mail:
faff@gol.com
*上映作品、ゲストなどが変更になる場合があります。